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異世界管理者   作者: チョッピ
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第52話「お迎え」

第52話「お迎え」


リビングに向かうはずだったが、キャロとポルンが食事を用意していたので、そのまま食事を先に済ませる事にした。食べ終わった後片付けを皆に任せて次はお風呂。俺はいつものようにお風呂の湯の温度調整をする為に先に向かいお風呂の準備をし先に脱いで体を洗い始めようとする。


お風呂に皆が入って来る、いつもと同じタイミングだ。最初にエルートが来て頭を洗ってくれて、その後はキャロとポルンが腕や背中を洗ってくれる。その横で先にテミアが自分の頭と体を洗い始める。


洗い終わった俺は先にお風呂に入りゆっくりしている。4人の裸にも少しは慣れてきた。まぁ極力見ないようにしているのだが・・。


俺が先に入って居ると、皆より早めに洗い終わったテミアが今日は先に俺の近くに入る。

【私も少しは愛が分かったような気がします。】

【良かったじゃないか。エルートのように思える相手が見つかるといいな】


戻って来たエルートと話したり、キャロやポルンと話して何か思う所が有ったのだろうか?俺には分からないがテミアも色々感じているみたいだ。


俺に言わせれば、愛なんて歳をとるごとに分からなくなっている。初恋の様な本物の愛?はもう感じられないと思って居る。エルートや皆の事は好きだ。でもこれが愛なのかどうか聞かれれば俺は答えに困るだろう。


相手を抱きたいから愛してると思うのか?愛してるから抱きたいのか?俺には分からない。

前者なら俺は可愛い子皆を愛してる事になるし、後者なら抱いた後も飽きずにずっと一緒に居られるはずだが他に目が行ってしまう。男の本能と言ってしまえばそれまでだが・・。一途な人を俺は尊敬している。今の俺には全く分からない気持ちなのだ。テミアも俺じゃなくエルート達を見習ってほしいものだと思う。


【はい。】

俺の方を向いて返事をしたテミアの髪の色が湯気のせいなのか?一瞬変わった様に見えたが、光の加減だろうと気にする事はなかった。


エルート達もお風呂に入って来て、俺の横にエルートがいつものように来る。だが今日は少しいつもより距離が近い!そうじゃなくてもいつも近いのに更に近い。俺の腕と自分の腕を組み腕に柔らかい感触と弾力が生で伝わってくる。その様子を見ていたキャロも反対の俺の腕を取りエルートと同じように腕を組んできて柔らかな感触が伝わる。


これ以上は理性が耐えれない!2人の腕を振りほどき、お風呂から退散する。

服を着て先に飲み物を飲み、部屋に向かう。今日は何故か変に意識してしまって、まだ2人の顔を見れない。


先にベットに横になる。少しして4人が部屋に入って来て1人が俺の方に向かって来る。

【ご主人様は先に寝てしまったようです。】

エルートだろうか?いい匂いが近くでした。


【ルインさんもやっぱりエルートさんが好きなようで良かったですね】

【な・何を急に言ってるんですか!】

見なくてもエルートが顔を赤くしてるのが想像できる。

【エルートさんのルインさんに対する思いも勉強になりました。キャロさんやポルンさんのもですが。】


【ご主人あたしの事も好きで居てくれてるのかな?】

【勿論キャロさんもポルンさんの事もルインさんは好きだと思いますよ。口には出さない人ですが】

4人は笑ってベットに入った。その後も女子会が続いたみたいだが、盗み聞ぎしているみたいで嫌だったし気にはなったが睡魔に負けて眠ってしまった。


翌朝。俺はいつものように胸で目覚める!もう誰の胸で目覚めたのか確認は要らない、今日はエルートだ。

匂い、柔らかさ、大きさ目を覚ましてもすぐに動かないで少し堪能する。毎朝の楽しみだ!


食事をしている時に

【食事を終えたら古文書を見せてもらいに城に行って来るから皆は自由にしてていいから】

4人は返事をした。

【主人様。お願いが有るのですが?】

ポルンが食べるのを一旦止めて言う。


【どうした?】

【この屋敷の離れに工房のような場所を見つけたのですが使っても構わないですか?】

あぁ~。この豪邸屋敷とでも言うのだろうか、部屋数もさることながら設備整っている。これで別荘と言うのだから本家はどうなっているのやら・・。


【勿論使いたいなら使っていいぞ】

【ありがとうございます】

ポルンはお礼を言うと食べ始めた。俺達の為に武器や防具を作ってくれると言っていたからな、誰が作ったか分からない物よりずっと安心だ。


食事を済ませてしばらく休んでいると、玄関から誰かの声が聞こえた。エルートが玄関に行き戻って来ると

【ガランさんがご主人様に用事が有るそうです】

玄関に行って見るとそこにはガランさんだけではなくティーナ姫も一緒に居た。


俺が玄関に来るとティーナ姫が両手で両裾を少し上げて挨拶してきた。

【何か用ですか?】

両裾を持っていた手を離し、

【古文書を見に来ると思い、お迎えに参りました。今日見に来るご予定はなかったでしょうか?】

【もう少し休んだら行こうと思っていたが・・。】

両手を合わせて笑顔で

【それは良かったですわ。】

エルートがティーナ姫に

【ご主人様の休憩が終わるまで中にどうぞ】

【ありがとうございます。】

ティーナ姫をリビングに案内する。ガランさんはティーナ姫に言われてバロン車で待つようだ。


俺達はリビングに移動して、俺がソファに座るとその隣にティーナ姫が座る、気のせいかもしれないが近い。エルート、キャロ、ポルンが少し不機嫌になっているのが見て分かる。

エルートが

【ティーナ姫様、こちらの椅子の方が座りやすいですよ】

【姫は付けなくてもいいですわよ。それに私はルイン様の隣がいいので・・。】

何!美少女だし嬉しいが・・。3人の俺を見る目が怖い。ティーナ姫は何がしたいんだ。

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