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レベリング計画とポイント振り

 1にレベル、2にレベル、3・4もレベル、5に採取と、基本方針をレベリングに指定する事を女子達に提案した。

 と言うのも、ゴーレムが発見されたと言うのもあるが、やはりあの人相手に完封出来るだけの力が必要だと思ったからだ。


 女子達が胸の中にしまい込んで居るモノは分からなくもない。きっと、他の子の救助をどうするべきか? と悩んでいる。

 とは言え、下手に手を出すと此方が全滅してしまう可能性が高い。何せ、今度は俺達が攻める側になる訳で……そうなると、当然相手も防衛を固めているだろうから、生半可な戦力じゃどうしようもない。

 それに相手の方が数が多い。数が多いという事はそれだけで相手の方が有利と言っても良い。……ただでさえ、相手が防衛すると言うのにね。


 だから必要なのは圧倒的な力。何も言わせることもやらせる事もさせないだけの制圧力。その為に必要なのは? うん、レベルだ。


 これまでの事で、食料や素材は十分に手に入った。……ただ、予想外の事で拠点を移す事になったから、思った以上にレベリングを行う為の計画が後回しになってしまったが。


「拠点の壁も石レンガと木の組み合わせとはいえ出来た事だし、女子の家も簡易とはいえ建て終わった。だから、次はレベリングを優先するべきだと思う」

「農業とかはどうするの?」

「そっちは片手間でやるしかないかな。ただこの地の植生を見る限り、リアル農業よりも数段は楽だと思う……と言うよりも、地面に植えておけば勝手に育つかもしれない」


 明らかにおかしいからね。ありえない間隔で植物達が共存していたり、その日陰で何で育つん? と疑問に思うような物も多々あったりする。

 だから、適当に水さえ与えておけば何とかなるんじゃないかな。と、本気で感じているんだよね。


 そんな事を話している時、なにやら冬川さんがガサゴソと物を探しに行き、直ぐに見つかったのかトコトコと軽快な足取りで戻って来た。

 そして、「……ん」と、何か手に持ち提出してくる。


「……泥団子? って、えぇぇぇぇ、なんか団子から芽が出てるね」

「……埋めた」

「団子の中に種芋を埋めたって……あぁ、そう言えば泥遊びをして居るなぁって思った場所、あそこって皆で種芋を埋めた所だよ」

「団子にして救助したって事なのかしら? でもなんで泥団子にしたのよ」

「……育つ」

「ま、まぁ。これでどんな場所でも育つかもしれないって話は立証されたって事で良いのかな? 良いんだよなぁ……」


 いやいや、普通思わないって。植えた種芋を泥団子にして持ち運ぶとか。

 でもやっちゃうんだよなぁ。そう言う子なんだよなぁ。うん、本当に思考回路が全く良く分からない。


 とりあえず、種芋はテストの分だけを植えて試してみるって事で良いと思う。で、偶に水をやっておくだけという方針で行こう。


「それで、話を変えるけど。レベリングに関してはネズミを狙って行こうと思う。食肉用に普通の動物も狩るけど、そっちは最低限で……で、そんなネズミを狙う為に用意したのが」


 竹筒に入っている撒き餌シリーズを皆の前へと出す。うん、これも実は団子があったりするんだよね。


「え、えっと……肉団子?」

「うん、団子なんだ……泥団子と被せて申し訳ないけど。あ、でもスライスやら角切りもあるから」

「一目で見て解るのは良いわね。毒とか血とか書いてあるから、間違っても食べる事は無いでしょうしね」

「……残念」

「雪、流石に毒はヤバイからね? 間違っても口にしちゃだめだよ」

「……わかってる」


 ネズミの餌として作ったモノをみんなに配った後、俺はそれぞれの特性やら期待度なんかを彼女達にも説明した。

 ただまぁ、特性と言っても竹筒に血だの毒だのと書いてあるから、一目でわかっちゃうんだけどね。念の為というやつかな。


「なんだけど、毒に関してはどうしても臭いが消せなくてね。だから、それを嗅ぎ分けられたら餌として機能しないと思う」

「逆に血は期待大って感じなのかな。血の臭いに誘われてくる獣とかよく聞くしね」

「餌に誘われたネズミを袋叩きにしたら良いって事ね。安全を考えるなら魔法や弓矢なのでしょうけど」

「……叩く」

「そうだった。雪はモンスターを本で叩く必要があるから、まずは雪に行動させないといけないよ」


 ま、後の事は女子達が上手くやってくれるでしょう。

 戦い方の方法までは俺が口を出す事じゃ無いしね。渡した餌を上手く活用してくれたらそれで良い。




 さて、俺はどうするべきかと言う話になるんだけど……先ずはスキルポイントの事をもう一度考えよう。

 今俺は19レベルで、スキルポイントは6余っている。

 そして割り振ったスキルは、錬金術がカンスト、魔法が4、鑑定が2だ。そして、今回鑑定に関して振っておくべきでは? と感じたんだよな。

 と言う事で、思い切って鑑定に対しポイントを振って行こう!! 1ポイントずつ。


 スマホをポチポチとしながら、振った後の表記を確認しつつポイントを割り振って行く。

 そしてその結果、6ポイント全てを使い切った。そしてその情報がこれ。


――――――――――――

 鑑定(初級)

 ◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇

 範囲が拡大されました。

 モンスターを鑑定した際に、特徴が一つ鑑定に追加されるようになりました。

 範囲が拡大されました。

 素材鑑定の結果が少し変化しました。素材の特性が一つ解明されます。

――――――――――――


 鑑定に4ポイントをつぎ込んでみた。そして、以前振った分とあわせてこれで鑑定は5ポイント振った事になる。

 確か1ポイント目の時も範囲拡大だったから、結構鑑定の範囲は広くなったのでは無いだろうか。

 ただその範囲よりも、この鑑定結果の変化が嬉しい。

 きっとモンスターを鑑定した際にと言うのは、生きているモンスターを鑑定した時の結果だろうな。特徴と言う事だから、行動とか毒持ちだとか弱点とかそう言ったものが1つ解明出来るんじゃないかな。

 そして素材鑑定。これがまた大きい。だって物を作る時に、もっとうまく作る事が可能になるって事になるよね。


「特性次第にもよるんだろうけど、水と合わせると固くなりますとかだったら建材につかえるし、破魔の効果がありますとかだったら武器に出来る」


 これはもしかしたら、武器の更新を行う日が近いかもしれないね。



 とまぁ、鑑定に4ポイントだから当然2ポイント余っている。余ったポイントは当然だけど魔法へ。

 なんで鑑定を4で止めたかだけど、素材の特性がってのが出ちゃったからね。多分この後ポイントを振っても、効果範囲が2回来たりするだけじゃないかなって。火力も欲しいしね。


 と言う事で、魔法に2ポイント振ってみた訳なんだけど……これがまた、予想以上の結果になってしまった。


――――――――――――

 魔法(全属性・初級)

 ◆◆◆◆◆◆◇◇◇◇

 威力が向上しました。

 単体用の魔法が解放されました。

――――――――――――


 そう、単体用の魔法が解放されてしまいました。とは言っても、今までの魔法も範囲では無かった訳だけどね。あれは、基礎魔法と言うのが正しいのかな。


 とりあえず、それは置いておくとして。


 解放された魔法なんだけど、いわゆる〝アロー系〟の魔法と言う事みたい。よくある〝ファイアアロー〟とか〝ウインドアロー〟って奴だね。

 なるほど。魔法の解放は基本的に統一された感じって事か。これも色々と試してみる必要がありそうだけど、全体的に攻撃力が増したと考えてよさそうだよね。

 ただそれでも、秋山さんの土系魔法には及ばないのだろうけど。だけど、個人的には大きな威力向上となる訳で。


 よし、そしたらネズミ用の餌を持ってレベリングに行ってみるとしようか。新しい魔法の試し撃ちにもなるしね。

ブックマークに評価などなど、いつもありがとうございます!°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°




本格的に強化計画が始動しました。レベル上げの目的が殆ど達成されているとはつゆ知らずですがw

とは言え、凶悪なモンスターも居ますので、やっておいた方が良い事ではありますね。


そしてじわじわと使えるカードが増えて行く主人公。素材の結果が増えたと言うのもあって、レシピも増えている可能性が。まぁ、現在その事に気が付いていませんけど。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] ちょっと他の人の指摘を見て確認してみたんだけど、多分SPの計算がおかしくなっています。 41話 「情報の波がががががが!」時点でLv12、使用SP12(錬金術カンスト=10、魔法2)…
[一言] 最初は無力でも、レベル上げによって、最終的に人間は大きな脅威になります。なるべく早く、敵を無力化すべきです。 スマホを取り上げ足枷をし、被害者に監視させ食事を減らし、農業や家畜の世話をしても…
[一言] 鑑定2から4つ上げたなら6じゃない?合計5になってるけども…
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