繋がる情報
「なんか聞きたいことあるか?なかったらどんどん言っていくが…」
スッと1人手を挙げる
「ロッソ。なにか?」
「いや、質問っていう感じなんだが。11人と聞いていたが、10人しかここには居ないからな…。もう1人はどうした?」
「あ〜。今何時だ?」
「7時1分」
「そろそろ来ると思うぞ」
「そろそろ?」
すると上からガタガタと足音が鳴る。音の様子からしてかなり焦っていることが分かる
「あっ。治ったぽいね」
「今メモを見て急いで来てるんだろ」
「この足音がもう1人のお仲間さんか?」
「そうだよ。いろいろあって遅れてるのは申し訳ない…」
ドタドタと階級を激しく降りる音が近づいてくる
「ご、こめ〜ん!」
「きたきた」
「よう。大丈夫?」
「ニヤニヤしながら言うな!アヌビスから聞いてまじで恥ずかしい…」
「元気だな…」
「タイミングもバッチリだから大丈夫だぞ那々実」
「…黒歴史が増えました」
「聞きたいことがないなら言ってくぞ。途中質問あれば言ってくれ。まず1つ目は浄化が洗脳に近いものを受けていてな、それで…」
「待て待て待て。さっそくやばいこと言ったな」
「洗脳に近いものというのは?」
「記憶操作というものらしいです…」
「記憶操作!?そんなのアリなんですか!」
「アリなんだよね〜。ウノ」
「ほら、君たちのボスも不思議な力持ってるでしょ?あれと似たようなもんよ」
「確かに、不思議な力があるのは知っていましたが…」
(そうか…ロッソの部下は神に目覚めていない。だからここにいる神々達も見えて居ないのか…)
「そうなんですか兄貴?」
「まぁそうだな」
「で、その記憶操作で誤解が生まれてモルテとか審判と戦うことになったんだよね」
「そうなのか?」
「はい…」
「びっくりしたネ!」
「biッくリ」
「記憶操作にかかったのは私とブラペでして…」
「その記憶操作したのは誰なんだい?」
「黒洞々という組織の者達の内の1人にやられました…」
「黒洞々?聞いたことねぇな」
「そうだね。ここらじゃ聞かない名前だ」
「え。その名前聞いてないけど?」
「昨日記憶を改めて整理した結果。うっすらとその名前を言っていた事を思い出しまして」
「へ〜。黒洞々ね………。ちょい待って!」
「どこ行くの那々実ちゃん!」
「その名前。聞いたことあるような気がするから探してくる!」
「了解。場所は分かるんだろうな?」
「分かってるって!アヌビスも探してくれるよね!」
『……いいでしょう』
「よし。行くぞ〜!」
「てことで、戻って来る間に他の事も言っておく。まず、警察の秘密組織である特殊科学班が接触してきた」
「都市伝説扱いされてたけど。本当にいるなら話しは違ってくるんだよね…」
「国が関わっているってことか?」
「そう考えるのが妥当かと思うね」
「国が何を考えているのかが分からない以上無駄な動きはしたくはないね」
「なんなら三大組織の対立を生み出したのも糸的かもしれないからね…」
「なにが目的なんだか…」
「ありましたー!」
「もう帰ってきたの?」
「ちゃんと見つけられたよ!私がよく行ってる情報屋から手に入れた情報でさ。あんまりよく分からない情報だったから言わなかったこともあるんだけど……これ!見て!」
バンとテーブルに数枚の紙を叩きつける
「黒洞々…」
「警察の秘密組織の1つってことか…」
「だるいな…これで国関わってるのがほぼ確定したぞ」
「この紙は?」
「それは特殊科学班のやつ」
「ははぁん。なるほどねぇ」
「こりゃ…かなり複雑に絡み合ってるな」
もしかしたら国が関わってるかも知れないというね…。ちなみに黒洞々は全員で5人いる




