ファンタジー:魔法-祝福(ギフト)、異能(チート)、技能(スキル)、職業(ジョブ)、血統魔法、奴隷紋、ネームドモンスター
★祝福:所謂他者から与えられたチート能力の事
宝物庫、ストレージ、魔法の袋、メニュー画面 等々、
異世界転移や転生特典で神様や天使、精霊などの上位者が与えてくれる特殊能力。
だが、時に祝福は呪いと表裏一体。
祝福とは神の欠片なのか?
★異能:祝福とは異なり特殊能力を生まれつきや覚醒、
他者から貰い受ける(奪う)事により獲得する。○○能力とも。
誰かに与えられる事なく人智を超えた特殊な「力」を当人のみで獲得した能力の事。
基本他者と同種の能力を持つ事は無く、自分だけの固有能力の事を意味する事が多い。
能力者、異能者とも。
多くの場合、獲得の為に地道な鍛錬や修行をせずともお手軽に能力を得られ、
これをご気楽に使用できる。(注:ただしその代償は知らぬ間に支払わされていることも)
また、これを持つ者同士が戦う事を異能力バトル(能力バトル)と呼ぶ。
★技能:所謂一晩でやってくれるすごい奴?
日本語としての技術的な能力を意味する「技能」と同義ではある。
多数の異世界ファンタジーにおいては純粋な技術的な意味の能力としてだけではなく
魔術とはまた別の技術の補助的な能力としての意味での、
交渉力などの仕事を潤滑に進めるための能力や、技術を使用するための能力、
運動を行うための肉体的能力などを技能と呼び
交渉系スキル、技術系スキル、運動系スキルなどといった系統で分類され
「○○スキル」のように別の単語と組み合わせて使われている。
(例:詐欺スキル、操作スキル、剣術スキル)
これらはゲーム内の技能と同様同義で、
それ自体は本人が複雑な工程を基本的な経験/熟練や難解な専門知識無しで
世界の補助により自動運行で行われる。
(注:ただし技能としての熟練は経験値として
獲得する事によって向上するので一応、異世界に行けばその技能自体は
生まれつきの才能とか努力によって得た能力とも言えるのか?)
★職業:ヒキニートでも職に就けるという。労働者は僕だ、だが経営者は誰だ?
初期の技能、さらに取得できる技能、
また技能の伸びなどと言ったものが、
その就いた職業の種類によって関係していく。
通常この初期の技能により
いずれの職業を選択するかが重要視され
取得できる技能をどの程度のバランスで組み合わせるか、
技能の伸びをどのように優先順位をつけていくかなどを選択した職業
(ジョブ)の特性により取捨選択していくが、
その技能の伸び自体もまた職業の特性ごとに
その成長が大きく左右されることになる。
★奴隷紋:奴隷紋という名の令呪!?
皆大好き奴隷チート。奴隷紋と呼ばれる契約魔法に寄る隷属処理。所謂隷属の首輪。
文字通り隷属の契約の証の紋様/紋章で奴隷の身体に刻まれる。
紋様で隷属させて命令に従わないと罰を与える為に存在する。
これは奴隷が逆らおうとしても奴隷紋が発動し、
苦しんで逆らえなくなったりそれでも逆らうと最悪死んだりする。
これとは別に本人の意思に関わらず強制的に命令を実行させることができたりすることもある。
逆らわなくても 奴隷に罰を与えたいと念じると全身に激痛がはしり、最悪死を迎えることもある。
★血統魔法(固有魔法):
遺伝する固有の魔法。
一般に王族や貴族等で力を持つ魔術師などが意図的な婚姻などで
その得意な魔法を血統特有のものとして固定し、これを代々維持管理していく。
無論それを保持するに相応しい特殊な魔法が受け継がれている事であろう。
★ネームドモンスター:種類名ではなく個体名を付けられそれで呼ばれるモンスター
これらは通常、所謂ボスモンスターと遜色ない強さを誇るとされる。
これら名有りの凶悪なエネミーは無論特異な存在であり、
その誕生には幾つかのパターンが存在する。
☆名付け:それは存在を縛り定義する魔法。その効力による魔物の進化は凄まじいと言う。
より上位の存在から名前を授かる事により同時に力をも授かり
晴れてネームドモンスターとなった。
故にそのネームドモンスターという肩書は、
それだけで所謂ボスに匹敵するとも。
ただ名付けた者はその力の分、相応の魔力を支払わなければいけないという。
☆知名度:人々の口の端にあがるほどにその力もまた上がると言う。
その存在や活動が世に流布されていき、
やがてその名が広く世間に知れ渡る事で『世界』に認知され、
『世界』からの補助という形で力を授かりネームドモンスターとなる。
(注:その『世界』とは人々の集団無意識とも)
故にその知名度が上がる程により多くの力を授かる事になるので、
より多くの知名度いわば信仰心を集めることでより強力な存在となれる。
☆継承:やがて伝説へ……
特定のネームドモンスターが後継者にその名を代々受け継がせることによって、
その存在の神秘性をあげていき更なる知名度の上昇を導いていく。
やがてその存在は伝説へと昇華しより力を増していくであろう。
(注:ただし途中でその存在が忘れ去られない限りにおいてだが)