表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

心を読め!

俺の名前は、竹内俊たけうちしゅん


今年高校3年の年は18だ。今、幼馴染の2人を待ってるところ。学校だからな。

俺には、ほかの人にない力がある。

それは・・・人の考えてることがわかるんだ。

1週間くらい前に急に聞こえるようになった。だからと言って生活はほとんど変わらない・・・

難しいことは考えないようにしてるからなw



「俊!おはよー!」

(今日もキマっってるか??私!)


「おう。亜矢音、来るのおせーぞ!w」


キマッテマセンガ・・・


こいつは小学校からずっと同じの橘亜矢音たちばなあやね

ぶっちゃけまぢで可愛い・・・。ムカつくくらいにモテる。あとは・・・


「え?いつも通りじゃん!」

(いいから、カワイイとか言えよ!)


自分のことカワイイとか思ってる・・・ぶりっ子じゃねぇけど。でも、ガキのころから知ってるから可愛くてもなんも思わんなw


「よぉ、はえーな」


俊「おっ!来た来たw」


亜矢音「高志、おはよ~!」


こいつは、速水高志はやみたかし。高校で知り合った俺が1番仲がいい奴。

コイツは・・・


高志「あ、亜矢音・・・きょ、今日も・・・か、かか・・・カワイイ、ね・・・」

(おーし!言えた!今日は言えたぞ~!)


そう、亜矢音のことがめっちゃ好きなのだ!こいつモテんのにな・・・w


亜「ホント?!キャー!高志大好き!!」

(やっと私の魅力に気づいたなw)


高「やめろって!抱きつくな~!」

(あぁ・・・亜矢音の柔らかい胸が・・・おれもう死んでもいい・・・ぜ!)


俊「行くぞ。遅刻しちまう」


じゃあ死ねw朝から暑苦しくてかなわねぇっつの。


20分後-


「放課後5時13分に職員室に来なさい」


俺たちは見事に遅刻して、担任の花山田に呼び出しを喰らってしまった・・・


俊「待って先生!ギリチョンじゃね?!」


この半端ヤロウ。名前も時間も中途半端だな・・・


花山田「・・・わかった。」

(今日は持田ちゃん休みだからいっかw)


うわぁ~・・・この担任美人な先生の前でいいカッコしようとしているぅ・・・

あ、持田ってのは持田千佳もちだちか先生のことで男子にも女子にも絶大な人気を持つ美人な先生だ!


あんたには一生無理だよ、花山田・・・ご愁傷様w


昼休み・・・


高「俊!亜矢音が屋上に来てって言ってたぞ!」


俊「あーわかった。」


俺は高志と亜矢音が待つ屋上に向かった。

亜「俊!こっち来て!」


声のするほうに振り向くと亜矢音が屋上のフェンスを乗り越えて今にも落ちそうな所に立っていた。

俊「バカ!お前あぶね・・・「ぐはっ!!」


横を見ると高志が鼻血を出して倒れていた。

俊「おい!高志どうした?!」


高「白いパ・・・パン・・・ツが・・・」

(あぁ・・・今日はなんて最高の日なんだ・・・そうだ・・・今日この日をラッキーdayと名づけよう・・・ふっ、もう何も思い残すことはない・・・ぜ)


亜矢音の方を見ると風でスカートが捲れて白いパンツが丸見えだった。


亜「ちょっと高志大丈夫?!」

(日光にやられたのかしら??まだ春なのに)


俊「大丈夫!ほっといても死なんだろ。それよりそんなとこに何があるんだ?」

お前のせいだ・・・ある意味お前のその白いパンツが眩しくてヤられたんだろw


余計な突っ込みを入れず俺は亜矢音に聞いた。


亜「なんかコンクリートに文字が彫ってあるの・・・『明日・・・ここから飛び降りる。柳恵美』って・・・」

(何これ・・・気味が悪い・・・)


俊「おい・・・『やなぎえみ』ってうちのクラスの女子じゃねぇか?!」

俺と亜矢音はその場に凍りついたように立ち尽くした・・・


柳がなにを考えているのか探ってみるか。

急いで教室に戻らないといけない!気づいたときは2人共走り出していた。



純白の夢の中で真っ赤に染まる高志を残して・・・







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ