愉快な組織メンバー
都市のネオン街を抜けた先。かつてはここも栄えた都市であった所。今は廃都と呼ばれる場所。ここは過去に世界を揺るがした厄災。天変の導と言われている大地震の影響で人が寄り付かなくなってしまった場所であり、審判の拠点がある。
「着いた着いた、降りな。」
「ここは…廃都か?なぜこんな所に…」
「鷹樹が言ってたやん、アジト。ここなんだよ」
「このビルが?」
「見た目ボロいけど中は結構きれいなんだぞ。ほら入れって」
中を進む2人の靴の音が響く
「…本当にここなのか?」
「何回言わせんだよ…ここだつってんだろうが!」
「なら部下はどうした、なぜこんなに居ない?かなりいると思っていたが…」
「あぁ。俺らそうゆう部下取ってないんだわ」
「取っていない!?」
「そ、なんか、その〜。部下との関係とか面倒だし、居ても戦闘とか邪魔じゃん?だから取ってない」
「そうか…組織がそうなら言うことはない。えっと…いくら?」
「勢蔵だっての!」
「あれ〜?」
「声!」
「うっわ…」
ビルの柱の奥から出てきたのは…
「もしかしていくらイジリされてんの〜?かわいそ〜」
「うっせぇ、怪力ゴリラ!」
「誰が怪力ゴリラじゃ!」
「えっ…と。どなたですか…?」
「このゴリラは水島紅璃。力強いバケモンのゴリラって覚えとけ!」
「ゴリラ言うなやー!」
「え…えぇ」
(あの三大組織の審判だから身構えてたんだけど…これは…)
「『イメージ違う』ってか?」
「うわっ!」
(いつの間に!?気配を感じなかったぞ…)
「お前まで!」
「いぇ〜い。びっくり成功!」
「おい!はやくコイツを連れていきたいんだから邪魔すんな!」
「楽しく皆で行けばいいじゃん。な?」
「お前待てねぇのか!?」
「ぇ?ん?」
「えっとね。君を驚かしかしたのは翔家酪太って言うんだ。速くてねぇ、すぐどこかに行くんよ」
「翔家?」
「そう!翔家酪太。速さがとりえなんだ!」
「さっきもあそこから君の背後に来てたし」
「あそこから!?ざっと50mは…」
「このぐらい余裕余裕!」
「はぁ…分かった分かったから、行くぞ」
「やっぱりあの2人だと余計勢蔵大変じゃない?」
「大丈夫だろ、アイツのことだし」
「まぁ、騒がしさはトップに食い込むけど…」
「あと少しで着くし、気を長くして待ってようよ」
「待てなかった奴いるけどな」
「ダッシュで消えてったもんね…」
「車なのに俺より遅いのかよ」
「それな」
「勢蔵はイジられ係だもんな…」
「そして本人もそれを楽しんでいるという」
「なんかね〜」
ジャッチメントのメンバーは11人で、メンバーが1人でもいるとこんな感じで相手が居ても関係なくワチャワチャします。平和やね
あと区切りがいいから本編短くなりました。次は少し長いです