バグり
「ちょっと待て、宿ってる?俺にも?まじで言ってるのか?」
「まじで言ってる」
「詳しく知りたいんだが」
「その前にこの子を無力化しないとやばいから、無力化した後ね」
「いや、無力化って…」
(まずこのバグが邪魔で近づけないし。出てくる棘みたいなのも武器が通用しないから避けるので精一杯なのに)
「もちろん策はあるよ」
「あるんだ…」
「なに?てっきり無策で突っ込むと思った?」
「いや…まぁ」
「あの子はまだ子供だから手当たり次第やってる感じするのよね」
「裏を取れと?」
「そゆこと」
「この攻撃かいくぐっていくのは…」
「だから私が手伝う」
「もしかして…」
「私の神の能力で行ってもらう」
(波奈も神を宿していたのか…)
「結構驚かないね」
「内心はめっちゃびっくりしてる。策がそれなら速くやるぞ、攻撃避けるのもきつくなってきた」
「niィげチャ。daameェ」
「逃げてないし、避けてるんだって!」
「確かにきつくはなってきたわ…。志那都比古!」
『はいは〜い!』
「うおっ!いきなり出てくんのか…」
「はっきり見えてる感じ?」
「え?んまぁ。結構はっきりと」
『ほんと!じゃぁ声も聞こえるの!?』
「お、大声で喋るな…耳がキーンてする…」
「はっきり見えるならそろそろ覚醒してもいいんだけど…」
「作戦はなんだ!」
「あぁ、志那都比古は風の神なんよ。だから風を起こしてもらって、その風に乗って子供の背後とって」
「は?」
「そんじゃ。ことは急げ!いくよ!」
「待てって!」
「追い風!」
するとどこからともなく風が吹きだし…
ビュォォン
風の音が聞こえるほど強く吹き付ける
「え…!う、浮いてる!?」
「ちゃんとバランスとってね!今から送るよ!」
「nAニィしてるノ?」
「ん〜。風遊び?」
「遊びじゃ…」
『ていや!』
「おい!準備ってのが」
「ドコiッタァ?」
(まじで子供なんだな)
トン
子供の死角を通り風は咫村を子供の後へと運ぶ
(あんなに強い風だったのに、最後は安定してるな。会話で時間伸ばししてる。完全にこっちには意識が向いてない)
「ごめんな」
「ッ!ぅあ?」
(強めに叩かいたが…ちゃんと気絶してるな)
「たむナイス〜!」
『待て!そこのたむと言う奴!』
「俺?」
『離れろ!』
「は?」
ビッギガガキ
(気絶したはずなのにバグがさらに広がって…!)
「たむ!」
(波奈の鎖鎌!)
「捕まって!」
「分かった」
「よし。引っ張って!」
『向かい風!』
ビュン
「痛た…おい。勢いありすぎ!」
「仕方ないじゃん。緊急だったし」
「これはあれか?あの子の神か?」
「そうだね〜。かなり強いかも」
『あぁ!かわいそうな坊や…誰にやられたの?』
「nnン」
子供が2人に向かって指をさす
『そう…あなた達なのね。かわいい私の坊やに意地悪したのは!!』
「完全に気絶できてなかったか…すまん」
「いや気絶してても神は出てきただろうね。宿主の危機なんだから」
「え〜。気絶せても意味ないのか…」
『大丈夫。ちゃんと私が破壊しつくしてあげる』
「さらっとやばいこと言ってないか!?」
『だけど珍しいね。あんな子供に神がつくなんて』
「そうなの?」
『うん。普通大人が多いんだけど…』
『それは生まれた時から一緒だからよ』
「生まれ時から?」
『えぇ。生まれ時から、今までずっっとこの子のそばで守ってきたの』
「それならなんでさっきは守れなかったの?」
『それは…この子が強くなったの見てほしいって言ってて。私が手をだしたら悪いかと思ったの』
「手を出しにくいのはあるね…」
『でも今この子は助けを求めた。だから私が変わりにあなた達を倒してあげるわ』
「まさかの神ご自身と対決?」
(やばい…私はともかく。まだ覚醒していないたむが巻き込まれたら大怪我どころじゃ済まない…)
「たむ…後からサポートお願い」
「え」
「まだ覚醒してないから、私が彼女の戦う」
「それでも危険だろ!」
「そんな簡単には負けないよ。志那都比古もいるし」
『波奈の事はできる限り守って、ちゃんと戦うから平気だよ!』
「ったく、分かったサポートはする。だか俺も戦うからな」
「無理しない程度でね」
『あら。話は終わったの?』
「あなたこそ話てる間に攻撃すればよかったのに」
『あの子を安全な所に移動してたの。そうだ名前言ったほうがいいわよね。私は狂気の神アーテー。これからあなた達は自身の愚行を後悔することになるわ』
「後悔はしないと思うけど。まぁ、やったる」
『やっちゃうよー!』
「サポートだが、神と対決なんてイカれてるな」
これで一通りバトルの始まりは書けた!ちなみにこの世には生まれながらに神を宿してるのがレアだけどいる




