表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/57

男の娘は休憩する

小説検索に、『男の娘』って入れて検索したら、上から543番目だったんだよね…いや、思ったよりも上だった!嬉しい!

「はあ…疲れた…」


あまりにも長かった、いや、長く感じた練り歩き(?)は、ついに終わった。

9時から始まり、昼ごはんの途中に踊るのだ。

とはいえ、ご飯を食べる休憩時間くらいはある。

正確には三十分くらい。食べないと倒れるのだ。

じっさい、三年ほど前に倒れたとか倒れなかったとか。


とにかく、ご飯が食べれる。だがしかし、ご飯はどこで食べるか。

普段は貸し切りの食堂らしいが、今回は盗撮される恐れもあるということで…

周りの奴等は食堂、俺だけ『どこか分からない場所』で食べている、ということになっている。

では、それはどこなのか。それが、()()である。


俗に言う、ボッチメシ。ラノベでは良くあるが、現実では鍵がかかっていてほとんどあり得ないとか何とか。

まあ、うちも例外ではなく、わざわざ先生から鍵を借りたそうな。

なぜ、鍵を借りてまでボッチメシをしなくてはならないのか。

それは、盗撮されるからである。


「チクショウ、盗撮なんてする奴がいるからいけないんだ…」


とはいえ、俺もそう言う写真は嫌いではない。

いや、なかったと言うべきか。

自分が対象になると、とてつもなく嫌だと感じる。

何というか、わかるのだ。

俺は、女になったわけじゃないんだが…


そんなことを考えながら、飯を食っていたら…


「おーい、海里!サッサこいよ!」

「ふへえ、ふへえ、ふへえ…お前、はや、すぎ、だ…てか、何、この階段、おかしいだろ…」」


歩いている途中に出会った二人が、屋上に登ってきた。


背が低く、黒々とした髪に、結構デザインの良い服。白い服と黒い髪とのコントラストが、良い感じ、俺のなんちゃってではなく、清楚感を醸し出している。あまりにも幼い。彼女かと思ったら、妹かな?十分、『ロリ』の域に入るのではないか。


それに対し、『海里』と呼ばれた少年。黒々とした肌に、荒々しい髪。図体はでかく、無駄な贅肉がついていない。俗に言うマッチョ、と言うものだろう。


とはいえ、『ロリ』…勝手に呼ばせてもらうが…が、『海里』に勝っている。

これは何を示すか。それは…


「あの〜、ここ、エレベターで登る前提なんですけど…」

「…さ、さっきの龍の人?」

「えええ!!!!!!!!」


『海里』少年の、絶望の絶叫が広がった。


えっとですね…この頃共通していることがですね、異様に7時のアクセスが多い、と言うことなんですよ。間違ったのかな?17時です。うん。あと、中の人事情によりですね、休みの日は17時に出せますが、平日はもっと遅くなってます。ここ大事。うん。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ