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地下書庫

薄暗い道を天井にある小さなライトが照らす。少し歩いてゆくとそこには普通の扉があった

「これはまた力ずくで開ける系か?」

「いや、これは普通に開けれるね」

ギィ

「ほら。普通に開いた」

「おぉ…よかった」

「そんで。この中が書庫か」

「明かりはある?」

「電気は通ってるだろうからスイッチないか?」

「あ、あったあった。ポチッと」

カチカチと電気がついていき書庫の全貌が明らかになる

「すごっ…」

「本がたくさん。しかも結構な数」

「本棚が3段上に伸びてる…」

「こりゃすごい眺めだな」

「この中から探すのめんどくさいね」

「探すのと同時に気になった本も持ってっていい?」

「いいんじゃないか?ここにくるのはまた何年後かもしれないからな」

「いいの!?やった!」

那々実(ななみ)は元々本が好きだったしな」

「てか三大組織が出来た理由の本見つかるか?こん中から」

「とりあえずそれっぽいの探せばいいんだよ」

「手分けしてやるってことでいい?すみちゃん」

「それの方が効率がいいからな」

「それでは各自解散して……時間どうしよう」

「一応1時間ぐらいとってみるか。どうだつっくー」

「それぐらいとってみよう。よし。では皆1時間後にまた入り口付近集合で」

「「了解!」」


「………へぇ」

(地下にこんなのがあったなんて。……この本棚の本をみる限りお目当ての本は無さそう。古そうなのから比較的新しいのまである…劣化してるのもしばしば)

『メッ!』

「どうしたメジェド。なにか見つけた?」

『メィ!』

「どうやら見つけたみたいだね。どれどれ…」

『メッ!』

「あっ…上かぁ。届かないな、ハシゴ持ってくるから待ってて」

(ハシゴ、ハシゴ。どこにあるんだろ)

「あれ、知香(ちか)。どうしたの」

波奈(はな)。今ハシゴを探してるんだけど…見なかった?」

「ハシゴ?ハシゴならあそこの隅に置いてあったよ」

「お。ありがとう」

(よし、これでメジェドが言ってたのが取れる)

「メジェド。持ってきたよ。よいしょ」

(ここらへんだったけど…)

『メメ!』

「これ?どれどれ、「スナイパーの技と技術」。これ…私のために?」

『メメメイ!』

「武器もいろんな種類の本があるみたいだし…持ってっていいもんね。ありがとメジェド」

『メフ!』

「『もっと褒めろ』って?まぁ役に立ちそうだし、よくやった!」

『メメイ!メフメフ!』

知香(ちか)〜?どう見つかった?」

波奈(はな)。それに紅璃(あかり)、見つかったけどお目当てのものじゃなかったよ」

「え?でもその本は?」

「これはメジェドが私のために見つけてくれた本なんだ」

「ふ〜ん。どれ「スナイパーの技と技術」……メジェド。分かってるなお前」

『メ…!』

「ドヤついてるのが分かるな」

「2人も本持ってるじゃん。それは?」

「まぁ、それっぽいのはあったから。ほら、「3つの(やしろ)」なんか関係あるみたいじゃん?で、この「インド神話」。この本見つけてさ!これ読めばインドラについてなにか分かるかなって思って、持ち帰ることにしたの!」

『ふっ…かなり嬉しい』

『へ、照れてやんの』

志那都比古(シナツヒコ)…!』

『そう怒んなっての』

紅璃(あかり)は結構いいの見つけたんだけどさ…私も知香(ちか)と同じで起源っぽいのは見つからなかったからまだ探す予定。持ち帰りたい本も見つけてないしね」

「まだあと30分あるから一緒に探す?」

「おっ!いいね!」

「3人で探そ!」


「どうすみちゃん。なんかあった?」

「これといって確証的なのはないな。つっくーはどうだ?」

「近そうなのは見つけた。「首都の■■とそれを護る護り人」なんか汚れてて読めなくなってるけど…みうちゃんは?」

「この膨大な本の中から見つけるのは1時間じゃ足りないかも、持っていきたい本なら見つかるんだけどね…」

「分かる!ためになるのがあるよね」

「しっかし…どんだけ溜め込んでんだ。この本」

「古書もあるし、江戸ぐらいからあったのかもね」

「代々引き継いでたのか?でも俺達の時はなんかこう…実力で奪え!みたいな感じだったけどな」

「時が流れて途中で変わったのかな?まだ探す必要があるね」

「かなり広いからなこの書庫。少しあっちを探してみよう」

「上とかもまだ探してないんだよね」

「そうだね。本棚の一番上の方はハシゴ使わなきゃいけないし、でもハシゴ。どうやら1個か2個しかないから見つけるのが大変なんだよね。この広い空間で」

「まずは手が届きそうな所から探していこう」

「そうだね。なんか思金(オモイカネ)は1人でどこか行っちゃったし」

「それを言うなら俺もだぞ」

「私も、なんならすみちゃんの神さまと一緒に行っちゃった」

「こんな時ぐらい神さまも散歩したいんだろうな」

「だよね〜。さて!次はどこを見ようかな」


勢蔵(いせくら)。なんか見つかったか?」

「あ?威手(いで)か。ここに積んであるのはそれっぽいの。後で選別する予定な」

「へ〜。あれ?那々実(ななみ)ちゃんは?」

「あいつ?あいつなら…」

「ここだよ〜」

「いたいた!本はどう?」

「いや〜。古い本もあってさ、聞いたことない本の内容あるからどれもかなり興味ある!」

「お目当ての本はありそう?」

「数本見つけたけどこれが起源に関係あるかはちゃんと見ないと分からないから持っていこうかなと」

「それより威手(いで)はどうなんだ?」

「これ」

「これは?」

「「災いの神を封じる3つの守」3つって書いてあるからそれっぽくて持ってきた」

「良さそうじゃん!」

「なんかありそうだな」

「私もまだこのあたりにいるから何かあったら呼んでよ」

「はいよ。分かりました」

「私も2段目の本棚にいるから!」

「ハシゴいいよな。後で貸してくれよ」

「いいよ〜」


「なぁなぁ。咫村(たむら)!すごいの見つけた!」

「なんだよ酪太(らくた)…」

「いいからこっち来いって!」

「なんで…って引っ張るな!」

「ほらこっちだって!」

「うおっ…着いたか?」

「あぁ。ほら見てみろよ」

「これは?」

()()()。たまたま本を抜いたら出てきた」

「こんなのがあるのか…」

「行ってみないか?」

「い、嫌だよ。怖いし…」

「意気地なしだなぁ!行くぞ!」

「なんで巻き込まれなきゃ行けないんだよ…!」

「レッツゴー!」

いや〜。結構本があるんですよね総数約1000冊ぐらい。かなり古いものから最近のものまであるよ

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