第2話 歌の女神
妖刀ムラマサを手にして、ミストラルと風雷コンビを結成した、この物語の主人公ゼン・ディアック。今回の話は、ヒロイン出てきます。
ここは、日本、はるか未来の日本、当然ながら科学がものすごく発達している。その科学が生み出した、SEEDと呼ばれる能力を得ることができる種があった。その種は人にあらゆる能力をあたえた。
その中でも、伝説の種と呼ばれる種があった。その種は自分の望むものすべてを手に入れることができるという能力を得るだれもが欲しがる種であった。
この二人の少年、ゼン・ディアックとミストラルは、風雷コンビという、ゼン・ディアックの雷属性とミストラルの風属性を合わせたコンビがいた。
「おい、オメェ、金よこせよ!!」
未来の不良、サイバーヤンキーが、かつあげをしていた。まこと悲しい光景だ。自分が強いものとアピールしているが、じつはザコが多い。戦ってもおもしろくない。
「わ・わたし、金がないんですよ・・」
その声にミストラルが反応した。
「なんてかわいらしい声なんだ!」
「だからってどうする?助けるのか?」
「当然!かよわい女子助けるのは僕の役目だ。」
ダッシュでミストラルはサイバーヤンキーにむかって走って行った。が、突然きれいな歌声が聞こえた。
「やばい!、ミストラル耳ふさげ!!これは眠りの歌だ!」
「だれが、ふさぐか、この歌きれいだ・・・・・ぞ・・・」
バタッ、バタッ、バタッ、サイバーヤンキーとミストラルは眠てしまった。
その歌声は、かつあげされていた、女子であろうとゼンは思った。
「まて、そこの歌、歌ってた女子」
「わたし、ミレイという名前で、ヒュプノスという眠りの神の種と人に癒しと力を与えることができる種、二つの種を食べた変わった女の子よ。」
「なら、おれたちといっしょに旅しないか、伝説の種探しに。」
「おれたち?」
おれたちと言うが、今ここに立ってるのはミレイとゼンだけだ。もう一人の人はグッスリと寝ているミストラルのことだ。
「あぁ、そこに倒れてる緑の髪の少年、ミストラルって名前だ。」
「分かりました。一緒に旅しましょう。わたし達三人で」
二人は笑顔を作った。ミストラルはまだ眠っているが。
「おい、起きろミストラルさっさといくぞ。」
「んぁ、どこにいくのさ、ゼンさんよ。」
「エジプトだ。そこに伝説の種がある可能性が高いっとおれのアニキがいってた。」
エジプトとは、ピラミッド、スフィンクスで有名。エジプト文明と呼ばれる文明が栄えていた。その文明には神を信じている人々がいた。エジプト文明はこの時代になってもすべてが知られていない、だからこそ伝説の種がありそうな国ナンバーワンとゼンのアニキは言っていた。
「で、そのゼンのアニキそこにいるのか?」
「知らん。それにもう出発する。この即席種旅行型をつかってな。
即席種とは、短い時間だけ能力を得る種であり、一個3000円はする。この旅行型はいつでも好きな時に世界のどこでも旅行ができるすばらしい種である。
というわけで、エジプトにつきました。この時代、全世界の人は日本語しかしゃべらない時代なので言語の問題はない。
次回、ゼンのアニキ登場??
バトルシーンがなくてすいません。