男の娘は反省会をする
おしらせがあります
「それでは、お疲れ様でした〜」
「「「「お疲れ様でした〜」」」」
ようやく終わった昇竜祭。
ここ、屋上では、反省会が行われていた。
最初は教室でいいかとの話も出ていたのだが、周りの奴らがうるさかったし、というのは、大河の案である。
最初は渋っていた先生も、普段とは違うとわかったのだろう、今回はすぐ了承してくれた。
空は綺麗な青空。下からは騒々しい声が聞こえてくる。
そんな中開かれた反省会には、多くの食べ物が持ち込まれていた。
ついでといえばなんだが、その中の9割は伊月たちからの感謝の自腹である。
そして残りの1割はファンからの自腹である。
黙々と食べつづけている一軍もいるようだ。
量がとても多い。そんなのも感謝の印ということだろう。
大河は一口も口にしておらず、ファンがかわいそうだ。
大河は大食いという噂が流れるのももう少しかもしれない。
さて、反省会。例年ならば、一時間ほど続く。昼食会も兼ねて、だ。
だが今回は………
「と、いうことで大成功でしたが…」
「いや、もうちょい詳しくしようぜ」
「問題は大河くんです」
「い、いや、俺の話じゃなくて」
「あれはカッコ良かったですね!」
「俺は覚えてない、思い出したくないんだよ!」
そんなこんなで時間は過ぎる。
次で章を変えます。次は『ゲーム大会』編です。でも日常会を挟みます。
そして新作案は、久しぶりのハイファン。
題名:熟語使いの若干チート?な異世界冒険
説明:熟語を使う異世界転移者。そのまんま。最初(五十〜百話)は否チート、そのあとチート?にしたいかな…