<65> 買物
人生を歩む上で買物は欠かせない。その買物には[1]追い込まれた買物、[2]フツゥ~の買物、[3]ゆとりのある買物のといった三つの買い方が存在する。まあ、ゆとりのある買物ばかりになるに越したことはないのだが、そうは問屋が卸さないので小売りが困り、品が買えないから私達は苦労する訳です。^^
宮坂はいつものように食料品の買物に出かけた。生きるためには必要な食料品の買物だから、この場合の買い方は[2]なのだが、無くなれば困るのだから[1]の買い方とも言えた。少し美味しい品を…という下心もあったから、僅かながら[3]の買い方も含まれていたかも知れない。^^だが総じて平均をすれば、[2]の買い方という結論だった。^^
帰宅した宮坂は冷蔵庫へ買った品々を収納し、人心地がついた。週に一度の義務のような買物だったが、これで一週間ほどは食の方は困らない…という深層心理の人心地である。^^
人は食べないと生きていけない・・という制限がある。宮坂は、何とか食べずに生きていける方法はないものか? と馬鹿になったように考えた。そんな便利な方法があれば誰も苦労しない、のにである。満腹感を味わえ、栄養価も申し分なく、少しの量で生きていける製品の開発か…とも思えたが、それでは美味しい食感が消えて味気ないだろう…と思え、考えないことにした。
人生に買物は付きものですが、何も心配する必要がないゆとりのある買物を出来るのが一番ですよね。^^
完




