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昔は頑張っていた!

俺は久々に登城していた

城門を潜るのもどれくらいぶりの事なのか忘れるくらい前の事だ

冒険者ギルドは国との関係が稀薄なのだ

冒険者は冒険者ギルドの所属ではなくギルドには冒険者として活動するために街や村で登録するだけなので活動許可の周辺での依頼を受けて活動を支援するのが冒険者ギルドの業務

国や貴族はギルドに依頼をする事はあっても冒険者ギルドの運営には立ち入れない

冒険者ギルドは国から独立した組合だ


国々の戦争などでの出兵要請なども拒否出来る

もし国がそういった事を強要した場合冒険者ギルドはその国から撤退する事になる

冒険者は傭兵ではない

傭兵は傭兵ギルドに委託するものだからだ

それぞれのギルドの住み分けは暗黙の了解であるのだ



こちらから城に連絡事項があるために俺は城に向かっているらしい

詳しい内容はデリアスが知っているとの事で城に着いてから謁見待機室で知らされるらしい


赤間幸司達の様な面倒事で無い事を俺は祈る

奴らの事は報告書を送ってある

しかし貴族達にも国王陛下に口頭で伝える形で間接的に知らせる程度はしなければならないだろう


城のエントランスに入ると侍従長のグリムベルトが出迎えに来ていた

グリムベルトが俺の出迎えに来た事も珍しい事だが馬車を預け急ぎ足でデリアスがエントランスに入って来た事に何時もならグリムベルトが一二言デリアスに小言を言うのだかそれもなく

「ご案内致します冒険者組合ギルドギルドマスターゼルド・ルーン殿こちらへ」


グリムベルトが畏まっている?

デリアスがハンカチで額を仕切りに拭き取っている

デリアスの眼鏡の下の少し目付きが怖い

普段デリアスがグリムベルトにこんな目付きを向ける事はないのだが?

城からの償還でも無さそうだ

ならば冒険者ギルド(こちらから)の国王陛下に謁見を申し込んだのだろう余程の事が起きたようだ

胃が痛いような気がしてきた


もしかしてまた税金の納付額の引き上げ要請が来たのだろうか?

宰相様辺りに冒険者ギルドからの何かの願いなのか税の引き下げの願いなのかは解らない

最近も冒険者ギルドに税の引き上げがあり冒険者に支払う報酬金を少々下げなくてはいけなくなった

依頼料金を引き上げる訳にはいかない

依頼者は冒険者に依頼しなければならない困窮している人もいるから安易に引き上げる訳にはいかない

ならば冒険者に支払う報酬金を引き下げる他に無い

冒険者ギルドとしてもこの国に組合を置く限りは税を納める義務が出る

しかし近年毎年の様に税が上り続けている

今回のデリアスの態度から見るに税の引き上げが来たのだろう


デリアスが伏し目がちで眼鏡を外しレンズを丁寧に拭き上げてる

一部の貴族達が冒険者ギルドに対しての税の引き上げを図っている

デリアスはこの国の一部の貴族達をとても嫌っている

デリアスの目付きがヤバいのも解るがデリアス落ち着いて欲しい

デリアスはもう少し大人になって欲しい


引き上げた税金の徴収額が合わないらしい

こちらは要請の税金は納めている

何処(どこ)かで横領(抜かれ)ているのだろう

これ以上税金の引き上げ要求が来るのならこの国からの冒険者組合の引き上げも視野に入れ無ければならない

そうはしたくないのだが冒険者達の為には仕方がない

冒険者ギルドはこの国から支援などは受けていない

独立の組合だからだ

安易に税を引き上げて来るような国には冒険者達の労力を引き剥がさせる訳にはいかない

ならば冒険者組合ギルドマスターとしても中央組合長としてもやるときはやると言う所を見せなければ


何時(いつ)も案内されてる謁見者の待機室を通り過ぎ大きな部屋に通された

ここは貴賓室だが?

面倒臭い貴族達が俺達よりも先に来ていた


「おや、本日の主役のお出ましですな」

「さすが主役は遅れて来ると言いますがその通りですな」

「「「「そうですな」」」」


鼻に付く貴族のやり取りは何時もの如く無視に限る

一々相手にしてはいられない

デリアスに今日は何故城に来たのかを聞かなければならない


「別の部屋を用意してくれ。デリアスと2人きりで話をしなければならない事がある」


こういう場では城勤めの者には(へりくだ)ってはならない

他の使用人や今この部屋にいる貴族達に舐められるからだ


「畏まりました。少々お待ち下さいませ。」


部屋付きの者は部屋を出て行った


「ほぉ、流石ですな。元最上位級冒険者は城の者を使う事も出来るようですな。」

「「「「ですな」」」」


いい加減コイツらのやり取りには頭に来る

デリアスはフルフルと身震いしている

猫背になっているデリアス



「デリアス、こういう場では堂々としていろ。昔、教えただろう?貴族って連中は揚げ足取りが楽しくて仕方がない連中だ。だから背筋を伸ばし堂々と座っていろ。部屋を移ったら話を聞かせろ」

「ハイ、マスター」


小声でデリアスに伝えた

デリアスも小声で返答してきた

デリアスが俺を〘マスター〙と呼ぶ時は非常時態が発生している時だ

デリアスが袖口を確かめている

デリアスのかけている眼鏡が光を反射してデリアスの目付きがよく見えない

デリアスにそろそろ三人目の嫁を紹介するべきか?

胃に穴が空きそうだ


「ギルドマスター、部屋の御用意が出来ました。ご案内致します」

「頼む、デリアス行くぞ」

「ハイ、マスター」


部屋を移りデリアスに今日の登城の理由とあらましを

詳しく聞いて暫く考えた

国を跨いだ大きな出来事だった

(カツヤとジークは表装擬装で隠しているが十中八九魔族の高位の貴族の出の者達だ。髪の色と瞳の色は間違いはない。その2人に帝国の守護神と云われるアウル伯爵の騎乗竜の娘達が嫁入りした!?しかもうちの冒険者ギルドの最高位冒険者だっただと!?アウル伯爵は隠居したが神出鬼没だとは聞いていたがまさかこの国に来ていたとは聞いて無いぞ!明日は魔族からの高位の貴族達が使者として来る予定だったのだが色々と重なりすぎだろう!これを国王に伝える為だとは!俺は俺は帰りたい!るーの待っている家に帰りたい。でもこれは俺の胸の内だけで納められる問題じゃ無い。国王陛下にも伝えなければ頭の軽い(ニワトリ)(アタマ)の貴族達には知らせるべきじゃない!)


「グリムベルトを呼んでくれ。ここで聞いた事は内密に。誰かに喋った場合はその命で(あがな)って貰う。これはギルドからの警告だ。良いか?」


俺は部屋付きの男に詰め寄り強く言い聞かせる

デリアスが音もなく部屋付きの男の背後を取る

デリアスの袖口から直刀が出て男の喉元に突き付けられている

デリアスの眼鏡のレンズが不気味な輝きを放つ


「はっはい!誰にも言いません!直ちに侍従長を呼んで参ります!」


部屋付きの男は顔から汗を滴らせ部屋を急ぎ足で出て行った


「あの者の事は?」


デリアスが袖口に刃を終う

袖口を撫でて確かめている

デリアスやめてそれは怖いから!

やっぱりデリアスの目付きがヤバい

俺の胃はるーの元に帰るまで持ちそうに無いかも知れない


「噂が広まればあいつが出所だとわかる。行動(闇の仕事)はそれからで良い。泳がせれば飼い主も解る。その時は飼い主もろともにだ。まだデリアスは冒険者ギルドの受付業務担当者デリアスでいろ。目付きが怖いぞ?何時もの優しい目付きに戻せ良いな」

「あ、はい、ギルドマスター」


「失礼します。冒険者ギルド・ギルドマスター殿お呼びでしょうか?」


「侍従長、緊急の秘匿事項だ。貴族達が邪魔だ。面会者は今から言う方だけを謁見後に秘匿会議室に呼んでくれ。国王、宰相、騎士団長、貴族院総長と侍従長のグリムベルトお前だけだ。部屋付きも入れるな。これは中央組合長ゼルド・ルーンとしてリサリムル王国、全ギルド総長としての召集だと伝えてくれ。今よりお前の業務(闇ギルド構成員)に戻れ。黒刃のグリムベルト」

「全ギルド総長としてのお言葉ですね?ゼルド・ルーン殿確かにお請け致しました。国王陛下との謁見後に秘匿会議室へ皆様をご案内後に御迎えに参ります。マスター」


グリムベルトは畏まり頭を下げた後、音も無く部屋を出て行った。


暫くするとグリムベルトの案内で謁見の間に入る。

俺は形だけの挨拶を国王に貴族達の後にする予定だ

その後で赤間幸司達の事を報告せねばなるまい

気が重い

だらだらとした貴族達の国王に自分達の領内の自慢話が終わるまで待つ


「では本日の主役に挨拶を交代致します。国王陛下」


ディーシャルド子爵の挨拶が終わり俺の番が来た


「国王陛下において本日もお元気そうで誠に嬉しく御座います。日頃大変忙しく国王陛下の御尊顔をお見受け出来ず申し訳ありません」


「良い良い。ゼルド・ルーン。そなたの日頃の活躍は聞き及んでおる。勇者候補の降臨があったようだが追放処分となったようだの何があった。申せ」


「はっ。実は・・・」


俺は赤間幸司達の事を国王陛下と謁見の間にいる者達に聞かせた。


「何と、勇者候補達がそのような事を。危ない処であったな。そなたは大事無く余は安心したそなたの判断は間違ってはいない。良い判断であった。」

「はい。早きに越した事は無いと思い独断にて裁量を下した次第で御座います」


「ゼルド・ルーン!!貴様一人の独断裁量で勇者候補達を追放したなどとはたかが平民出の冒険者ギルドのギルドマスター風情が軽々しく下してよい裁定ではない!国王陛下!この者を即刻処分をいや処刑を!」


ディーシャルド子爵が何を勘違いしたのか知らないが燃え始めた

何処に燃料があった?

何を聞いていたのか解らん


「ディーシャルド子爵、そなたは何を聞いていたのだ?」


「その者が勇者候補を独断で追放したことをですな!神の使わした勇者候補を国王陛下の許可無く追放したことをです!平民風情が度しがたく思います!即刻処刑を!平民が領地を持つなども言語道断!彼の者の領地も目仕上げる事を進言致します。私ならば即時に尖兵を挙兵出来ます!」


「ディーシャルド子爵、ゼルド・ルーンは余と国の事を考えた上で下した裁定であるぞ。そなたは何を勘違いをしておるのだ。その者?平民?なんの事だ?」


「平民が勇者候補達を追放したのですぞ国王陛下!国の有益な戦力となる勇者候補を追放などたかが平民が下してよい裁定ではありません!平民の分際で突然の国王陛下に拝謁なども持っての他!幼い国王陛下には解らない事なのでしょうがこの自惚れた者の処刑を進言致します!この者の領地所有などもです!即刻挙兵をし領地を目仕上げるべき処遇です!賛同の方の挙手を!」


何か燃え盛るディーシャルド子爵

下卑た嗤い顔で挙手の貴族達


「ディーシャルド子爵、余が幼いと申すのか?そなたは何を言っておるのだ?平民とは一体誰の事を申しているのだ?」


「そこの若い狐人のゼルド・ルーンです!混ざり者の平民の分際で我ら人族貴族を召集など加えて勇者候補達を自己判断のみで追放処分など越権行為も華々しい即刻処刑を!」


自分に酔っているディーシャルド子爵


よほど俺の事が嫌いらしい


「ディーシャルド子爵、そなたはゼルド・ルーンの処刑を求めるのだな?更にゼルド・ルーンの領地に挙兵すると言うのだな?混ざり者ともうしたな?」


「その通りで御座います!賛同の方もおります!この者は紛う事なく混ざり者で御座います!」


「判った。ではディーシャルド子爵以下賛同の者とその親族当主郎党及び成人男子嫡子を内乱先導及び内乱蜂起の罪で処刑とする」


「なっ!何故!!」


「ディーシャルド子爵、そなたは混ざり者と申した。『混ざり者』とは人族以外の種族全般を蔑む言葉である。つまり余の事も含め余のこの国全土の人族以外の民をそなたは見下し蔑み侮辱している事が明白。余に対するそなたらの態度にも気付かぬ鈍感だと思うたのか?それにゼルド・ルーンは英雄騎士伯であるぞ。判るか?子供達に人気の英雄譚の主人公のゼル英雄騎士伯その人なのだぞ?ゼルド・ルーンは我が国や近隣諸国を襲撃したドラグーン、ワイバーン、更にドラゴンをも屠った我が国切っての竜殺し(ドラゴンスレイヤー)である。この国の英雄であるぞ?彼の者の功績、戦績はそなたらを遥かに上回る。そなたらのような世襲貴族ではない。そなたらよりも爵位の高い英雄騎士伯である貴族のゼルド・ルーン英雄騎士伯の処刑を望み余に進言をした。そなたの分も弁えずに。そなたらの言葉を使えば子爵の分際で国王の余に進言するなどがそもそもおこがましいのではないのか?ディーシャルドそなたらは何様のつもりだ!余に進言?(よわい)六十~七十歳程度の若僧の人族が何様のつもりであるか!!ゼルド・ルーンの領地への侵略行為も進言した。余の前で何度もだ!これは内乱を余に提起したことが解らぬか!愚か者共め!」


「「「「「ゼル英雄騎士伯!?」」」」」


ざわめき立つ謁見の間


なんだか英雄騎士伯と呼ばれる事が懐かしいやら気恥ずかしい


先々代の国王陛下に付けられたのだ


『ゼルド・ルーン英雄騎士伯爵』


狐人族はエルフに続いての長命の獣人族。

ゼルド・ルーンは冒険者の頃に流れ着いた。

まだ竜と共に戦える者達が少なく竜被害の多い頃でもあった。


「ゼル!俺を俺の国をドラゴン達から救ってくれた!俺はこの国を護る王になる!今日からお前はゼル英雄騎士伯を名のれな!」


にこやかな笑顔の若い頃の先々代国王陛下


俺の親友で俺達の徒党(パーティーメンバー)で勇気ある優しい重盾騎士だった先々代国王陛下


ドラゴンとの戦いの傷が元で左腕を失ってしまった彼の遺言で俺はこの国に残った

その彼の優しい息子の国王陛下が病で亡くなる時の遺言で俺は彼の息子を見守って来た

その彼の息子を見守って来た

可愛らしく勇ましく優しい国王陛下の国を腐らせる寄生虫がわき始めた


許しがたいと俺は思っていた


「ゼルド・ルーン英雄騎士伯の領地からの税収や作物などの王都への納品数量はそなたら全員の献上品や税収の量を合わせても足りぬ。そなたらとゼルド・ルーン英雄騎士伯とを天秤にかけたとして果たしてどちらを選ぶ?人族の六十~七十歳の若い世襲貴族のそなたらは知らぬであろうがゼルド・ルーン英雄騎士伯は二百数十年前から我が国のゼル英雄騎士伯である。そのゼルド・ルーン英雄騎士伯の裁定に何の異存があろうか?」


「ゼル英雄騎士伯?そ、そんなあれはただのお伽噺では!?国王陛下申し訳ありません!どうかどうか御再考を!」


「余は何度も問うた、しかしそなたはゼルド・ルーンの処刑を何度も余に求めた。ゼルド・ルーンの処刑に更に挙兵にも賛同した愚か者達をもだ。そなたらは外見で余が幼いと見くびった。余はこの容姿でも齢九十を越える成人を迎えた立派な大人のエルフであるぞ?内乱及び内乱先導罪は処刑及び男子嫡子親族郎党及び成人男子全てが処刑となる事は貴族であれば周知の事実の筈である。そなたらが戦準備を調えておった事も存じておる。ゼルド・ルーンの領地の攻め込みに乗じてこの城つまり余に反旗を翻す気でおったのであろう余は存じておる。母に似た余の耳は伊達に長くはない」


エルフの国王陛下は長い耳をピコピコと動かす。

可愛らしい。

大人になっても可愛らしいものだ。

玉座に座ると脚が床に届かずにプラプラさせている

だって国王陛下の見た目はまだ四~五歳なんだもの

よし、あとで国王陛下を抱っこをしてなでなでしよう

可愛らしいんだもの


「この者達を引っ立てぃ!男子嫡子並び一族郎党及び成人男子嫡子全てを引っ立てぃ!内乱を起こす事を存じておった者を全て処断致せ!余の国を戦火に包もうとした者共は一人として許しがたい!」


頑張った国王陛下を抱き上げる。

だって走り寄って来たんだもの。

難しい言葉をちゃんと言えました。

なでなで笑顔の国王陛下。

うん可愛らしい。


宰相殿が笑顔で向かって来る。

宰相殿がいつもの様に俺の腕から国王陛下をスルリと奪って行く。

国王陛下が可愛らしいおめめを潤ませて小さなお手々を伸ばしてくる。

宰相殿が国王陛下を(なだ)める様に背中をぽんぽんと優しく叩いている。

国王陛下が仕方がないという顔して俺に手を小さく振る。


「これにて謁見は終了とする。ああ、お待ちをゼルド・ルーン殿は暫しこの場にてお待ち下さい。奥でお話したい事が御座いますので。」

「了承致しました」


宰相殿の言葉に返答した後、俺は暇だったので天井の模様の線を辿りその先の模様をぼんやり眺めていた


「師匠また天井を眺めていたのですか?」


騎士団団長になった弟子が声をかけて来た


「ん、面白いんだぞ?何処に辿り着くのか解らない。辿り着いた先にどんな模様があるのか楽しいんだ」

「首疲れますよ?」

「もうじき案内される。それまでお前もやってみろ案外ハマるぞ?」

「はぁ、では私も」


「何処に着いた?」

「林檎に辿り着きました。師匠は何処に?」

「フフフ、俺は苺だ」


2人で天井を眺めていた


「フッ師弟揃って同じ遊戯をなさるのですね。御二人様ご案内致します」


侍従長に鼻で笑われたあとで案内されて謁見の間の奥にあるこの国の一部の者しか知らない部屋に移動した

過去の栄光を他の人から語られる事は凄く照れるのはなんででしょうね?


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