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<87> 帰り道

 旅に出るときは楽しくウキウキ気分になるものだが、帰り道ともなれば何故か(わび)しくなるものだ。人生も同じで、ある頃を境にして帰り道となる。退職して第二の人生と呼ばれる頃だが、帰り道は、よほど計画的に楽しみを作らないと侘しくなる。年老いて侘しくなるのは戴けません。^^

 川石は、今年の春に退職した初老の男である。振り返れば、川石には勤め以外、人生に何も残っていなかった。実に侘しい話である。縁遠く、家族も出来ず、かといって不幸とも思えない人生を辿ってきた川石だったが、退職後、通勤することも無くなると、何故か空白の時間が出来ていた。ふと人生を振り返れば、何も残っていない自分に、ぅぅぅ…と泣き始め、ははは…と、また(わら)った。してしばらくし、泣きながら哂った。^^ そんな川石だったが、ひょんなことで川石の帰り道の人生は一変したのである。それが何だったのか? は、読者の想像にお任せしたい。

 帰り道でも、ふたたび、これから…と思えるようなことが起きますから、最後まで人生は捨てられません。^^


                  完

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