仲間
「うむむ…。皆と離れ離れになってしまった…」
『メーイ』
「『元気出せ』って…元気だよ?だけどさこのバグ模様が恐ろしいというかなんというか…」
『メメー。メーメ』
「『あの子供の能力怖い』確かに。かなり強い能力だけど…あんな子供が持ってるとなるとねぇ」
(でも子供が神さま持ってるってことは…生まれた時から持ってるっていう認識でいいよね。戦ってた波奈ちゃんとかから話は聞いてないけど。これが一番有力かな…)
「これって動かない方がいいと思う?」
『メ』
「だよね。動いて変なところ行ったら嫌だし…」
(でも動かなかったら誰も見つけられないのでは!?)
「ん〜…とりあえず考えをまとめようか」
『メ!』
「まず子供の能力はバグで間違いない。だからバグを自由に操れる?神はアーテー。聞いたことないけど…」
『メー!メー!』
「ん?『誰か来る』って?」
(どうしよう。試してみたけど弾丸はろくにまっすぐに飛ばないし威力もほぼないに等しい…こんな状態で来られたら…)
『メ゙ー…メメ!メーメ!』
「『仲間!仲間だ!』あらまじか。ならいいんだけど…」
(一応構えてはおくか…)
『メメ』
「『あと少し』ね。了解」
『メメーメ!』
「『もう目の前』!?どこ?」
モゴモゴ
(うおっ!なんかあそこのバグ模様が小刻みに動いてる!)
「……!」
「……。……!?」
「なんか聞き覚えのある声が?」
「ぉぉ!」
「やっと出れた!」
「紅璃!酪太!どうしてここに!?」
「ん?うぉー!きたきた!やっと合流できたわ…」
「まじ疲れた」
「え?え?どゆこと?」
「お前がずっと移動しまくるから合流するのに時間かかったんだよ」
「嘘…移動してたって。感覚ないんだけど…」
『おそらく空間自体が移動してるので気が付かなかったのだろう』
『まぁ理由としてはこれだよな』
「あれ?なんか見覚えのない神さまいらっしゃる?」
「あぁ…。ご紹介しなければ、こちら…」
『俺はインドラ。こいつの神だ』
「ほわぁ?」
「短くしすぎじゃね?」
『む?そうか?』
「えっとね。このインドラっていうのが私の神さまで、雷の神さまなんだって」
「へ、へぇ。なるほどね」
『メ』
『おぉ!お前がメジェドか。噂には聞いていたが可愛らしい見た目してるじゃないか!』
『メ〜!』
「メジェドが撫で回されている…」
『しかしなんと言っているのか分からないのは俺だけか?』
『いや、我も分からん。分かるのは宿している者だけだ』
「そうなんだよな。ほんとにメジェドの言ってることは分からん」
「うんうん」
「でも、よく見つけられたね。あれか神気辿ってきた?」
「正解!よくわかったな!」
「たぶんこれぐらいしかないでしょ」
「でも近くにはお前しか感じられなかったらしいんだよ。あとは反応なし」
「だから一旦知香のところ行こうってなったわけ」
「そうゆうことね。でもまだこっから出れる方法は分からないよ?」
「だよな。他の皆が無事ならいいんだが…」
インドラさんメジェドに会えてご満悦のご様子。ちなみにインドラはメジェドを最後の方はずっと撫で回してました。本人いわく『なんか不思議な感覚。ぷにぷにしてて癖になる』ということです




