16.掲示を確認する
翌朝、ジコクは解体室へ向かい、入る前に隣の厚い木板の掲示板にメモがないか確認した。
そこに、ドライバーで釘付けされた新しい紙切れがあった。
「言い忘れてたけど、焼却炉は日曜日休みで、全職員休日だ。ゆっくり休んでね。月曜には大仕事が待ってる。チャくんより」
ジコクは休みの日、厨房に食べ物があるかどうかがかなり気になった。
ついでに立ってるんだから 、ジコクは掲示板の古いお知らせをめくり始めた。
ここのお知らせは一度も整理されたことがないみたいだ。もしくは、適当に破り取って、スペースができたら新しいのを貼るだけらしい。
お知らせの時期は先週のものから三十年前のものまでさまざまだ。そこから、昔の様子が少しだけ垣間見えた 。
ジコクは一枚のお知らせを見つけた。「新入職員歓迎茶話会……場所:茶トラ、アイライン のある、白い胸、白い靴下、短いしっぽ、適度な体格の猫が顔を洗ってる絵の前にある部屋。追記:ベテラン職員は答えを教えないでください、自分たちで探させてあげてください」
他のお知らせには、特定の仕事仲間向けの誕生日会や、技術研究会などの内容もあった。
ジコクはもう一枚のお知らせを見た。「新炉予定地の住民抗議により、移転計画中止。本炉は該当住民との協議完了まで継続使用とします」
その後の協議は明らかにずっと完了しなかった。だから第四焼却炉は今もこの場所に残り、地元住民からの抗議を受け続けているんだ。
ジコクはあちこちめくり、黄色く変色した一枚のお知らせを見つけた。「即日起、ゴミの着服を禁止する。違反者は厳罰に処す」
公告でわざわざ追加するってことは、最初からあったルールじゃないんだな。
ジコクはさらにめくった。職員が修理したゴミを集めて、慈善販売会に出すというお知らせがあった。
やはり最初のうちは、ゴミを直して再利用するのは就業規則に違反してなかったんだ。
ジコクの知る限り、公的機関が慣例を変えるのはよっぽどの大事が起きたときだけだ。あの頃、何かあったのか、突然再利用を禁じたのは。
禁止時期に近いお知らせを探したが、「全職員精神衛生検査日程」みたいなものしかなく、何の手がかりも得られなかった。
ジコクは、問題が「メーカーの収入に関わる」なんて単純なものだとは思えなかった。魔法師が集まる場所が、幽霊が出るくらいで怯えるとも思えない。
残りのお知らせは、ほとんど作業手順に関するものばかりだった。
ジコクは木板に手をついてため息をついた。
本当はチャくんにポルターガイストのことを聞きたかったのに、今チャくんが第四焼却場にいるかどうかすらわからない。
ジコクは少し俯いて考え、それから登記室へ手がかりを探しに行くことにした。
このエピソードの原文:
隔天早上璽克前往分解室,進去之前先看旁邊的厚木板公布欄有沒有留言。他看到上面有一張用螺絲起子釘住的新字條:「忘了告訴你,焚化爐週日休息,全體員工放假。好好休息吧。週一還有大工作等著。小碴上」
璽克相當在意放假日廚房還有沒有東西吃。
既然都站在前面了,璽克就順勢翻閱公布欄上的舊公告。這裡的公告看似從來沒有整理過,不然就是只有隨便撕掉一些,能貼新的就好。公告貼出的時間從上週到三十年前都有。
從公告裡多少可以看到一些過去的景況。璽克看到一張公告是「新入員工歡迎茶會……地點:橘色虎斑有眼線白胸白襪短尾體格適中貓咪坐著洗臉圖前面房間。附註:請老員工不要告訴他們答案,讓他們自己找。」還有為特定工作夥伴開的慶生會,也有技術研討會等等。
璽克看到有一張公告寫著:「由於新爐預定地居民抗議,遷爐計畫中止。本爐將繼續沿用至與該地居民協商完成之時。」
之後協商顯然是一直沒有完成,第四焚化爐才會到現在還在這個地方,繼續遭受這個地方的居民抗議。
璽克到處翻,他找到一張發黃的公告是:「即日起禁止侵吞垃圾,違者重懲。」既然是用公告的方式增加這項規定,表示這不是這裡一開始就有的規矩。璽克繼續翻,找到一張公告是員工把修理好的垃圾集中起來,準備送去義賣的消息。果然在最早的時候,把垃圾修好再利用並不違反工作守則。
就璽克所知,公家機關只有事情大條時才會改變工作慣例。不知道當年是出過什麼事才突然禁止垃圾再利用。跟禁止時間點相近的公告,璽克只找到一些像是「全體員工精神健康檢查時程」之類的內容,看不出端倪。璽克不覺得問題只是「關係到廠商收入」那麼簡單,璽克也不覺得一個法師群集的地方會害怕鬧鬼。
剩下的公告裡工作流程佔了絕大多數。璽克手撐在木板上嘆氣。他本來想要問小碴騷靈的事情,結果小碴現在人還在不在園區裡都不知道。璽克低頭想了一下,決定去登記室找線索。




