ロボット
「確か、地下2階って。資料だとなにか居たってなってるんだよね。つっくー」
「そう。そのなにかってのが分からないのが怪しいんだけど」
「着いたぞ。この先が地下2階のはずだ」
「……」
「開けないのか情網」
「開けるって波電。ただ、少し…違和感がある気がするんだ」
「違和感…確かに。分からなくもない。少し待て。俺がやる」
「何するんだ?」
「音波で中を探る。エコーのような物だ」
「時間はどれぐらいかかる」
「部屋の広さにもよるが、数秒だ」
「分かった。すぐできるか?」
「あぁ」
「なら、頼んだ」
そして、ほんの数秒後
「……」
「あら。終わったかしら」
「結果は!」
「……」
「波電?」
「資料と違う…」
「え」
「待て。資料と違う…まさか。レンダーが間違えたってことか」
「いやそんなことないって。たむ。だって、レンダーはちゃんとした情報を届けてくれるじゃん」
「紅璃の言うとおりだ」
「……今。全体が見終わった。やはり、資料とは違う。資料では何かが居た。しかし、現状では、何かが居る」
「ガチかよ」
「戦うことになるやもしれぬな」
「決意決めて開けることしかできないが、行けるか」
「あぁ」
「まぁ、しかないわね」
「我はいつでもゆけるぞ」
「私はいつでも行けます!」
「行ける…」
「行ってやるよ!」
「よし、開けるぞ!」
ガチャと情網が扉を開ける。すると、カチカチと天井の電気が点滅しながら順番に付いていく。そして、おそらく部屋の一番奥。ずっと照明が点滅し続けている場所
「いるな…」
一歩。また一歩と距離を詰める
「動くのかしら」
「ガ…」
「動くっぽいぞ!」
「警戒態勢!最大!侵入者!侵入者!」
「なになにいきなり!?」
「機械。ロボットだぞ酪太」
「おう、初めて見るやつだ」
「侵入者!排除!排除排除排除排除!」
ガチャンガチャンとどっから出したのか分からないが腕や背中からたくさんの武器が展開される
「わぁ、すっごい数の武器!」
「あ〜、分が悪いかもな」
「狭い部屋であの数の武器展開。背後に回り込めれば何とかなるやもしれぬ」
「排除排除排除排除」
「おいおい、来るぞ!」
「裂く裂く裂く。侵入者侵入者排除排除排除」
「完全にイカれていやがるだろっ!」
「確かに…なにかおかしい。おそらく壊れてますね」
「あの。情網さん!」
「あ、なんだ。津久間孤華」
「私達。右側から行くので、皆さんは左側からいけますか。おそらくそうした方が早く倒せるかと思うんです」
「なるほど。そのとおりだな。よし、そうするぞ皆!」
「心得た」
「了解よ」
「分かった」
「ということで、いけるよね。皆」
「任せておけって」
「いける」
「やります!」
さて、少しイカれた警備ロボットが出現。かなり狭い部屋では有利ですが、まぁ…戦力がアレなので。どこまでロボットが耐えられるかというのも…見ものかも




