ボスとの戦いと速さ対決
「では、どんな奴だったんだ?」
「彼は霜を駆使して戦っていたな」
「霜?」
「そうだよ、霜をこうどどど〜!って感じで」
「当たり一面霜だらけ!」
「まぁ、我々もすぐやられてしまって詳しいのはわからないんだがな」
「霜ってどんな感じで使ってたの?」
「彼は霜を相手に付けて部分的な凍傷にさせたり脆くしてたりしてたわ」
「けっこう強め?その霜の使い方」
「その戦術がかなり効くのがこの中に2人ぐらいいてね、かなりきつかったよ」
「我の武器も霜で壊されてしまったからな…」
「あったわね、そんなの。あと移動とかにも使ってて追いつけずに背後取られたりとかはよくやられてたわよね?」
「ラリブの言う通り、かなり強かった。だから20分ぐらいで全滅したんだよな」
「あぁ、弓も効かず。だったしな」
「とりあえず強いってことは分かった」
「ん〜、霜使うってさ人間技じゃないよね?」
「……そうだな」
「僕が来たときにはもういなくてさ。全滅した皆だけだったんだよね」
「あの時から訓練とかもしてるし、負けるかもしれないけどいい勝負はできると思う!」
「お〜、けっこう追加でいい情報だったかもね」
「霜を扱うボスとそれを倒した奴がいるってことか…」
「たぶん倒した奴が新たな魂のボスになってると思う」
「だよな〜」
ピロン
「ん、なんか連絡が」
「誰から?」
「つっくーからだ、勢蔵と咫村。津久間と織寺はアジトにいるって」
「はやない?」
「清川と彩和田もすぐ帰還するらしい」
「皆の収穫あんの?」
「すみちゃんとちかはないっぽい。聞きに行ったらまさかの違う組織で、だまされたパターン」
「んで?」
「速攻で殺して帰ってるらしい」
「あらら〜…それなら他の皆はあるってことだよな?」
「そうだね」
「お仲間さんから?」
「そうですね、もうかなりアジトに帰ってるらしいとはです」
「もうこっちも情報だしたし帰ってもいいよ」
「主、少し戦いたいです」
「スロタイヤールなにする気?」
「勝負を」
「え〜、嫌だ」
「てか何で勝負するの?」
「そちらが好きなので構わん」
「そんじゃ、速さ勝負しよう。この建物の地面につかないで上にあるパイプとかを使って工場の端から端まで行く。どうだ?」
「面白そうだ、いいだろう」
「えっと、これより速さ勝負を始めます。ルールは地面につかなければいいです、パイプなどを使ってください。妨害もよしとしています。実況は私笹路臆。解説はプセペレです」
「うむ」
「映像担当はクロウがやります!羽が生えてるので適任だと思っています呼び出しました」
「こちらクロウです!選手がスタートラインに来ました」
「よし、そろそろ始まるな。プセペレどう思う?」
「スロタイヤールは機動力はいいがかなり雑な所があるからな、そこをカバー出来るかが勝敗の鍵となるだろう」
「確かに。あっ、スタートする!」
「勝ってやる」
「やってみ」
「それでは開始の合図をいたします!よーい。始め!」
ドンッ
「行った!」
「行け酪太!」
「スタートしました。全長軽く6kmはあるクソ長い距離だけどなんとかなるかな」
「初動は良い感じだったな」
「さぁさぁ!スタート!なんともう100m地点!リードしてるのは…翔家選手!」
「まだまだ遅いな!」
「くそっ!」
「翔家選手優勢のまま500m地点通過!今だ動きはありません」
「どうした?速すぎて追いつけないか?」
「ぁ?なんだと!」
「これは、言葉が煽りに聞こえて怒ってますね。スロタイヤール様」
「スロタイヤール怒んな!」
「冷静なれ!」
「いいぞ酪太!そのまま突っ走れ!」
「すぐカッとなるのが駄目なんだよね…」
「同感です。血の気が多いというか」
「でもこのままだとまずいよね」
「いや、仕掛けますね。スロタイヤールが」
「ぶっ飛ばす。獅子の尾!」
「うおっ!」
(回転して風を刃物のように鋭くしたのか?いや仕組み分からんが…)
「まだいくぞ!」
「どんどん飛ばしすぎだ!」
ドコンッ
「やっべ…」
(足場…!)
「おーっと!スロタイヤール様の攻撃が移動していたパイプよりも先回りして前のを壊し足場が崩落!しかしスロタイヤール様は違う足場にいるため被害はなく、この間に先に進む!ただいま2,5km地点です!」
「かったりぃ!風速!」
「ん?おっ!なんと崩れたパイプやはしごなどを足場にしてコースに復帰!スロタイヤール様を追います!」
「やるねぇ、スロタイヤールもガチになってきてる」
「はい、あと4km。スロタイヤールとの距離は600ちょい。まだ追い返しは効きますね」
「面白くなりそう!」
「酪太!まだ追いつけるぞ!」
「はいはい、分かってますよ。審判でも1位の速さの俺をなめんな!」
「ここまで来れば大丈夫だろう、この速度を維持して」
「よっ、さっきぶり?」
「貴様!」
「ななな、なんと!約600mはあったであろう距離をほんの5分程度であっという間に詰めた!」
「なぜここに…!」
「なぜ?それはお前に追いつくために来たんだ、当然だろ?」
「残念だがまた技を使わせてもらう。勝つためだ」
「もしかして…」
「まずい、クロウ」
「はい、プセペレ様」
「あれを放つかもしれない少し離れておけ」
「分かりました!」
「またなにする気だよ…」
「落ちてけ。獅子流星群!」
「は?おいおいマジで言ってんのか?」
穴のあいた屋根から見えたのは落ちてくる星だった
「だから言ったろ?勝つためだ」
「いや、これは…」
風を切る音が近くまで迫る
「ちょっと無理ゲー」
なんか少し長くなったけど大丈夫!あと次の話で対決が終わります。その後最後のチーム?鷹樹の番ですね




