メンバー全員集合
「ったく、お前らのせいで10分遅れだ」
「ごめんね」
「すまん」
(こいつら…)
「謝意が感じられないのは気のせいか?」
「いいから行くよ、待ってるだろうし」
「そ…うだな」
ギィっと1枚の扉をあける。その中には…
「やぁーっと来た」
「10分遅れで言うことは?」
「主にコイツらのせい」
「まぁそれは後で聞くとしてだ。はじめまして、通匠会のボスである通利匠。俺は清川昴介この審判のリーダーをしてる」
「は、はじめまして。よく名前をご存知で」
「調べたんだ、こっちにはそうゆうの得意なやついるんでね」
「というより、はやく事情聞こうよ」
「それもそうだな、では正直に話してくれ。何をしてた?」
「…重国に攻撃した」
「その内容は?」
「分からん、ただ急に依頼が来て。それが重国への攻撃としか…」
「その他は?」
「警察の本部のコンピューターに入り込んで機密データを取ろうとした」
「どうだった?」
「無理だったさ、ガードが硬すぎて入り込む事すらできなかった」
「それも依頼か?」
「あぁ、まったく同じ奴からな」
「何か言ってたりは?なんか特徴でもいい」
「…特徴としては深いフード被ってたな、顔なんて見えないぐらい深くて、だが声からして男なのは確実だ。」
「他には?」
「他?他には…あっ!大斧!大斧を背負ってたぞ」
「そうか…そうか。」
「よし、もう帰っていいぞ」
「え、いいんですか?」
「あぁ、情報が欲しかっただけだからな」
「出口はこちらでーす」
「ほ、本当ですか?」
「本当だってほら行った行った」
ガチャン
「ふー、さて…どう見る?」
「特徴とかを聞く感じでは同一人物の可能性が高いが…」
「こっちも調べたけどあんまり確定情報は無し」
忍者装飾姿の女が答える。
この女は水島波奈。常に忍者格好である、武器は鎖鎌で腰に付けている。ちなみに背が一番小さい
「一応、情報屋とかから集めてるけど…」
「手がかりなしか…」
「だいたい重国とか警察本部に攻撃とか、イカれてるだろ」
重国とは
重要国家機関区域の略である。第一都市アテナトネリーの湾岸付近にあり、国の経済や方針を決める機関がある。噂では秘密組織があるとかないとか。
「国を壊そうとしてんのか?」
「そんな事できんのかよ…」
この男は咫村双人。いつもなんか暗い、だが…日本刀での技は右に出るものはなし、仲良くなれば以外に喋る
「たむは暗いんよ、明るくいかなきゃ!」
「御雨…近い…」
織寺御雨。副リーダーをサポートする役目。頭もいいしちゃんとしてる。武器は十文字槍、幅広い戦術が特徴の戦い方
「御雨ちゃんは渡さん…」
「いや…いらんて」
この妙なラブコールしてるのが副リーダー津久間孤華。薙刀を武器として扱っていて、織寺御雨とのコンボはやばい、しかし愛が重め?
「話脱線してんぞー!」
拳を打ちつける音が響く
バコッン
「ゑ…」
「あっ…」
この世のものとは思えない音が鳴る
「机ー!」
「机がお陀仏しました!」
「力入れすぎだわ!」
「それはごめん!」
威手硝子。唯一武器がなく、自分の拳で戦う武闘派。しかも拳なのに破壊力が半端ないという…組織のもの壊しがち
「でもどうすんの?やってんのがかなりいて、全員捕まえて話聞いても同じようなことしか言ってなかったやん」
彩和田知香。組織で唯一の遠距離武器であるスナイパー。けっこうツッコミ係として働いている
「同じ奴ってことは裏で同じ組織が操ってんるじゃね?」
翔家酪太。足がクソ速の問題児1号。日本刀使いで抜刀から斬るまでも速いという強さで、風のように颯爽と殺る。ちなみに副リーダー
「ということは…少し厄介そうだね」
鷹樹那々実。大鎌を2対持っている。いつも笑顔で楽しくやっている。皆とはいつも仲良し
「めんでぇ」
勢蔵幸大。太刀使いで、有り余るパワーをいかんなく発揮している。問題児2号で1号と合わせると大変な事になる
「まぁ、そいつらにも裁きをやっておかなきゃな。俺らの都市で好き勝手してんなら…」
清川昴介。双剣使いのリーダー。真面目かと思いきや以外にはっちゃける所あり、しかし状況を見ての的確な指示出しは真似できない
「そうだね〜、すみちゃん」
水島紅璃。ウルミという長くてしなる武器。昔バレエをやっていて体が柔らかい、そして中々クセ強
「だが情報がこれっぽっちしかないのはキツイぞ」
「そりゃそうよ」
「…」
「誰か来てないか?」
「来てるね」
「どうする?」
「一応臨時体制には入っててくれ、どうしてきたかを聞き出さないとな」
「了解」
「波奈ちゃん、人数は?」
「足音からして1人だけ…伏兵も護衛もなし」
「え、まじ?」
「そろそろ到着するよ…」
コンコン
「入ってもいいですか?」
ジャッチメントメンバー全員の名前と使用武器とちょっとした設定を書きました!分かりずらかったら申し訳ない