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異世界管理者   作者: チョッピ
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第54話「王妃の日記」

第54話「王妃の日記」


受け取った魔法書に魔力を込めると過去の王妃様が本の上に現れ語りだす。いくつもの魔導書に魔力を込め分かった事だが、魔導書には色々な種類が有るようで文字が浮かびでる物、王家の魔導書の様に等身大の人物が映像のようにでたりと魔法書を残した人によって様々な形で記されているようだ。


王妃に伝わる物は古文書と言うより、当時の王妃様の日記のようだ。最初は普通の日常だった。

XX年火の日

〔今日私は薬草を取りに、森に行くと運悪く魔物と鉢合わせしてしまい驚き腰を抜かしてしまいました。動く事の出来ない私は死を覚悟しました。ですが何匹もの魔物を見た事もない武器を使い私を救ってくれた方がいました。〕


XX年風の日

〔救って頂いてから何日か経ったある日。街であの方を偶然見かけました。何人かの女性を連れ街を歩いていらっしぃました。〕


XX年水の日

〔王子様に魂誓を申し込まれ、今日から王都での暮らしが始まります。王子様に相応しい人になれるように頑張らなくては!そういえば前に私を救って頂いた人を王宮で見かけ、声をかけると家庭教師をしていると言っていましたが、どなたに何を教えているのでしょうか?〕


XX年風の日

〔私もようやく王宮の生活に慣れてきて、王子様との魂誓も順調に済ませる事が出来て今日は嬉しい日です。ですが何やら王様と私を救ってくれた人が何やら言い争いをしてるいるようでした。どうしたのでしょう?〕


XX年光の日

〔私は前に魔物に襲われた時以上に強く死を感じる恐ろしい体験をしてしまいました。兵士が騒いでいたので行って見ると王様が私を救って下さった、あの方を怒らせてしまったようで、その時城に居た何十人もの兵士さん達があっという間に殺され。王様も王子様も命の危機でしたが、私が王子様をかばい、王妃様が王様をかばうとあの方は王様と何か話した後にこの城を去って行きました。殺された兵士は皆男性で女性兵士は気絶しているだけで済んだようです。あのお方は女性には手をださないのかもしれません。〕


それから何日間かの事を話し、魔法書から光が消えた。

分かった事は前管理者らしき人が何人かの女性と一緒に居た事、王様と何やら話した事、どうでもいいが女性好きな事だろうか?


何をしたかったのかさっぱり分からない。俺は王妃様に本を返した

【当時の王様に何を言ったかは分かりませんか?】

本を受け取った王妃様が少し考えているが、首を左右に振る。


ただの気まぐれでこの国に来て、もめ事を起こしただけなのかも知れない。これ以上は今は何も分からないか・・。

【何か思い出したら、何でもいいので教えて下さい】

王妃様は返事をして、本を持って去って行った。


倒してしまった本棚も兵士さん達が元通りに戻してくれたし、これ以上ここに居てもしょうがないと思った俺は

【ティーナありがとう。そろそろ俺は帰るよ】

ティーナが慌てて

【それでわ。バロン車を用意いたしますね】

書物庫の外で待っていたティーナのメイドさんだろうか?その人にティーナがバロン車を用意させようと書物庫を出ようとするので、俺はティーナの手を掴み


【バロン車はいいよ自分で帰るから。ティーナも俺の相手するの疲れただろう。また何か有ったらよろしく頼むよ】

王様か王妃様の命令だろう綺麗な人に相手をさせると言う。これ以上俺の相手をさせてはティーナが可哀そうだ。


俺は移動魔法を使おうとすると、ティーナが俺の手を取り

【疲れてません。楽しかったです!】

と笑顔を向けてくれた。少し砕けた感じが可愛かった。確かにこの美少女姫相手なら俺は怒る事はないだろう。


ティーナは手を離し、スカートの両裾を持って上げ頭を下げた。俺は手を振って移動魔法を使って自分の家の前に戻った。

結局これと言った収穫は何もなかった。ティーナの胸の大きさと柔らかさだけは収穫、いやあれは豊作だった・・。

【ご主人発情?】

うわ!と声が出そうになったが堪えた。


【キャロ!いきなり声かけたらビックリすじゃないか】

稽古でもしていたのか、キャロの手には剣が握られていた。

【何度もご主人って呼びましたよ】

そうなのか?考え事と言うかティーナの胸を思い出していて気づかなかった。


【他の皆は何してるんだ?】

キャロは剣を鞘に納めて

【ご主人が城に行ってから皆でポルンさんが使う工房を掃除してました。ご主人が戻らないのでさっきまで剣の鍛錬をしてましたよ】

キャロと話して居ると玄関のドアが開き中から3人がバケツ一杯に果物と野菜が入ったバケツを持って出てきた。


【ご主人様お帰りなさい】 【ルインさんお帰りなさい】 【主人様お帰りなさい】

3人がそれぞれ言う。

【その食べ物どうするんだ?】

エルートが持っているバケツをキャロが一緒に持った。俺も片方の手でテミア、もう片方の手でポルンが持つバケツを持って手伝った。


【ハクリの食料ですよ。そろそろ無くなる思ったので】

エルートは俺の知らない所で色々やってくれては居るが俺がしなければならない事までしてくれてたとは。それに俺の奴隷ではないテミアまで手伝ってくれてるし。皆可愛いし、いい子ばかりだ。


皆でハクリの所に行き、食事をする所に中みを移動させて俺はハクリの頭を撫でた。

【皆さんありがとう】

ハクリが話す。どうやら一般語を使ったらしく皆にも通じて笑顔で答えている。その他にも皆と会話している。ハクリ頭良すぎないか、皆と会ってそんなに日も経っていないだろうに・・。たまにエルートやキャロは来ているみたいだが。ドワーフの人達が少し世話をしていたらしいがその時から少しづつ言葉を学習してたのだろうか?


持って来た果物などを食べてハクリは食後の運動なのだろうか?運動して来ると言って空高く飛んでどこかに行ってしまった。

俺達も家に戻る。その途中に歩きながら

【明日から旅を再開しようと思う。皆いいか?】

全員頷いた!テミアは待ちどうしかっただろう。早くテミアを知る人を探してあげたい。


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