第十章 俺のこと
前回の話はよく理解できなかっただろう
詳しく説明していこう
まず俺の素性だが、俺はもともと孤児でDELETEの研究施設に入れられた
その中でも、俺は頭脳がい一般人よりも優れているようで、DELETEの研究組織makerに送られた
その当時まだHALOSスーツもなかったのだが、その研究という名目で連れてこられた
だが実際は違った、HALOSはすでに完成していた
俺はmakerの極秘実験の実験体にさせられた
その実験がHPC作成である
人間の脳にAIを搭載して、戦闘IQが非常に高い人間を作るというものだ
そこにHALOSの骨格を組み合わせれば、人間の6倍ほどの戦闘能力が発揮できる
俺はその試作品No.101番目だ
DELETEの予算を少し横流しして行っていた実験なので失敗作も多いし、進度もかなり遅かった
そして、俺へのAI搭載は完璧に行うことができたというわけだ
俺に搭載されているプロセッサは第三世代でよりマルチタスクに対応したものとなっている
OSも第二世代から大幅に変更され、第二世代では相手の動きを分析するというだけだったが
第三世代のプロセッサの性能が高いというのもあり、相手の動きをコピーするまでに至った
まぁ、俺の場合は俺がじぶんでいじくりまわして、相手の動きを読むまでもっていっているけども
しかしまぁ、欠陥もありこのOSは相手のコピーを優先するがあまり対処が少し遅れるというものあるし
フォーマッドが特殊なので、特定の人物しか修正できないという点もあった
まぁ、それも俺は書き換えたのだが
そして、今俺はなぜmakerの人間ではなく、DELETEの殺し屋として活動しているのか
それはつまり、俺はmakerへ依存する必要性がなかったからだ
HPCとして、生み出されてしまったらOSの定期的な更新が必要であったり、故障した部位の修理だとか、makerのマザープロセッサへmakerネットにリンクしてアシストをしてもらうだとか
HPCにとって、makerは必須なのだが
俺は、OSを書き換えたので自分で更新しているということ、故障した場合でも人口骨格をほぼ現在のHALOSで再構成しているのでDELETEで治せるということ、そしてマザープロセッサのアシストが必要ないほどの俺の自身の戦闘能力の高さがあるからということだ
そのため、makerリンクをしていないため、makerも俺のことを消すことができずに困っているということだ
先ほどのNo.109はmakerリンクをしているため、常時マザープロセッサと交信できる
つまり、俺の場所がHPCの誰かがわかると全員わかってしまうということだ
そのため、俺の住んでいる家や学校にはmakerリンクジャミングを行っているということだ
結論俺は人間ではないということだ
横文字ばっかりで、なんか胡散臭い文章になりましたね