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#59.結果発表、そして


 学級の仲間と落ち合い、奪ったハチマキを見せ合った。

 僕とルカが4つ。ミランダとルーベルトが2つ、アンソニーとリリアンとマリアが3つ。そして、ハチマキは全員取られていない。無事だ。

 奪ったハチマキは合計9個、それにもともと所持していた、7個を足して、合計は16。

 一年次にしては上々の滑り出しなのかもしれない。


 「すごい、さすがは翔太朗様ですわ。」

 ミランダが僕に対して、褒めてくれる。

 「ありがとうございます。ミラ様。ミラ様達のチーム、そして、アンソニー達のチームも本当によく頑張ったと思います。」

 僕は、挨拶をした。


 「でも、翔太朗君は流石だったよ。シロンちゃんも、ユキナちゃんもありがとうね。特にユキナちゃんは僕をサポートしてくれたんだよ。」

 ルカが得意げに言っている。

 同時にユキナは顔を真っ赤に染めている。

 「そんな、ご主人様とルカ様と一緒に頑張っただけです。」

 ユキナにもこんな一面があったんだ。すごくかわいい。


 「みんな大健闘だったようだ。まあ、あれだけ修業を積めば当然だな。」

 ルーベルトも相変わらず、得意げに振り返りを行う。

 「おう。みんなで、勝ち取ったんだ。これが俺たちだ。」

 アンソニーも笑っている。


 みんな、一つ目の戦いを終えて、ご満悦の様子だ。



 結果はどうだろうか。すぐに、僕たちは結果を報告した。


 もしかすると、結果は芳しくなかったかもしれないが、やり切った感はある。

 初めてにしてはよさそうだ。


 「結果の集計をただいま行っています。」

 アナウンスが流れる。


 みんな頑張ってはいたが、このアナウンスで、一気に緊張した。

 

 もしも通過できなかったらどうしよう。

 この責任は級長の僕がとらないといけないと。

 みんなやり遂げた表情をしているが、通過できなかったら、一体どんな顔をするだろう。


 そんなことが頭をよぎってしまった。


 「大丈夫ですか、翔太朗様。」

 ミランダが声をかけてくる。


 「なんか、ご主人様らしくないですよ。」

 シロンもユキナも、心配している。


 「ああ、ここに来て緊張してきた。」

 ミランダ達に素直な気持ちを吐露する。


 「私もですわ。翔太朗様。」

 ミランダは、同じ持ちを共有した。


 「それでも、さすがは級長ですわね。みんなにはバレないように、少し離れた場所までご移動していますね。」

 確かにそうだった。ミランダの言われたとおりだった。

 僕は、緊張で、場所を移動していた。

 

 学級のメンバーたちからは少し離れたところに僕は居た。

 緊張で、気付かなかったようだ。




 「結果が出ましたので、発表します。」

 アナウンスが流れる。


 まずい。喉が渇いてきた。


 「一種目目の通過学級は8つです。順位順に発表します。」


 ドクン、ドクン。

 胸の高鳴りが抑えきれない。


 「第一位・・・・・・。」

 一位通過だ。


 「3年、4組。」

 アナウンスがコールされる。


 ギャラリーはみんな拍手する。

 さすがは3年次生だ。


 第二位、第三位、第四位、第五位、まで発表されるがみんな3年次か2年次。

 

 「第六位・・・・・・。」

 また緊張する。


 「1年・・・・・・。」

 1年とコールされた、これはチャンスがある。


 ギャラリーの目の色が変わった。

 さすがに1年次生の通過はざわざわする。むしろこの体育祭兼予選会に参加できない学級も存在するのに。


 「5組。」

 アナウンスがコールされる。


 1年5組、つまり、1年次第5班。

 僕たちの学級だ。


 「やった。やった。」

 つかさず、僕はミランダと手を取り合う。


 そして、みんなの下へ駆け寄る。

 「やった、やった。」

 リリアンが、嬉しそうに喜んでいる。

 「そうさ、みんなでつかんだ勝利だ。」

 アンソニーは当然のように、ガッツポーズをしながらこちらに応えている。



 「みんな、すごいぞ、おめでとう!!正直、通過できるとは思っていなかったよ。」

 担任のピエール先生が駆け寄ってくる。


 「よくやった、お前たち。」

 カミラさんもこの活躍を見てくれていたようで、静かにうなずいてくれた。


 「はい。ありがとうございました。ピエール先生。カミラさん。」

 僕は、お礼を言った。



 第七位は、2年次生の学級が呼ばれ。

 最後の第八位が呼ばれることになる。


 「第八位・・・・・・。」

 みんな緊張している。特に2年次、3年次で呼ばれていない学級の生徒はかなり真剣に呼ばれてほしいと願い、祈っている。

 

 だがしかし呼ばれたのは・・・・。

 「1年7組。」

 1年次。僕たち以外の別の班だった。

 なんと、1年次生の班が2班勝ち上がったのだ。


 「1年次生の班が2つ。これは前代未聞だ。」

 ルーベルトが言った。

 「ええ。私たちはすごいことをしたのですわ。」

 ミランダも答えた。


 「通過された8つの学級の皆さまおめでとうございます。それでは、昼休憩の後、2種目目を開催します。」


 というアナウンスがされたのち、この結果発表の場はお開きになった。


 2種目目。一体どのような内容なのだろうか。

 僕はとても緊張してきた。だが、このメンバーでできることを楽しむ。それが面白いと感じた。



更新が遅くなり、申し訳ありません。

今回もご覧いただき、そして、お待ちいただきありがとうございました。

続きが気になる方、少しでも興味を持たれた方が居ましたら、是非、登録と、高評価をお願いいたします。

皆様の評価が今後も励みになります。是非よろしくお願いいたします。

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