表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

揺れる関係と秘密の夜

ベタです



東京での再会から数日後、シノブは意を決して、アオイに電話をかけた。トラックのエンジン音が静かな夜に、心臓の鼓動だけがやけに大きく聞こえる。

「もしもし、アオ?」

アオイの声は少し驚いていたが、優しかった。シノブは言葉を探す。

「アオイ…あのさ、話があるんだ」

電話の向こうで、わずかな沈黙があった。

「うん、聞くよ」

その一言が、シノブの背中を押した。

「自分、アオイのことが、幼馴染としてじゃなくて……その、好きだ」

一呼吸置いた後、アオイは静かに答える。

「うん、知ってたよ。……実は、同じ気持ちだった」

両想いだと知ったシノブの心は、歓喜で満たされた。二人は恋人になることを決め、近いうちに二人だけで会う約束をする。

翌日。ヒカルは、アオイからシノブと付き合うことになったと告げられた。

「そっか……おめでとう」

ヒカルは無理に笑顔を作ってアオイを祝福した。しかし、ヒカルの心には、これまで誰にも言えなかったシノブへの恋心が渦巻いていた。幼馴染として、ただ側にいるだけで満たされると思っていた。だが、アオイとシノブが恋人になったと知ってから、その気持ちは抑えきれない嫉妬へと変わっていく。

アオイは気づいていた。ヒカルが、どこか自分を遠ざけようとしていることに。

その夜。ヒカルは、自分の歪んだ感情から逃れるように、スマートフォンを手に電話する。

『シノビ、今、何してる?』


『トラック運転中。ヒカルは?』 


『家。なんだか眠れなくて』 


それから、他愛もない会話が続いた。ヒカルは、アオイが知らないシノブの顔を知りたいと思った。その会話は、ヒカルにとっての密かな安らぎとなり、3人の関係を少しずつ変えていくのだった。

この後3人はやっぱりそうなっていくのかと思うでしょ

もう4時だ!!

頑張って書くので評価よろしくお願いします。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ