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外伝 蛇使い座



神野かんの こころはー

夢を視ているかの様な感覚に包まれていた。


神野は占いの館にー

気紛れで入った。

その独特な雰囲気を前にしてー

浮き足だっている。



占い師はー

名前を問う。


「神野 心です。」


「神様の神。野原の野。」

そして、右の胸を軽く叩きー

心です。ー

と神野は返した。



その占い師はー

神野の瞳をー

見つめると笑みを浮かべる。


「貴方は純粋な人なのですね。」

そう言った。



そしてー

何やらカードを並べ始める。


何枚かのカードが並べられるとー

刹那的に占い師の顔は曇ったかの様に見えた。



占い師はー

神野に色々と言葉を告げる。


そしてー

最後にー

「これから先、近い将来。貴方は、ある選択を迫られる。その時、間違わずに正しい道を選びなさい。」

と告げた。



「はい。気を付けますね。ありがとうございました。」


神野は一礼をして館を後にする。




占い師はー

その姿を見届けるとー


呟く様に言葉を並べた。


こころは、しんとも読めるのよ…。」


占い師はー

空に向かい指を動かす。




S I N




スペルの意味は宗教においての【罪】・【原罪】。



貴方はー


神の心を持つ人?

神の罪を持つ人?



どうか…。

選択を間違えません様に…。



その声はー

空に浮かんで消えていった。




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