表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
119/210

運命の瞬間

「それでは、プレイヤー側の人。手札を開けてださい」

優雅に座るプレイヤー役の女性が置いてあるカード2枚をめくる

「おい…!」

「あれって」

「スペードの3とハートの5…」

「おぉ、ナチュラルだ」

「ナ、ナチュラル?」

「そっか、バカラのルール説明してなかった。後で詳しいのは説明するけどナチュラルっていうのは1番強いカードの組み合わせってこと」

「え、それなら挑戦者さんの勝ちなんじゃね?」

「いえ、まだバンカーが手札を開けていません。バンカーの手札が分かれば勝敗が決まる」

「私の手札の合計は8点。ささ、バンカーさんの手札は?」

「まさかナチュラルをお引きになるとは…流石ですねマダム」

「あらあら褒め言葉?ありがたく受け取っておくわ。でも、ボスも待っている事だし早く手札を開けなさいな、ミスター?」

「それもそうですね。では…1枚目」

ペラ

慣れた手つきで1枚目のカードをめくる

「ダイヤの7です」

「これ、引き分けってどうなるんだ?」

「双方の数字の合計が同じだった場合引き分けってなる。まぁ確率は約9%ぐらいなんだけど」

「それにあの最高ディーラーは賭けたの!?」

「彼は必ず意図があって賭けたんだろうね。まぁ何故かは知らないけど」

「お願いだ…3、3以上を…」

「挑戦者さんもう祈ってますやん」

「2枚目。まいります」

ペラ

「数字…何だろ」

「数字は………クローバーのA(エース)!」

「ふふ、この勝負は引き分けね」

「ですが、通算では私の負けですねマダム?」

「えぇ、その通り。バカラルームの2位として今後も励むことね」

「そうさせていただきます」

「おぉ、あっという間に終わっちゃった」

「だが、これで挑戦者()の人生は決まっちゃったね」

「…………」

「挑戦者。君が賭けた人生30年は最高のチップだった。だが、勝てなければ意味はない。分かっているだろ?」

「………」

「駄目だな。おい、連れて行け」

「「はっ!」」

「いや〜、流石だねアムネシア!まさか確率9%のタイ(引き分け)に賭けるなんてさ!」

「たまたまだ」

「たまたまでもあんまり賭けないでしょ!」

「さすが、よく引き分けを呼び寄せるわね」

「……ところで、後の客人は?ロッソ。お前の事は知っているが」

「彼らは三大組織の審判(ジャッチメント)の人達だよ」

「…彼らが?」

「っ……」

(殺気…?なんで…)

「俺たちに恨みでもあんのか?」

「さぁ?思い当たる節がないからね…」

「ん〜…また()()()系だったら笑えないよね」

「やめてよ、そんな冗談…」

「なんの用なんだ?」

「俺の付き添いという感じだ」

「ロッソのか?」

「あぁ」

「…なら信じよう。俺はやることがある。また会おう」

「はい、分かりました」

「よし、次はルーレットルームに行こう!」

「待ってくれアポクリファ」

「なんだい?なんかあるの?」

「少し話しをしたい。ここで待ってろ」

「…分かった。だが見えるところにいろ」

「ありがとさん。お前ら、こっちに来い」

「あ、あぁ」

「なになに〜?」

「部下が少し歩き回って情報を集めた。よく聞くんだな」

カジノのルールがこれであっているのかがとても不安です。調べてはいるものの自信がない…。ちなみにマダムがアムネシアの部下の中で1位、ミスターが2位ってことです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ