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ξベルディス①
→【ベルディスとまわる】
「一緒に行きましょ」
「いや、やめとけ」
ベルディスは私と行動するのを渋って一人でいってしまった。
しかたなく一人で行動していると海軍らしき大食漢の少年がいたので逃げていると占い師に遭遇してしまう。
さて、これからどうしようか―――私はベルディスと合流しようと考えた。
「アリア、やっとみつけた……」
「ベルディス……!」
喜びのあまり飛び付こうとすると、片手で止められた。
わかりやすく例えるならばパンチを頭を押さえられてグルグルする図。
◆もう、なんでよ。
→《私が嫌なの?》
《漫才してる場合じゃないか》
「抱きつかれるの嫌?」
「べつにそういう意味じゃねぇよ」
「そう?」
「海軍がうろついてる。急いで戻るぞ」
というわけでベルディスと共にすぐに船へ戻ることにした。
船へ帰ると衣服を一般市民のものから海賊服へ着替える。




