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世界を駆ける者  作者: クロ
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第九話 とある風の日 上

─エマの棍術講座─

「今日は只の棍棒ではなくて槌を使ってみましょうか。向きを考える必要のない棍棒とは違って槌は殴打部が一つの向きにしかついていないので注意する必要があります。重さに関しては少し槌の方が重いかもしれません。」


エマは説明をしながらサスケに木製の槌を渡す。


「それでは打ち込んできて下さい。前回と同様に模擬戦を通じて指導をしていきます。」


サスケは前回の授業でためらいがあることを見抜かれ殴りかかる度に弾き飛ばされたのでためらいなく槌を叩き込もうとする。


エマは練習用の棍棒で受け流して、サスケを弾く。この時に大怪我をさせないよう魔力をクッションのように挟み威力を軽減させている。


「棍術はただ全力で殴りかかるだけではだめです。打ち込みが遅くなりますし、流された後の隙が大きくなってしまいます。打ち込む直前のみ力を入れるのです。」


エマの助言を聞き、もう一度槌を振るう。


今度は受け流されそうになるものの一度引き構え直す。


「棍技[衝打]」


サスケは武技を放つ。[衝打]は棍術の基本的な武技の一つで当たる衝撃を更に強くするというものだ。


「棍技[弾打]」


サスケの武技に対してエマは相手の武技を弾くという武技を放つ。


サスケの槌とエマの棍がぶつかる。お互いの武技の効果が打ち消し合い停滞が生まれる。


「模擬戦はこれぐらいでよいでしょう。次は武技の練習をしましょう。すでに教えたのは[衝打]と[弾打]の二つですね。それぞれ単体攻撃、防御の武技ですね。今日教えるのは範囲攻撃の武技です。」


武技にはもたらす効果にによる分け方が存在する。これは参考程度にしかならないため、一般的には知られていないが存在している。攻撃に属性やエネルギーを更に加え強化する攻撃型。相手の武技を弾いたり、受け止めたりする防御型。そのどちらでもない特殊型の三つである。範囲等で更に細かく分けることも可能だがここではこの三つだけに触れるに留める。


「目標がいないと分かりにくい技なので案山子を持ってきましょう。4つくらいでよいでしょう。」


サスケとエマはそれぞれ二つずつ案山子を運び設置する。


「それでは見せるので離れて下さい。」


サスケはエマから50メートル程放れる。


「範囲は調整ができます。最大で半径30メートル程ですね。それでは行きます。」


エマは棍棒から持ち替えた槌を振り上げる。


「[破槌]」


槌が地面に叩きつけられると、案山子学校吹き飛び、壁にぶつかる


「この技は棍棒でもできますが、一番やり易いのは槌ですから、とりあえず槌で練習しましょう。槌を地面に叩きつける時の衝撃を増幅するイメージです。」


サスケは設置しなおした案山子の中心で槌を振るう。発生した衝撃は案山子をゆらすだけにとどまる。


「増幅させるのは振る速度ではなくて、叩きつけた時に生まれる衝撃を増幅させてみてください。」


サスケは最初に生まれる衝撃を強くしようとしたがそれにはどうしても限界があるため生まれた衝撃を増幅する必要があるのである。


サスケは教わった通りに衝撃を増幅するイメージで槌を振るう。衝撃は案山子をエマ程ではないもののしっかりと吹き飛ばす。


「今のイメージです。残り時間である一時間程はこの武技や今までに教えた武技の練習時間としましょう。」


エマはそう言って魔力障壁を展開する。


「ここに武技を打ち込みましょう。[破槌]は真下の地面に当てれば衝撃波が障壁に当たります。」


サスケは魔力が尽きるまで障壁に武技を放ち続けた。




「魔力切れですか。時間もあと十分ほどですし、終わりにしましょうか。次の授業に遅れないようにして下さいね。」


エマは倒れたサスケを見て、授業の終了を告げる。そして、サスケの近くに魔力回復薬を置き、修練場から出て行った。


サスケも次の授業があるため、魔力切れでだるい体を動かし魔力回復薬を飲んで次の授業で使っている部屋へと向かう。


─歴史─

歴史はソーレルの友人であるというレオセル・バーネットとという龍王国の研究所に先史文明の研究者として勤めている老人が教えている。


彼はサスケから異世界の話を多少聞くことを条件に歴史を教えることを引き受けたのである。


「今日は先史文明のまとめと龍王国建国についてをやっていく予定じゃ。それではまず先史文明についてじゃな。」


レオセルは黒板に先史文明と書いてサスケへと問題を出す。


「先史文明の名前は覚えておるかの。」


「はい。一つ前がレッセル文明、その前がシャリオン文明です。」


「正解じゃ。シャリオン文明はこの大陸、エルキアの神々が主体となった文明じゃ。いわゆる神代と言われる時代じゃな。この時代は神々の恩恵が最も受けられた時代といって良いじゃろう。そのため文明は魔術を中心として発達したのじゃ。この時代に作られた魔術は現代では解析できないものも多い。それでは次の質問じゃこの解析できてない魔術は古代魔導と呼ばれるがこれの種類を答えよ」


「古代魔導は二種類存在して、用途等が不明な魔導具を古代魔導具、高度過ぎて扱えるものがいないといわれる古代魔術です。」


「正解じゃ。古代魔術は体系がそもそも現代の魔術体系とは異なるといわれる程の高度さじゃな。また、効果はそれに伴うものだと思われる。」


古代魔導はシャリオン文明の人々が産み出した独自の体系であり、現代と同じ魔術であるため似たような共通ても確認されている。


現代で扱うことができる者は有数の実力者か、神族のみである。長寿の種族も当時からの生き残りというのはほとんどのおらず、いたとしても末期の生まれのため知識が足りず扱うことができない。


「ではなぜこのような高度な文明が滅んだのか。これは神族の戦争の結果じゃな。ここでエルキア大陸の神々について話をしておこう。主神は太陽神オリレイト、太陽と生を司る神じゃ。他に主要な神としてはまず、死神シャロンじゃな。この女神は月と死を司るじゃ。月の神としてより死神としての方が有名じゃな。他にも雷軍神オーカネルなどがおる。」


エルキアの神々は太陽神オリレイトを主神とし、その下に八柱の神々がおりそれぞれの従属神を束ねる形態をとっている。


「このようなエルキアの神々と突如現れたとされる[悪逆なる神]とその配下の魔物による戦争が始まったのじゃ。その結果[悪逆なる神]は封印され、配下の魔物も封印、若しくは討伐された。しかし、エルキアの神々も多くの力を使い、封印の監視のために死神シャロンと数柱の従属神を残して眠りについたのじゃ。」


死神シャロンも力を使っていたが他の神からの力の譲渡によって封印の監視するために残ったのである。


「シャリオン文明は戦争による被害と魔力が薄くなったことが原因で滅ぶこととなった。魔力が薄くなったのは多くの神族が眠りについたことに焦った星が魔力の多くを神族の復活に回したためじゃな。その結果シャリオン文明の時代にも研究が始まっていた科学分野が発達していくこととなるのじゃ。それがレッセル文明じゃ。」


「星が焦るっていうのはどういう意味なんですか。」


「なるほどお主の世界では星や世界に意思があることが発見されておらぬのか。星や世界には意思があるとされておる。それが我々のような感情を持つ意思か、機械的な思考かどうかは分かっておらぬがのう。焦ったというのは神族には世界から星を守るために圧倒的な力が渡されておる。その神族が数柱を残して一大陸分眠りについたのじゃぞ。星にとっては守護者が減ってしまう訳じゃ。それで星は焦り魔力を優先的に回すようになったのじゃ。」


星というのは重要な核こそ中心部にあるが魔力を大量に持ち一気に放出できるような存在からすれば容易く壊せるものである。そのため、他の大陸に神族が残っていようと一部の守りが薄くなってしまうため星は焦ったのである。


「それではレッセル文明について話していこう。シャリオン文明の後期には魔導技術に転用するためではあったが一応科学技術の研究は進んでいたのじゃ。魔力で物質を産み出すにも詳しい性質を知れば知るほどその質は上がるからのう。そのためシャリオン文明は科学技術の研究を始めたのじゃ。しかし、シャリオン文明は滅んだ。それはなぜだったか覚えておるかの。」


「えーっと。シャリオン文明の研究よりも先に科学技術を戦闘に転用した集団がいて、その集団がシャリオン文明の国を滅ぼしたからですよね。」


「その通りじゃ。その後その集団は国を築いたのじゃ。この国は現代に虎牙帝国として存続している。帝国は国を立ち上げてからは領土をあまり広げずにその技術を高めることに目を向けたのじゃ。科学技術は魔力が星に戻っても使えるからの。その結果魔術が主体となった現代でも虎牙帝国は存続しておる。ちなみにじゃが、今は虎牙帝国も魔術の研究をしておる。科学技術を棄てたわけではないようじゃがな。」


「科学技術っていうのはどういうものがあるんでしょうか。」


「そうじゃのう。例えば、昼間の間に太陽に当てておくと魔力を使わずに光らせることができる電灯などがあるの。」


この世界では大半のエネルギー源は魔力のため魔力を使わずに光る電灯というのは十分すごいものである。


「他にも魔石の運用に関してはこの時代で効率が上がったとされておる。現在では使い回すことができる魔石じゃが、シャリオン文明では魔石は使いきりであったとされておる。」


「魔石というのは何ですか。」


「なんじゃ、聞いておらぬのか。魔石というのは魔物のコアじゃな。強い魔物の程、魔石に含まれる魔力の量は増えていくのじゃ。」


この魔石は魔道具などの動力に使われている。


「帝国が軸となったレッセル文明じゃが初期として二百年、最盛期が三百年、衰退期が三百年と続いていく。レッセル文明が衰退していったのは星に魔力が戻り始めたのが原因じゃな。科学分野では圧倒的であったが、魔術分野の研究は進まず帝国の国力は落ちてく行くことになるのじゃ。衰退期の終わりには星の魔力はほとんど元通りになっていたとされておる。そこで帝国に対して反乱が起き始めるのじゃ。北には平等な社会を訴える集団。西には数多くの迷宮で力を着けた者達の集団。そして東には我らが龍王国の初代国王が率いる集団。彼らは星の魔力が増え、使うことが容易となった魔術を用いて帝国の科学力に抵抗したのじゃ。」


部屋に置いてある時計が終了の時刻を告げる。


「む、時間じゃな。ここからは次の授業で行うこととしよう。」


「分かりました。ありがとうございました。失礼します。」


サスケはレオセルに礼を告げ、厨房へと向かう。そこではエマが昼食の用意をしていた。サスケはエマの準備を手伝う。


食事に関してもサスケはいずれ一人でできるようにするためにできるだけ手伝うように言われている。


「こんなものでいいでしょう。今日は私とサスケ、セラとソーレルだけですし量も足りるでしょう。サスケ、ソーレルとセラを呼んできて下さい。」


サスケは地下修練場からから探していく。


地下修練場ではセラが武技を放とうとしているところだった。武技が放たれる。


「[灼熱斬破]」


炎の大斬撃が放たれ、空気を焦がす。しかし、放ちきる前に収束する。セラの力量では完成に扱い切れないのだ。


「やっぱり、だめねー。魔力量は足りてるし、何がだめなのかしらね。炎の扱い方に問題が…。」


失敗してしまったことへの考察を始めるセラだが、そこにサスケが声を掛ける。


「セラ、飯だから上に上がっといて。」


セラはサスケの声に気づき振り返ると嬉しそうな顔をする。


「サスケ、だんだん砕けてきてるわね。」


そう言って近づきサスケの頭を撫でる。


サスケはセラの手を退かし、ソーレルを呼びに行く。年上の女性に撫でられるなど恥ずかしいが払いのけることもできないため、逃げたのである。


「やっぱり、可愛いわね。」




ソーレルの部屋は三階の角部屋だ。ノックをするが返事がないので部屋に入ると、本棚が動いており、その後ろからソーレルが出てきた。そして、ソーレルと目が合う。


「サスケか。…お主には教えておく必要があるのう。」


ソーレルは扉を隠すように設置されていた本棚を魔術で動かし、扉を開ける。


「サスケ、来るのじゃ。見せておきたいものがある。」


サスケはソーレルに続いて扉へと入る。


「ここは隠し部屋じゃ。儂の表には出せない研究資料などが置いてある。表に出せないというのは非人道的な研究という意味ではなく、研究結果の悪用を防ぐためじゃ。例えば、これじゃな。」


そう言ってサスケにソーレルが渡したのは古龍に関する研究資料だった。


古龍というのは世界最強の生物である。不老の存在で世界が終わっても生き残り、他の世界へと渡る。抑止力として存在しているが、基本的に世界の理に反しなければ干渉などをしないことを明言している。


この星には五体の古龍が確認されている。ソーレルは滅多に確認されない古龍[虚幽冥龍]に関しての研究をしている。


サスケに渡された資料には[虚幽冥龍]には死者蘇生ができるとされている。


「古龍様については習ったじゃろう。それは古龍様に関する研究資料じゃ。古龍様の能力については一般には知られていないが、圧倒的な力を持っておる。それを悪用しようとした者共が古龍様のお怒りに触れれば確実に国が一つ滅ぶからの。死者蘇生となれば、馬鹿なことを考える者が出る。表には絶対に出せん。他にも表には出せぬ資料が多い、お主に見せたのは最悪の場合を考えてじゃ。儂も歳じゃ。儂が死んだ時にはこれを処理してもらいたいのじゃ。」


「...分かりました。」


ソーレルとしても死ぬ気はないが、堕龍を討伐することを目的と考えるとソーレルの研究資料の危険性の高さから保険を掛ける必要があった。ソーレルは堕龍討伐にサスケを利用するつもりこそあるが、もし敵わなければサスケだけは逃がすつもりでいる。


「それでお主は何の用でここに来たのじゃ。」


「…ああ!ヤバッ、エマさんに飯だから呼んで来るように言われたんだった。」


思わず、サスケは素が出る。普段はお世話になっているからとできるだけ丁寧な言葉や行動をするようにしているのだが、こういう焦った時に素が出るのである。


「むぅ、それはヤバいのう。エマは起こると怖いからのう。サスケ、来るのじゃ。跳ぶぞい。」


サスケがソーレルに近づくと、ソーレルは転移魔術を発動する。転移先は、食堂に繋がるドア前だ。


ソーレルとサスケは恐る恐るドアを開ける。


「それで二人ともどうして遅くなったのですか。」


エマは笑顔でこそいるものの目が笑っていなかった。


「サスケ、こういう時は全力で謝るのじゃ。」


ソーレルは小声で一言サスケに告げると全力で頭を下げる。


「遅れてしまい申し訳ないのじゃ。」


サスケもソーレルを見て固まったものの、そこまでする必要がきっとあるのだろうと思い。いわゆる土下座をする。


「すみませんでした。」


「…そこまですることではないと思いますが、気をつけて下さいね。」


「「はい。」」


「それでは食べましょうか。」


昼食にはパンとスープに軽い肉料理が並ぶ。


ソーレルは昼食を取りながら、サスケに次の授業について話をする。


「そろそろ、お主には実戦をしてもらう。そこで次の授業は魔物討伐に向かうことにする。今回は儂とセラ、エマが引率じゃな。それとウィルが護衛の騎士二人と来る予定じゃ。ついでに冒険者ギルドによって、魔物討伐の依頼を受けて行くこととしよう。」


冒険者ギルドの依頼の基準は緩く、非合法の手段をとるなどのことをしなければ良いとされている。つまり、外部の協力者と一緒に行動しても良いとなっている。


冒険者ギルドについてさらに補足しておくと、ギルドカードは古代文明の遺産を使って生成されるカードで所有者の固有の魔力パターン(指紋の魔力版)を記憶し、どんな魔物を倒したかなどを記録する。これによってギルドは討伐依頼が成されたかどうかを判断している。



昼食を食べ終え、魔物討伐のために準備をする。


サスケは前の休みに片手剣と革鎧を買ってもらっていた。ソーレルとセラ曰く、とりあえず剣だけ買ったけど他の武器もいずれ買うらしい。革鎧については、その方が動きに影響が少ないからだそうだ。


革鎧を身に付け、剣を腰に吊り下げる。


玄関に向かうと、他の三人は揃っていた。


「サスケも来たことじゃし、行くとするかの。」




一行は冒険者ギルドに立ち寄る。


「私とエマは先に王都の外に行っているから。」


冒険者ギルドの前で分かれ、セラとエマは先に王都の外へと向かったので、ソーレルとサスケは二人で冒険者ギルドへと入る。


二人は依頼掲示板へと行き、目当てであるゴブリン討伐の依頼を探す。


『討伐依頼

ゴブリン十匹以上の討伐

王都北のレンジ街道でゴブリンの群れが確認されたため群れの壊滅もしくは数を減らして欲しい。

十匹以上の場合十匹追加で小銀貨一枚

期限:受注から七日以内 冒険者ギルド』


「これで良いじゃろう。」


ソーレルは貼られてる依頼用紙を取りサスケ渡す。サスケは受付へと向かう。


「この依頼を受けたいのですが。」


「はい、ええとギルドカードはお持ちですか。」


「はい、これです。」


サスケがソーレルの隣からギルドカードを男性職員へと渡す。


「サスケ・フローズ様ですね。依頼内容の再確認をさせて頂きます。王都近郊でのゴブリン十匹以上の討伐となります。追加報酬として十匹ごとに小銀貨一枚となります。期限は受注から七日です。何か確認したいことなどはございますか。」


依頼の再確認は内容の齟齬が依頼終了後等に問題が起こらないよう行われる。サスケは内容と認識の齟齬がないことを確認し了承の返事をする。


「それでは受注手続きを行います。少々お待ち下さい。……はい、終わりました。」


「ありがとうございました。」


ギルドカードを受け取り、ソーレルのもとへと戻る。


「それでは行くとするかの。」


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