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異世界管理者   作者: チョッピ
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第67話「テミアのお願い」

第67話「テミアのお願い」


俺はテミア美しい姿に見とれてしまっていた。

【ルイン様どうかしましたか?】

ずっとテミアを見ていたせいかテミアが尋ねて来るが、何でもないと言い返し俺はオデルの方を向く。テミアの素性が分かった。テミアとの別れは正直嫌だが、テミアの帰る場所が見つかって良かった。


【オデル様。相手は分かりませんが、1度テミアは狙われています。】

俺はオデルにテミアを狙った者がいた事を説明する。

【テミアの事を天界人と知った者かもしれんな。天界に帰って来たからには心配は要らないだろう。】

そうなのだろうか?確かにテミアを直接狙って来たのは、1度だけだったが不安要素がいくつかある。


テミアが自分の意思で天界人に戻れないのなら下界に来た後でテミアの事を天界人と見抜くのは不可能ではなのだろうか?現にステータスを確認出来る俺でさえ見抜けなかった、他に天界人と見抜く方法が有るのかもしれないが。


それとハクリが見た空飛ぶ人だ。ハクリが見たのが、天界人でテミアの事を見つけていたのなら、もっと早くにテミアを迎えに来たと思うが。天界人とは全く関係ない場合も有る、俺の気にしすぎならそれでいいのだが・・・。


その後。オデルに褒美は何がいいかなど色々聞かれたり、エルート達はテミアとの別れを悲しみながらも色々話して別れまでの時間を過ごしていた。

オデルは結構暇なのかもしれない・・。と思いつつも帰るタイミングを見計らっていた。


【オデル様そろそろ俺達は失礼しますよ。】

俺は逃げるように言う。オデルは王様なのにやたらとフレンドリーで中々帰るタイミングが見つからなかった。

【ルイン殿今日は神殿に泊まっていってはどうだ?テミアを救ってくれた礼も出来ないまま帰すわけにもいかぬ。それに5日後にはテミアの魂誓の儀式も有る、是非ルイン殿にも参加してもらいたい。】


何だと!!テミアが魂誓!?相手は誰だ!?まさかカイン!?褒美は最後まで要らないと断ったから何かしたいのだろう。

【テミアの魂誓相手って??】

【こことは別の天界の王子のナキ殿だ。テミアはナキ殿の所で魂誓の儀式をする寸前で敵の襲撃に遭ってしまい、魂誓の儀式がまだ終わってないのだ。】

テミアの魂誓にも参加して欲しいはちょっと複雑な気分だな。出来れば俺の魂誓相手にしたかったが・・。

駄目だ・駄目だ!ハーレムも作りたいが、俺にはやる事がある。


【それでしたら5日後にお邪魔しますよ。】

引き止められるのも面倒なので急いでエルート達の近くに行き、移動魔法を使って帰ろうとした。テミアと一緒に居たいが、別れがつらくなるし、また5日後には会える。オデルが慌てて止めようとするが、俺は待つ事はなく移動魔法を使って帰ろうとした。


【ルイン様待ってください。】

テミアが俺を止めて移動魔法を使おうとしている俺に抱き着いて来る。このまま移動魔法を使ったらテミアも連れて帰ってしまう。俺はやむなく移動魔法を使うのを辞める。


【テミアいきなりどうしたんだ?】

抱き着いていたテミアが半歩下がり

【私を守って下さい!】

真剣な表情だ。テミアを狙ってる奴らの正体は分かっていないが居たとしても、さすがに神殿までは来れないのではないのだろうか?それともテミアには何か思い当たる事が有るのだろうか?記憶が戻ったのか!?


【分かった。】

今はテミアの言う事に素直に従おうと思った。テミアは自分の身が危ないと分かっていて、俺達の家から出て行こうとした事が有った。そのテミアが自分から守って欲しいと言って来たのだ、断る事何て出来るはずもない、まして他人に任せる事も出来ない。


テミアの発言を聞いて、王座に座って居たオデルとカリーナが立ち上がる。

【テミア心配は要らんよ。ここにはカインも居るし、明後日にはナキ殿も到着する。】

テミアの表情が一瞬曇る

【嫌です!私はルイン様の傍を離れません!】

まただ。一瞬テミアの真っ白い髪の色が変わった様に見えた。

【テミア・・あなた・・。】

カリーナが何か言おうとしたが黙る。


あまりにも真剣なテミアに何を言っても無駄だと判断したのか

【ルイン殿に苦労を掛けるが、テミアの警護を任せてよろしいか?】

オデルが俺に向かって、本当に申し訳なさそうに言って来る。

【勿論構いません。テミアと約束しましたから。】

【すまない。だがテミア!ルイン殿が警護するのは魂誓が終わるまでだ。それでよいな!】

【はい】

俺に向かって言った後に、オデルはテミアの方を向き少し怒った顔でテミアに言った。


エルート達はまだテミアと一緒に居られる事と神殿に泊まれる事を喜んではしゃいでいた。

【キャロ。神殿の物壊すなよ。】

【そんな事しません!】

俺は冗談のつもりで言ったのだが、少しキャロがむくれてしまった。


【それでは皆様時間も遅いですし、食事に致しましょう。】

カリーナが言うと近くに待機していたメイドさん達が一斉に動き出す。色々有って今までよく見なかったが天界のメイドさんは勿論天界人なのだが、クラリスの所に居たメイドさんとは服が違う。翼が有るからなのだろう背中が見えてメイド服のはずなのに露出が多い。


それにテミアほどではないが、可愛い子が多いく統一したかのようにメイドの髪の色が全員緑色だ。それはそれでメイド服と合っていいのだが。

【発情】

しまった。キャロが呟く。慌ててキャロの方を向く。

【ルイン様はメイドの格好が気に入られたみたいで良かったです。】

テミアまで!

【私も着てみようかな。】

エルートが呟く。

【僕には・・。】

泣きそうになるポルン。


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