会談
「具体的には?」
「まず状況の整理からしたいと思う。孤華」
「これ作ったのよ。時系列のような物なんだけどね」
「よく出来てるな」
「さすが器用」
「問題が起こったのはここだ」
清川がトンと指を置く
「審判と浄化が戦う原因と思われる。朱雲殺害」
「皆さんには詳細を聞きたいのです。よろしいですか?」
「かまわないけど…」
「つ、つらかったら全然大丈夫だからね!」
「いえ…大丈夫よ。どこから話そうかしら。あの時」
「すみません。少々出かけてまいります」
「朱雲どちらに?」
「用事と言ったほうがいいですかね。すぐ戻ります」
「分かりました。気おつけて」
「はい。それでは」
「このような会話でしたね」
「用事とはなにか聞きました?」
「特に…。朱雲はよく出かけるので同じところかなと」
「同じところ?」
「えぇ。彼は近くの寺によく行っていましてね」
「寺に勤めてたの?」
「そんなところです」
「ですが…噂ではどこかと繋がりがあったと」
「どこかって?」
「分かりません。聞こうにもはぐらかされてましたので」
「謎多すぎんか」
「てか怪しい。すごく怪しい」
「激しく同意」
「デモ。帰って来るのが遅くて皆で探しに行ったラ。死ンデタ。見るも無惨な姿デ」
「この子は行かなかったのだけれど、私たちの雰囲気から朱雲が死んでしまったと理解してしまって、慰めるのが大変だったわ」
「なんかなかったか?戦闘跡とか」
「いえ特になかったわ。周りの状況からじゃなにも…」
「これは重要案件だな」
「あとでまた調べとくわ。防犯カメラ漁りまくる」
「よろしく勢蔵」
「……?」
「変な感じがします…頭が混乱してきて…」
「かなり早いな。もうやっちまうか。頼めるか天照」
『もちろんです。さぁこちらに顔を上げて』
『どうですかお姉様』
『清川の言う通り。記憶操作が施された跡がある。この2人にね』
「私が?」
「まさか…そんな。どこでやられたのか分からない…」
『いいから動かないで。すぐに終わらせるわ』
「この国の守り神様だ安心しろ」
『太陽の光は高天原を照らし、その光が導かん』
天照の手がかすかに光る
『なるほど』
「終わったのか?」
『いえ、最後は月読が。私はやりやすいように手引きをしただけなので』
『お任せください。ほのかに照らす月夜の光よ。かの者達の記憶の異常を取り除き給え』
特になにも起こらなかったように見えるが、2人の表情の変わりようを見ると効果は明らかであった
『ふむ。思い出したようだな』
「っ……」
「そ、そうだった。私たちは…」
『まぁ。記憶を覗かせてもらったが…仲間が殺されたところに居合わせたんだな』
「まぁじか」
「そう来たか…」
「そ、そうなノ!?」
「……感謝します。天照様、月読様。おかげで思い出す事ができました」
『礼はいい。早く話してやってくれ』
「では話します。ちゃんとした情報を」
やっぱり神さまチートやな…。ちなみに記憶操作により勘違いもめっちゃあった。あとアマテラスとツクヨミは異常を取り除くのに長けてる




