背徳の夜
ちょっとのってきたのでもう少し書こうかな
シノブが遠方での仕事で家を空ける夜。
アオイとヒカルは、シノブの部屋で二人きりだった。アオイは、シノブの匂いが残る部屋で、ヒカルと向き合うことに言いようのない不安を感じていた。ヒカルもまた、言葉を失っていた。二人の間には、シノブという存在を介さずに互いを意識する、張り詰めた空気が流れていた。
ヒカルは、アオイの寂しげな瞳を見つめる。アオイが、シノブの愛を独り占めできない苦しみに耐えていることを、ヒカルは痛いほど理解していた。その感情は、ヒカル自身が抱えていた、シノブへの満たされない愛と酷似していた。
「……シノビがいないと、寂しい?」
ヒカルの問いかけに、アオイは何も答えず、ただ涙を流した。ヒカルは、その涙をそっと指で拭った。その温もりが、アオイの心の奥底に染み込んでいく。
「二人は、似ているのかもしれない」
アオイの言葉に、ヒカルは静かに頷いた。
愛する人を独占できない苦しみ。その共通の感情が、二人の距離を急激に縮めていく。互いの孤独を埋めるように、二人は静かに、そして激しく、唇を重ねた。
アオイは、シノブに捧げてきたはずの愛が、ヒカルにも向けられていることに、深い罪悪感を覚える。しかし、その背徳感が、アオイの心を、深く、熱く燃え上がらせていた。ヒカルは、アオイの狂おしいほどの情熱に陶酔していた。シノブには見せない、アオイの激しい愛と、ヒカルの歪んだ支配欲。その二つの感情が、シノブの不在という背徳的な状況の中で、一つの熱を帯びていく。それは、シノブへの裏切りでありながら、互いの孤独を癒すための、悲しくも官能的な行為だった。
やがて、夜が明ける頃。
二人は、何も言わずにシノブの部屋を後にした。しかし、彼らの心には、シノブが知らない、二人だけの秘密が深く刻み込まれていた。この夜を境に、3人の愛憎は、さらに複雑で、泥沼のような様相を呈していくのだった。
書いてる自分に背徳感です。
星がほしい!




