4-4 智川 龍美(ともかわ りゅうみ)
4-4 智川 龍美
智川 龍美は大学を卒業後、就職先で失恋をして職を辞した。することもないので父の研究を手伝う。すると、やがて世界は滅びることになった。やらかしたのは、父、虎太郎。研究が原因で真空消滅を引き起こす事態となった。同様の研究から得た様々な技術展開によって、別宇宙の人を呼び、こっちに来させて、どうこうしてもらおうと言うことで、龍美は別世界の人を呼んできた。
毎回が初回の42回目、なんの因果かうんこの真上、叩いたのは三弥栄の肩。使節者は、別宇宙のフラクタル次元の重ね合わせにより位置と性質で選定される。「エキナの敷地範囲」にいる「最も世界への影響が薄い存在」これが選定条件。
龍美の世界を救えるのは「この時この場所にいる最弱者」と言うことである。三弥栄は世界から居なくなっても影響ないからと見捨てられて選ばれた。
世界を救う最弱者。
42回目、ホログラムの龍美が三弥栄の肩を「叩く」と言うのは、それが物理的な触感なのか、別の感覚なのかは分からない。ただ、龍美も三弥栄も、触れたし触れられたと認識している。
龍美は、三弥栄を見つけた瞬間、その後ろ姿を見て「触れよう」とした。「触れたい」と確定した龍美の感覚がそのまま三弥栄に届いたのかも知れないし、理由などない出来事なのかもしれない。
龍美も三弥栄も知ることはないが、ホログラムの龍美が触れたのは三弥栄だけである。他の41名の使節者(H2Bや久慈)にはない「接触」であった。
そして三弥栄は初めて身体ごとSSへ使節することに成功した。




