男の娘はエントリーす
最初の『モデルは自分』は無視の方向で。ここらへんからは作ってます。
「ええっと…あ、あった」
樹の説得に成功した大河は、エントリーしようと思ったのだが……
『参加して欲しいになら、自分でエントリーさせといて』
という伊月の強い要望により、二人分エントリーさせることになっていた。
手順は至って簡単。
ゲームの公式サイトを訪れ、ゲームの個人IDを書き、そちら側からゲームに送られる、ゲーム側で認証すれば終わりだ。
これは、同じくらいの実力差で戦えるようにするためのものだ。
噂では、AIが行なっているとか。
訪れたサイトは、『white rabbito』。
ハッキングが効かないことで有名だ。
急に『Battle duel 』というゲームを出し、ヒットした。
…なぜか英名だが日本版と米版を出したという謎もある。
「よし、完了!」
ようやく終わったエントリー。
まあ、かかった時間は二、三分くらいだったが。
トップサイトには、有名プレイヤーが羅列してあった。
運営側の刺客と呼ばれる、推定AI、『Whiterabbito 』
ゴリ押しプレイヤー、『フェル』。
テクニシャン、『だいくさん』。
フェルって強いんだな〜と思った大河だった。
今書いてます。