案内人
「では、案内します。お入りください」
豪華な扉が開けられる
「……真っ暗だな」
「真っ暗ではございません」
パチンっと案内人が指を鳴らすと真っ暗だった通り道に光が灯る
「お〜。すご!」
「へぇ」
「………」
「行きましょう。案内いたします」
「待て」
「なんてしょう?ロッソ様」
「お前。案内人じゃないな?」
「……御冗談を。私はカジノの最高ディーラーの皆様にお仕えするただの一般ディーラー。そして案内人ですよ?」
「バレバレなんだよ。騙すならもう少しちゃんと変装しろ」
「何のことですか?」
「ちっ…まだしらを切るつもりか?なら、こう言った方がいいか?最高ディーラー。アポクリファさんよ」
「……ククッ!ハハハハハ!よく気づいたね。いやぁバレないと思ったんだけどなぁ」
「え?え?」
「状況説明を希望するんだけど?」
「簡単言うとだな。こいつは…お前達を歓迎してない」
「うわぁ〜。まじか」
「まぁ、予想は少ししてたけどね…」
「調べてみたが、あまり好意的ではないことは分かってたことなんだがな…」
「まずその変装を解いたらどうだ?」
「ハハッ!これは失敬失敬。ロッソ様。では…これでいいかな?」
一瞬で着替えたアポクリファの格好は先ほどのスーツ姿から変わってないように感じられたが、顔の半分を覆う仮面。それが1番の変化と言えただろう
「相変わらずの不思議な見た目だな」
「ハハ!それはどうも。それで…なぜこいつらがここに?」
「どうするすみちゃん…」
「どうするって言われてもな…」
「…………」
(目的については喋るな)
ロッソが視線で伝える
(あぁ…なんかありそうだな。分かった)
「たまたまロッソが「一緒にどうだ?」って誘ってくれたもんだから来てみただけだぞ?」
「本当か?ここを危険にさらすなら…」
ピッとスーツのポケットから何かを取り出す
「トランプ?」
「ただのトランプじゃないですよ。これはね」
するとトランプから1枚取り、今まさに落ちてきている葉を目掛けて軽く一振りすると…
「えっ!?」
葉は真っ二つに切れた
「これは僕の武器なんですよ。もちろん普通に賭け事にも使えますが、武器としても優秀なんです」
「アポクリファ。中に入らせてくれないか?せっかく来たんだしよ」
「あ〜。それもそうですねロッソさん、案内します。しかし、何か起こさないように。これだけはお願いしますね?」
「もちろんだ」
「なら行きましょう!会場は盛り上がりますよ!なんだって三大組織の皆様と数少ない最高を破ったロッソさんが来てくれるのですから!」
「早く案内しろ」
「そう急かさないでくださいロッソさん。さぁさぁ行きましょう!社会の闇でしか生きられない者達が集う町へ!」
仕事忙しすぎでやばめ。まぁ、ちょこちょこ書いていきます。ちなみにロッソはアポクリファにカジノで勝っています




