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魔法系統と精霊の加護についての説明をすっかり忘れていたので今しておこう。

魔法はまず前に言ったような大きく分けられた五つと特別な一つに別れる。



まず一つ目、火や筋力強化などの主に攻撃的な魔法を操る《赤魔法》

この系統なら前線で戦う戦士等が向いている。


次に二つ目、水や身体硬化など主に守衛的な魔法を操る《青魔法》

これも赤同様前線の戦士向き。


そして三つ目、植物の成長を操作したり魔物を調教テイムしたり、主に自然に関連する魔法を操る《緑魔法》

これは特出した身体強化魔法がないので前線には向かない。


その代わり植物や魔物を使役し、操るので使役するものによって前衛にも後衛にもなりえる。


で、四つ目は光や回復など主に天使や神の力を借りる《白魔法》

これは神や天使に祈りを捧げ、肉体を再生させる他病魔を祓ったり、祈る神によっては毒を撒いたりする。


最後に五つ目、今まで説明してきた、赤・青・緑・白のどれにも似ない《黒魔法》

これは珍しいもので、風を操り空を飛んだり、熱を操り天候を支配したりと、今の人間には操れないはずのものを操れる。

ので前衛後衛はあまり関係ない。



ここまで理解できたかな?

最後に特別な一つ。今までに説明した五系統全てを兼ね備える魔法。


それは《素魔法》と呼ばれ、五系統の特徴を全て兼ね備えているものだ。

これは魔法を使える者なら誰でも使える。


しかし、効果は小さく、筋力強化は魔力使ってない細マッチョ位と微妙なものや、身体硬化にいたっては発泡スチロールより少し硬いくらいと、正直意味がないぐらい弱いものだが、全ての魔法の基本であり、全ての固有魔法はコレの内の一つが強化されたものであり、世間で言う固有魔法とは実際は素魔法を固有魔法に変える力と言える。


数式に例えると素魔法を一。記号を系統とし、答えを固有魔法とすると。

1+2=3が赤、1Ⅹ3=3が青、といった具合に素は固有魔法の基本でもある。


が、黒の原理だけは完全に不明であり、今でもまだ調査中されているが、ほとんどの人間がなんかもういいんじゃないかな?どうでも。と思っている。






そして、最初に言った通り魔法は『大きく分けて五つ』だ。


実際には何百通りもある。

いったいどういうことかというと、


例えば、赤は記述のとおり火を操るものや筋力を強化すると様々だが、その火を操るにしても火を打ち出す魔法。火を纏わせる魔法。等に枝分かれしている為に一概に赤魔法はこれ、と言えないのだ。


魔法は自分の五系統の内のさらに何百系統の内の一つの魔法、いわゆる固有魔法と精霊の加護に素魔法以外は生涯使えないので、相性の悪い相手に魔法のみではどう足掻いても勝てない。


さて、次は精霊による加護について説明しようか。




♯♯♯




人間にある「魔力」というものは本来、人間に備わっているものではなく、人間が魔物の出現に合わせて芽生えた力だと考えられている。


その根拠にサルベージした過去の資料を診るにほとんどのものが電気で動いていたり凶悪な動物はいたものの魔物はいない、という記述が確認されている。


ちなみに昔の電気で動いていたものは今ではほとんど魔力で動いているので電気は照明器具かラジオ位にしか使われていない。



魔力の欠点はとして挙げられるものは以下の

・精霊による加護を授からないと録に魔法が使えない

・身体に負担がかかる

等がある。

ちなみに精霊の加護無しで魔法を使うと、60mを全力ダッシュ位疲れる。

上記の欠点を補ってくれるのが精霊だ。



その精霊には魔力を補ってくれる他にその精霊特有の力を授けてくれる。


さっきの少年、マルコといったかな?

あの少年で説明すると、火の神『シウテクトリ』は火を司る神の中でも暖炉の火を司るといわれていて、推測するに加護として、火を持続させる力が与えられると想われる。



このように神話で謡われるような力を授けてくれたり、魔力を補ってくれるのが精霊の主な役割だ。



が、有名で姿のある精霊に限り、精霊自体が実体をもち、戦ったりできる。

それと、精霊や神はときどき別の精霊や神と同一視されるモノがいる。

その場合は基本一体に特徴をまとめているか一体一体出てくるかだ。








説明はこのくらいでいいかな?

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