二章 リベードリヒ率いる神軍特殊編成隊、ラクスティアに上陸
梨々香はイクイノックスに戻り、リベードリヒと話し合いを始めた。
「ここ、すごく良いね」
リベードリヒはラクスティアの写真を見て笑みながら言った。
「うん、元はすごく良い。農業も林業も畜産業も全てできるし、湖を埋めてしまえば都市にもなる」
梨々香はラクスティアを見てそう言った。
「この土地欲しい。この土地のことは私に任せてくれない?」
リベードリヒは梨々香を見て笑みながら言った。
「ちゃんと君主と相談するんですよ?」
梨々香はリベードリヒを見てそう言った。
「わかってる」
リベードリヒは梨々香を見て笑みながらそう言うと、ラクスティアの写真を見た。
同年、三月十日。
リベードリヒ率いる神軍特殊編成隊がラクスティアに上陸した。
「お、おい!テメェら何もんだ!!」
マフィアの下っ端たちはリベードリヒたちを見て怒鳴った。
「このぼろっちい建物を壊して、道も一回掘削して整えなきゃね」
リベードリヒは周りを見て笑みながら言った。
「あ、あの・・・六合様」
マフィアの下っ端たちを気にする神軍の組織員1はリベードリヒを見てそう言った。
「なに?」
リベードリヒはそう言うと、建物の柱を掴んで柱を揺らした。
すると、建物が壊れて錆びた破片やトタンの板が落ちてきた。
「テメェ!ふざけんじゃねぇぞ!!」
マフィアの下っ端1は怒鳴りながらリベードリヒに触れるも、次の瞬間悲鳴を上げた。
「ど、どうした!」
マフィアの下っ端たちはマフィアの下っ端1に駆け寄った。
「つ、冷たてぇ!こいつ、氷かよ!」
マフィアの下っ端1は大声でそう言った。
神軍の組織員たちはリベードリヒの羽織を見て冷や汗を垂らした。
「手・・・随分汚かったみたいだね」
リベードリヒは汚れがついた羽織を見てそう言った。
「テメェ・・・ぶっ殺してやる!!」
マフィアの下っ端たちはリベードリヒにリボルバー拳銃を向けた。
「梨々香が用意してくれた羽織が・・・」
リベードリヒがそう言った瞬間、リボルバー拳銃が鉄粉になった。
「あ、はぁ!?」
マフィアの下っ端たちは手の中にある鉄粉を見て驚いた。
「今からここを全て壊す」
リベードリヒはそう言いながら白い風を放ち、飛び上がった。
「皆殺しだ」
リベードリヒはマフィアの下っ端たちを見て怒りが籠った声でそう言った。
リベードリヒの声を聞いた神軍の組織員たちは逃げるように飛び上がった。
リベードリヒを見て冷や汗を垂らすマフィアの下っ端たちは逃走し始めた。
「クソ!何なんだあいつ!」
マフィアの下っ端1は走りながら言った。
「知るか!とにかく逃げるぞ!」
マフィアの下っ端2は走りながら言った。
「神技、魔羅界壊!!」
リベードリヒが笑みながらそう言うと、空間が歪み、ラクスティア全域が少し瓦礫片が残る更地になった。
「じゃあ、廃材を片付けよう」
リベードリヒはそう言いながら着地した。
「地下も忘れず調べるように」
リベードリヒは大量の鉄屑を見てそう言った。
「御意」
神軍の組織員たちはリベードリヒを見てそう言うと、行動を開始した。
午前十一時七分。
地下に潜んでいたマフィアと住民が拘束され、地上に連行された。
「じゃあ、地下の配管とかを一掃して地下は埋めてしまおうか」
リベードリヒはタブレット端末を見てそう言った。
「御意」
神軍の組織員たちはそう言うと、重機やトラックに乗って走らせた。
「地上の清掃が終わり次第、協力国から建築関係者を派遣してもらって」
「御意」
神軍の組織員たちはそう言うと、イクイノックスに戻った。
午後七時。
リベードリヒはイクイノックスに戻り、梨々香と食事を始めた。
「随分と手荒な真似をしたようだね」
箸を握った梨々香はリベードリヒを見てそう言った。
「バレてる・・・」
箸を握ったリベードリヒは梨々香を見てそう言った。
「あれほどの神技を放ってバレない方がおかしいですよ」
箸を握った梨々香はご飯を食べながら言った。
「人相手にもう放ったりしないよ・・・」
箸を握ったリベードリヒはご飯を食べながら言った。
「そう言えば今日の午後四時頃、ラクスティアの権利を獲得した。ラクスティアは事実上の神軍保有地となる」
箸を握った梨々香はリベードリヒを見てそう言った。
「よく手放したね」
「ラクスティアは二千年以上前から世界最悪の貧困街として有名だからね。ベラ・ジ・ルル政府も厄介払いができた様子だったよ」
箸を握った梨々香はリベードリヒを見て笑みながら言った。
「後で文句言ってこなければ良いけど」
箸を握ったリベードリヒは梨々香を見てそう言った。
「その時は私が対処しましょう」
箸を握った梨々香はご飯を食べながら言った。




