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撫子  作者: 菊野城
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  1章・死

登場人物

主人公 大塚 真夜  妹 大塚 花蓮

ヒロイン 鈴木・A・マリア

幼馴染(男)犬神 夜鬼


 自分が欲しい物は誰かが間ならず持っていて、欲しく無い物は自分が抱えている、そんな腐った世界に俺は呆れ果てていた。

 私は欲しい物は持っている、ただ願えば、欲しい物は手にはいる生活に虚無感を感じていた、私は苦労を知りたい。

 欲しい物、欲しく無いものが交差した世界で、俺は、私は、生きて行く。

 「pppppppp・・・うっうー、いっけね、もう7時かよ、おーい花蓮7時だぞ起きろ」

 「うっー後1時間」

 「遅刻するテンプレート発言をするな、もう起こさないからな、じゃあ俺は行くからな」

 「はーい、行ってらっしゃい」

 俺は登校時間が嫌いだ、登校中同じ制服を着た人に会うと、自分の生活に何も無いと感じる、周りは友達と登校している奴に俺は一人・・・。

 「うあーーー、何考えてるんだ俺はーーーー」

 「決めたはずだぞ、高校生活ではざ絶対友人を作ると決めたじゃないか」

 「何を朝早くから叫んでいるんだ?」

 「何だ、夜鬼か少し考え事しててな」

 「何だまた悪いクセが出たか、程々にしろよ、周りお見てみろ」

 「周り?」

 そう言い、あたりを見渡すと、冷たい視線が俺を刺していた。

 俺は一礼おをしその場から離れた。

 「そうだ、真夜、今日のニュース見たか」

 「いや、朝遅刻しそうになって見ていないが、急にどうした」

 真夜が顔色を変えて話し始めた

 「最近殺人が増えてる事は知っているよな」

 「おう、前にニュースで見たが、不自然に内臓が無くなっているて」

 「何だ、知っていたのかそれなら話が早いな」

 「昨日、お前が住んでいる地域にその殺人鬼出たらしい」

 俺は、その時背筋が冷えた。

 「すまない夜鬼先に学校行っててくれ」

 「おい、急にどうした」

 夜鬼に鞄を投げ付け走り出した

 「お願いだ気のせいであってくれ」

 家に帰って、花蓮の部屋を開けた、そこには血で塗られた部屋で妹の頭だけ転がっていた。

 「何で、何で、こんな事になってるんだ、少し目を離しただけで、妹は妹は、殺された・・・」

 「呪う・殺す・呪う・殺す、絶対に敵を取ってやるからな、花蓮ーーーーー」


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