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SEED  伝説の種をさがして  作者: 龍崎サガヲ
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第1話 妖刀ムラサメ

さてさて、ゼン・ディアックの伝説の種を探す旅、はじまりです。

 今、この時代は近未来の世界であり、SEEDという食べると能力を得るという種があった。

 そのSEEDの中で神がやどる種があった。ゼン・ディアックはインドラという名の戦いの神がやどった種を食べ、戦いの中で最強になるという能力を得て、伝説の種、自分の望むものすべてがかなってしまう能力を得る種を探す冒険ファンタジーであった。

 

 ゼン・ディアックは今、日本にいる。なぜ日本にいるかというと、伝説の妖刀、ムラサメを探しているのだ。

 ムラサメとは、古くから伝えられていた妖刀である。その刀は血がつかないという、なぜなら、殺気を込めて抜くと、水がでて、血を洗い流すという。

 じつは、この刀はSEEDをとりこんだ刀だという科学者がいた。それが本当であれば、水属性のSEEDをとりこんだ刀である。

 ゼン・ディアックは戦いの神インドラの力がある。それには戦いで最強になれる能力と、電も使える能力も得ている。雷は水と相性がいい。雷の力をより強くできるからである。

 

 「これが、ムラサメ?」

 ここはムラサメにゆかりがある遺跡の内部である。そこにあった刀は、鞘と一緒に落ちていた、刀である。

 「たしか殺気を込めて抜くと水が出る、だったな。一応確かめてみようか」

 そういってゼン・ディアックはいったん刀を鞘におさめ、スラッと殺気を込めて抜いてみた。すると刀はボアッという音と、ともにすさまじい業火が刀をつつんでいた。

 「これは、火の属性のSEEDを取り込んだ刀か、雷とは相性はいいけど、水よりは相性悪いなぁ」

 「なら、その刀、僕がもらうよ。」

 ゾクッ、っとゼン・ディアックは背筋せすじが凍ったという恐怖を得た。無理もない、この自分を僕となのる、この緑の髪の少年はまったく気配を出さずにゼン・ディアックの前に立っていたのだから。

 「交換条件は何かな?」

 たった5秒で恐怖は消えた。

 「この妖刀ムラサメと交換でどう?」

 その少年はスラッ、と持っていた刀を抜いたその瞬間、水しぶきが激しく飛ぶ。

 「本物のムラサメだ、おまえその刀どこで見つけた?」

 「この遺跡の一番奥だよ。あと、お前じゃなく、風のミストラル。なんと、風天がやどるSEED

を食べた男だ。」

 「なるほど」なぜ気配を感じなかったかが分かった。ミストラルという緑の髪の少年は風になってたのだ。

 「おれはゼン・ディアック。インドラのという戦いの神やどるSEEDを食べた男だ。」

 「へぇーじゃあお前と僕、相性がいいってことだね、だって、雷を操るから雷神で、おれは風を操るから風神、すっげー相性がいいじゃん。」

 「だな!、おれらは風神、雷神コンビ、りゃくして、風雷コンビでいいな。」

 「おう!」

 

 その時だった。突然、遺跡がゆれて、ドシンッ、ドシンッ、何か大きいものがこっちに向かってくる。

 「グオォォォォォォォォ」

 「この音とこの声、ゴーレムだな。」

 ゴーレムとは、土の属性のSEEDをとりくんだモンスターである。

 「さて、僕たち、風雷コンビ、初バトルやりますか。」

 「だな、刀をこっちに!!」

 ヒュッ、パシ、同時に投げて、同時にキャッチした。

 「グオォォ」

 「土には、水だ!!」

 スラッ、ムラサメが水しぶきをあげる。

 「ハイドロショット!!」

 バシュッ、ムラサメの先から、まるで津波のような勢いの水が発射された。 

 「グォォ!」

 ゴーレムは苦しそうだ。 

 「行くぞ、ゼン。風をお前の足の力にする。そしてお前はその勢いでなぐれ!!」

 「分かった、やれ!!」

 ビュオッ!、ゼンの足はまるで竜巻のようだ。ビュン!ゼンがゴーレムめがけて跳ぶ。

 「くらえ、インドラ・ソニック、クラッシュ!!」

 「グォ?グォオオッ!!」

 ゴーレムは、体が泥のようにとけていって、本当に泥になってしまった。

 「オッシャァ!」

 二人は喜んだが、まだゼンとミストラルは知らない、これから起こるできごとを・・・

 

次回、ヒロイン登場!!絶対見ろよ!!

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