雑文
「人生は何のためにあるのかというと、それは間違いなく目的のためだ」
ふーん
人生が目的のためにある、っていうのはあらゆる行動は目的のためになされたものでないといけない、という理解でいい?
「ああ、そうだ。毎秒息を吸うのも、毎日ご飯を食べるのも、毎夜眠り、毎朝起きるのもすべては目的のためにある」
目的のための人生に感情は必要なものなのかな
「必ずしも必要なものではない。それはその人の目的によるだろう」
人生、ってくくりで話してるけど、この議論は人以外の生物、つまり霊長類や哺乳類、アメーバにも適応されるのかな。さらには星や岩石、空気などの非生物にも拡張できる?
「適応できない、とした場合、矛盾が生じるのだろう?」
そうだ。現実に存在する物質の中で人間だけを特別視する理由はない。人間なんて素粒子の雲に過ぎないのだから。
ルートA
「だがあえて、適応できない、としよう。しかし人、ホモ・サピエンスとそれ以外の存在を区別する必然性はない。よって、区別するべきは自己と非自己だ」
うん、いいと思うよ。じゃあ君は、自分だけが特別な、孤独な世界で目的のために生きればいい
end
ルートB
「適応できる、としよう。霊長類にも哺乳類にも、星にも空気にも岩石にも目的があり、彼らはそのために生きている。もちろんその目的が何なのかは傍目には理解しがたいが、それは立場の違いによるものだ」
目的のために生きるっていうのが分からなくなったな。空気に何か目的があったのだとして、空気がそのために動いているのだとして、それが成功し、目的が達成されたのかどうかは全く分からないじゃないか。
「わかる必要がどこにある」
それもそうだ。
「目的は生まれたときから定まっていて、万物はそのために動いている。それだけだ」
いいと思うよ、人はそれを物理法則と呼ぶ
end




