情報収集開始!
<勢蔵幸大・咫村双人>
「で?どうするんだ?」
「そうだな〜、浄化関連で探ってみるか!」
「だとしたら…ネオン街に支部っぽいの…なかったか?」
「そういやあったな!よし、行くか!」
「この格好じゃ怪しまれるだろ…」
審判の服は黒が多くあとは少し模様が入ってるぐらいなので悪い意味で目立つ
「え〜…どうするんだよ」
「ネオン街の少し離れた所でも店はあるからそこで服買うしかない」
「そうだな、そうしますか」
〜ネオン郊外〜
カランカラン
「いらっしゃい!」
「どうも」
ペコ
「兄ちゃん達ずいぶん真っ黒な洋服だね〜」
「いや〜、仕事で汚れるので。汚れても黒なら目立たないんですよ」
「それは大変だねぇ。で、どんなのがいいんだい?」
「これからネオン街に行くので…」
「ネオン街行くのかい!ならそんなんじゃだめだね!この私に任せなよ!」
「お願いします!」
「え…あっ、お願いします」
「よし、そこのガタイのいい兄ちゃんにはこれだ。ジーンズと中は白の半袖で上から黒のパーカーだよ。ネオン街は熱気がすごいからね」
「うぉ〜!ありがとうございます!」
「そしてそこの暗めの兄ちゃんには。バギーパンツと白の長袖、ロングカーディガン。これでいきな」
「いい…!」
「おばちゃんセンスいいね!いくら?」
「まぁね、3万7000だよ」
「分割するか、1万8500ずつ払うでいいか?」
「それでいい」
「はい、ぴったりね。着替え室貸してあげるから、着替えてから行きな」
「ありがとうございます!」
「いや〜…いい買い物だったな」
「うん、満足」
「てか、そろそろだな」
「あぁ…ここのバーだ」
カチャ
「失礼」
入った瞬間の違和感。普通のバーであるならば客たちの話声やスタッフとの雑談などで賑わっているが、この日はやけに静かであった
「ここで合ってるよな?」
「間違いない、バー『四季』はここだ」
「にしては静かすぎだろ…客もいんのに」
「マスター」
「………」
「おい、大丈夫か?」
勢蔵が手をマスターに伸ばそうとした瞬間
「!、勢蔵離れろ!」
「えっ…」
ヒュンと風を切る音がする
「あっぶねぇ、センキュー咫村」
(まさかマスターがナイフで攻撃してくるとは、予想してなかったな…)
「あぁ…だがどうする?」
「マスターだけなら取り押さえて…」
「……いや、そう簡単じゃないな。周り見てみろ」
「客が!さっきまで静かに座ってたのに!」
「どいつもこいつも武器持ちやがって…」
「囲まれてんな〜これ」
「やるっきゃない…のか?」
「やらなきゃやられる。戦うぞ」
「そうしますか〜」
やっと次の話で戦闘シーンが出てきます!ちなみにチームごとに話書いて最終的に全員集合させるつもりです。