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屋上
死にたい。
そう思ったのは、いつだっただろう。
自分が生きる意味なんてものが、この世にあるのか、そう思って、意味があることを信じて、今まで生きてきた。
でも、
「もう、無理だ」
そう思い立って、今。
学校の屋上。柵を乗り越えた。
_____あと、少しで。
あと少しで、死ねる。
いつも。家にいる時も、友達といるときも、頭にこびりついて離れなかった。
ここから、飛び降りれば。
手が震えている。拳を握りしめて、足を踏み出そうとした、そのときのことだった。
僕の人生が、狂わされたのは。
屋上の扉が、ギギギ、と嫌な音を立てて開かれた。
冷や汗が、たらりと頬を伝って落ちた。
先生に見られたら、友達に見られたら、退学どころじゃ済まない。どうしよう、どうしようどうしよう、
そんなことで、頭がいっぱいになった。
聞こえてきたのは、聞き馴染みのない、男子生徒の声だった。
「ねぇ」
「死にたいの?」




