風の音
皆がそれぞれできることをやっている頃
「どこまで続いてるんだろ…これ」
「みうちゃん」
「どうしたの?波奈ちゃん」
「風の音がする」
「!。聞こえるの!?」
「うん。でも音からしてかなり小さい穴だと思う」
「全然いいよ!これで突破口が見つかった!」
『そうか、お主は風を読めるのであったな。志那都比古よ』
『これぐらい朝飯前だよ、思金の爺さん』
『若いのはいいのぉ』
『でも年を重ねていれば知っていることだって増えるじゃん?』
『しかし長生きしてると嫌な事も見る羽目になるんじゃぞ?』
『それは神さまだから仕方ないよ!僕達は人を見守るために命が半永久的に長いんだから』
「なんかもう孫を見守るお爺さんのような雰囲気を醸し出してる」
「よくこんな状況でほわほわ雰囲気だせるね…」
「で、風はどこから来てる?」
『風はこの方向から感じる』
志那都比古の指はまっすぐ後ろ側を向いている
「まさかの逆方向」
「あら〜。そっちか…」
「となるとこっちに進んで行けばいいってことだよね?」
「そうだね。行こうか!」
「話しながら行こうよ。それの方が気持ちが楽だし」
「いいね!それじゃなにかいい話題ある?」
「そういやさ、情報収集の場所にいたの?持ってる人」
「いたよ。マフィアのボスでねまとめあげるのはうまいね」
「話したの?」
「もちろん話したよ。以外に話通じたしちゃんと考えてるからいい人を見つけたなって」
『どのような神だったの?』
『女神でな。えっと名前、名前は…ネ、ネエメスみたいな名前だったんだが…』
「ネメシスね」
『そうそう。それじゃ!』
『物忘れがひどくなってるんじゃないか?』
『そうかもな…だが知恵はたくさんあるからの!』
「へ〜。でもそのマフィア最近まで知らなかったんだよね…なんでだろ」
「それね。彼ら違う国から来たっぽいんだよね」
「ち、違う国!?」
(まさかの海外からやってきましたパターン!?なにそれ、だから耳にも入んなかったのか…納得)
「それに数年ぐらいは第三都市で活動してたっぽいからなおさら分からないというね」
『へ〜!会ってみたい!』
『だが能力も厄介そうだったの』
「そうよね、複雑能力だったよ」
「え!能力のこと話してくれたの!?」
「うん。神さまについてまだあまり分かってないから考えを聞かせてほしいって言ってね。能力を教えてくれたの」
「え、えぇ…」
(普通は教えないんだけど…それぐらい難しい能力なのかな。思金の知恵なら解決できる可能性もあるし…winwinだったのかな)
「もしかして思金の知恵を貸したの?」
「そうだよ。知恵を貸す代わりに能力を言ってもらったの」
「それで、どのような能力だったの?」
「罪の枷」
さて、前出てきたマフィアのモナルカ・ロッソの神さまと能力が一応分かりました。ちなみにその能力はまじで複雑。次の話で詳しく説明します




