ゆくが如し
『で?なにから聞きたい?』
「…能力開花してないのに能力使える認定された謎について」
『すまん。それは答えられん』
「なんでや!」
『それは俺にも分からない。だが見えたんなら結果オーライだろ?』
「分かると思ってた私が駄目だったか…。ならなんで人に神さまが宿ってんの?普通は宿らなくね?」
『鋭いな』
「まぁね。でもそう言うなら理由があるんだよね?」
『ある。なぜ神達が人の体に宿っている理由はな、だが今ではない』
「え?」
『この話は仲間が全員目覚めたら話そう』
「かぁー!気になる言い方しといて!」
『はは。すまないな、期待させといて』
「ていうことは。皆神さまを持ってるってこと?」
『あぁ。そうだ、お前の中から見てたが全員持ってるぞ』
「まじか」
『まじだ。そろそろ着くぞ、この神気は…韋駄天だな』
「韋駄天。誰だろ?」
『韋駄天は走りの神なんて言われてるな』
「走りで見覚えあるのって…もしかして酪太かな?」
『もう少しだ』
(誰でもいいからまずは合流しなきゃ…)
「お〜い。こんちはぁっ!」
目の前に日本刀が突きつけられた
「誰だ」
「私だよ。水島紅璃!仲間でしょ!?」
「ん?あ!紅璃か。すまんすまん。びっくりさせたな」
「殺されるかと思ったよ」
「ごめんって。あれ、そいつ…」
「えっと。ご紹介します、私の神さまのインドラです」
『どうも。神気を辿ってきたんだ。韋駄天』
『なるほど、この仲間から感じていた神気は貴殿だったか』
「そのインドラって何の神さまなんだ?」
「確か雷の神とかだよね?」
『そうだ。雷霆神とも言われている』
「まぁ雷の神さまってことだろ」
『その認識でかまわない』
「でも神気を辿って来たのか。それいいな!」
「まさか本当に見つかるとは思ってなかったけど…」
「だけどこれって目覚めてる人限定だよな?」
「…でも見つからないよりはマシでしょ」
「確かにな。他に近くにはいないのか?」
『ここから斜めに45度程度行ったところにもう一つの反応がある。そこを目指して行けばよい』
「ならはやく行こうぜ!どれくらい離れてるんだ?」
『感じからして数十メートルぐらいだろう。そんなに距離はないぞ』
『この神気は見覚えがある。メジェドの神気だ』
『メジェド!?俺あいつに会ってみたかったんだよな!』
「メジェドって知香の神さまだよね」
「そういや同じグループに分かれてたよな」
「そう!まさかの神さま持ちとは驚いたけどね」
「最初は驚くよな。さてでは出発しますか」
『韋駄天の力を使えばあっという間なのでは?』
「それがな…」
『この空間で使うと思った方向にいけずに移動してしまうのでな、できる限り使ってないんだ』
『なるほどね』
「じゃ、泳いで行きますか」
「おう!」
合流!これからどんどん見つけて合流していくぞ!ちなみになぜメジェドに興味があるのかと言うと『謎に満ちた神は面白そう』だからです




