表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻界星霜 ウィスタリア ー幾度も移り行く転生者ー  作者: 弓削タツミ
ー首都を目指してー
54/138

52.モテモテ??

今回はR-18です。苦手な方はお気を付け下さい。

ーーーーー

ーーー



ーーー翌日の深夜の事です。

私がアリシアとシャルロットちゃんを抱え込んで休んでた時の事でした。

今日は私が見張りを交代する番ですので、深く眠る訳には行きませんので軽く目を閉じて二人の体温を堪能してたのですが、アリシアが起きてたみたいで、私が寝てるか確認して来ました。

ーーーしかし敢えて私は反応しませんでした。悪戯心が湧いてしまったからです。

アリシアは私の顔を小さな手の平で撫でたり頰を突いたりして来ました。ーーーかわいくて思わず吹き出しそうになりますが、我慢です。

少しすると、アリシアは満足したのか手を離し、代わりに顔を近付けて来ました。


「ーーー転生者って、暴力的な位人を惹き付ける魅了チャームの呪いを振り撒くらしいけど………それならわたしのこの気持ちは呪いのせい?…それとも………素直な気持ち?」

そう言うと、アリシアは私の唇を塞いで来ました。

アリシアとのキスは何度もして来ましたけど、何度しても胸がドキドキして来ます。恥ずかしい程に胸が高鳴ります。アリシアに聞こえて無いか凄く心配になってきました。

いつもの様に軽く吸い付く程度の口付けは、いつしか私の口内に舌を挿し入れて…中を味わう様にチロチロと動き回ります。その度に口内にアリシアの甘酸っぱい味が拡がって、互いの唾液が絡まります。歯を開いてしまっているので舌同士も絡まります。柔らかくも力強く絡み付いてくるアリシアの舌が気持ち良いです。

………最早何時ものキスでは有りませんでした。フレンチキスです。分かりやすく言うとディープキスです。

流石に驚き両目を開いてしまいましたが、アリシアは堪能してる様で、両目を閉じて私の唇に貪り付きます。

隣にシャルロットちゃんも居るのに何をしてくれてるんですかこの赤茶猫は!!

しかし拒む事も出来ずに受け入れてしまってる私も私です。ーーーって言うか、こっそりこんな事をしてたとは、せめて起きてる時にしてくれたら共有できるのに………起きてますけど。

暫く吸い付かれ、舌同士が互いに唾液を求め合って…歯も舐められて…私がすっかり蕩け切った頃、息苦しくなったアリシアが唇を解放してくれました。

唇から糸を引いて離れるアリシアが両目を開けた時、その視界に入ったのは…

すっかりトロトロに発情しきった私の姿でした。


ーーー

ーーーーー



「アリシア…アリシアぁ…好きぃ…」

完全に甘えモードになった私は、アリシアにスリスリと擦り付きます。…逆にアリシアはバツが悪そうな表情で、甘える私をそのままにして居ました。

「おかしい…おかしいよ、わたしがこうなるならともかく、どうしてエルキュールがこんなになってるのさ?」

私はアリシアの言ってる事の意味が分かりません、アリシアが好き過ぎて仕方ないんです。ギューってして欲しいです。………流石にエッチな事は、シャルロットちゃんの存在が私のなけなしの理性を掻き立てて押し留めてくれてます。…逆に居なかったら責任を取って貰ってましたけど。


「エルキュール、落ち着いて?ね?」

アリシアが私の頭を撫でてくれました。はわぁん!!嬉し過ぎて胸がキューーーーってなっちゃいます!

アリシアアリシア好き好きぃぃ…かわいいアリシアが私をあんなに求めてくれるだなんて心臓が爆発しそうな位嬉しいしドキドキしますします!!はぁはぁアリシアもきゅもきゅしたい!もきゅもきゅしたいです!!

「エルキュール…かわいいけど、一旦落ち着こ?わたしの言う事、聞いて?」

アリシアが私を抑えましたが、どうにも自分が制御できません。言語もまともに機能してないです。ただただアリシアが愛しい気持ちで溢れてます。ぺろぺろしたい………いえ、ぺろぺろして欲しいです。

「分かった…じゃあ、ぺろぺろして?アリシアぁ…」

私が潤む瞳でアリシアに懇願すると、アリシアはどうした物かと困ってました。

「アリシア…アリシアぁ!」

私がアリシアに飛び掛かりました。ーーー嘘です、本当はのし掛かった位です。

「うひぃっ!」

アリシアが悲鳴をあげながら、自らを庇おうと両手でガードした所、私の胸を握ってしまいました。

「あぎっ!!」

その瞬間、私はビクンと身体を跳ねさせて停止しました。アリシアは柔らかい感触を感じて何度かぐにんぐにんと握ったり開いたりをした様ですが、それに伴い私の身体はヘナヘナと力無く倒れ、アリシアに覆い被さりました。

アリシアは自分の手の中の感触の正体を理解したみたいです。そして面白半分でそのまま続けました。

………私はその度にビクンビクンと身体を跳ねさせて…今更込み上げて来た羞恥で顔が真っ赤です。

「あの…離して…胸はダメ…なの…」

私が力無くアリシアに囁き掛けると、アリシアは楽しそうに笑って言いました。

「巨乳に人権は無い!だから、これはわたしのだから。」

そう言うと、私の胸を服の上から露出させて吸い付きます。あぁ、分かりました。今まで殆ど弄られた事が無いので気付きませんでしたが、私は胸を弄られるのが心底苦手な様です。

ーーーそして、アリシアは私の胸が大好きなので相性が悪かったのですね。



ーーー

ーーーーー



ーーー暫くして満足したのか、アリシアは私の胸に顔を埋めて甘えてます。

逆に私は疲れ切ってアリシアを抱き締めていました。

ーーーーーそう言えば、セシルさんと交代………忘れてましたが、動けません。困りました。

アリシアを退けたくても力が入りません。アリシアはアリシアで私の胸に甘えてガッチリ離しません。

交代しないとセシルさんが一晩中徹夜で見張りを続ける事になります。

そうなると色々と悲惨になります。私が心底困っていると、シャルロットちゃんが起きました。

「………エルおねえちゃん…アリシアちゃん…なにやってるの?」

眠そうにまぶたを擦りながら言うシャルロットちゃんに、私は口をあわあわさせて震えました。

アリシアは…

「エルの柔らかおっぱいに埋もれてたんだよ。シャルちゃんもする?」

このお馬鹿!!

シャルロットちゃんが両目を爛々と輝かせて私の胸にふにゃんと顔を着地させました。あがががが

抗えないこの感覚は恐らく、虎やハイエナなんかに獲物として喰らい付かれた子山羊の気分でしょう。私は涙目でこの二人の陵辱を受けるしか有りませんでした。子供の悪意の無い悪意って物凄く恐ろしいです。

「この駄肉はおっぱいだけは超一流だからね…シャルちゃんも好きでしょ?」

アリシアの悪態でした。誰がおっぱいだけだ誰が。

「エルおねえちゃんはだにくじゃないよ?…シャル、エルおねえちゃんのおっぱい好きー!」

シャルロットちゃんが好きって言ってくれました!以前はあんなに嫌ってたのに、好きって嬉しいです!!胸がキュンキュン来ます!!

「むぅぅ………わたしの時より嬉しそう…浮気肉ぅぅ…」

「すっ好き勝手にしといて何を!?」

アリシアが私の肩にがぶがぶ噛み付いて来ます。ひぎぃ!痛い痛い痛い!!

このままでは食い千切られそうです。甘噛みですが。

いえ、寧ろセシルさんと交代は………シャルロットちゃんが吸い付いたまま首を傾げててかわいいです!!かわいすぎます!!あひっ!?アリシアが私の背中をぺろぺろして来ました!!嬉しいですけど、正気に戻ってからじゃ………!!!んんぎっ!頭がバチバチして来ました。再び身体が疼き始めました。

でもシャルロットちゃんにこんな顔を見せる訳には………!!

「エルぅ………わたしの事、好き?」

「エルおねえちゃん…シャルの事、好き?」

二人同時に聞いて来ました。………しかし私は二人になんて答えたのか覚えてません。

それ程迄にこの二人に理性を捻り飛ばされてしまったのでした。



………半ば二人の玩具状態になった私は、アリシアとシャルロットちゃんの声が遠くに聞こえていました。

「エルぅ……ギューってしてよ…もっともっと包み込んでよぉ」

「エルおねえちゃん…シャルのこと、あいして…?おかあさんみたいにギューってしてほしいよ…」

………これ、モテてるんでしょうか?

私は二人の言う通りに思いっきり抱き締めた気がします。二人の額にキスをして、思いっきり抱き締めたんだと思います。

その証拠に二人共物凄い笑顔じゃないですか。………まるで夢を見てる様な感覚ですが、いつかの恐ろしい気がする夢では無く、とてもとても幸せな夢を見ている気がします。




ーーーーしかし、突如飛び込んで来た声に、夢から引き戻されました。



「敵だ、三人共起きろ!!」



漆黒の剣士の夜の闇にツンと響く声に、私は正気に戻りました。

アリシアは直ぐに身構えた様です。…私もすぐに弓を取り、矢筒を腰に着けて外へと飛び出しました。


そしてセシルさんが極めて冷静に、現状を私達に伝えました。





「なんて格好をしてるんだ………先ずは服を着て来い!」



彼の鼻の下には赤い筋が通っていました。

エルキュールさんはエッチな事をする側では有りません。

される側です。受け体質です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ