現実:食- パフェ(仏: parfait)VS. サンデー(英: sundae)
▼パフェ(仏: parfait)とは、
背の高いグラスに、アイスクリーム、フルーツを主体として、その他の甘い具を加えたデザート。
そのときどき、土地柄、店主の方針などにより、
生クリーム、バタークリーム、チョコレート・ソース、シリアル、ナッツなどを加える。
・語源:「パフェ」はフランス語「パルフェ(parfait)」に由来する和製語。
フランス語で「完全な」という意味の parfait (フランス語発音: パルフェ)から、
「完全なデザート」という意味とされる。
「パフェ」はその英語による発音(英語発音: パーフェイ)から。
つまり、パーフェクトソルジャーや、パーフェクトガンダム・パーフェクトジオング
のような意味であろうか。
・パルフェ(parfait):パフェの原型 「 パーフェクトだ、ウォルター」
フランスでのパルフェは、卵黄に砂糖やホイップクリームを混ぜて、
型につめて凍らせたアイスクリーム状の冷菓に、
ソースや冷やした果物を添えて皿で供するアイスクリ-ムの一種。
これは日本のパフェとは異なるが、このパルフェにさまざまに手が加えられ、
現在の日本のパフェが完成したと考えられる。
元々は「完璧なコーヒー」という意味をもつ「Parfait au café(パルフェ・オ・カフェ)」
という生クリームにコーヒーを加えて冷やして固めた氷菓だった。
日本ではパフェと同じメニューでお店によって言い方が変わる程度なので
「パフェ=パルフェ」だと考えてもいいでしょう。
1.鍋に卵黄とグラニュー糖を鍋に入れ、白くもったりするまですり混ぜる。
2. 1.にグランマニエ(フランスのオレンジ・リキュール -オレンジ・キュラソー- の一銘柄)
を加えて中火にかけ、焦げないようにしっかり混ぜながら、
鍋の底が見える程度になったら火からおろす。
3.ボウルに生クリームをピンとツノが立つくらいまでしっかり泡立て、2.を加えて軽く混ぜ合わせる。
4.器に流し入れ、冷凍庫で冷やし固める。
だが、これに似たデザートにアメリカ合衆国発祥のサンデー(sundae)もある。
これは安息日である日曜日に贅沢なパフェを食べることを嫌ったことから、
日曜日にも売れるようにより質素に作ったサンデーが登場したという説もある。
またパフェとは、コーンフレークがトッピングされていて、層が重なっているもので、
これに対してサンデーは、アイスクリームの上に色々トッピングが施されているものとされる。
「パフェ」はフランスでの産物、「サンデー」はアメリカでの産物なのである。
▼サンデー:背が低い
サンデー(英: sundae、英語発音: [ˈsʌndei] サンデイ)は、
アメリカ合衆国で生まれたアイスクリームを主体としたデザートである。
ひとすくいのアイスクリームにシロップやチョコレートや果物のソースをかけたもので、
ナッツや果物、ホイップクリーム、マラスキーノ・チェリー、砕いたクッキーなどを
トッピングすることが多い。
サンデーの起源はよくわかっていない。
また、ニューヨーク州ニューヨーク、イサカとバッファロー、
ウィスコンシン州トゥーリヴァース、
イリノイ州プレインフィールドやエヴァンストン、
ルイジアナ州ニューオーリンズ、
オハイオ州クリーブランドなどがそれぞれサンデー誕生の地と主張している。
●ウィスコンシン州トゥーリヴァースでは、
1881年にアイスクリームパーラーを経営していたエド・バーナーズ(Ed Berners)が、
ジョージ・ハローアー(George Hallauer)の注文で
チョコレートシロップをアイスクリームにかけたのがサンデーの始まりだと信じられている。
バーナーズは当時条例でクリームソーダを売ることが禁じられていた日曜日に
5セントでクリームソーダの代わりにこのデザートを提供するようになった。
ただ、これが違法だと判断される恐れもあったと言うのに、軽はずみな……
いや或いは、そのような行為に及んだと言う事は……うん、どう考えても確信犯的である。
だが、まかり間違えばサンデーは【脱法ソーダ】になりかねなかった。
また、バーナーズによると、
トゥーリヴァースからそれほど遠くない同州マニトワックで
アイスクリームパーラーを経営していたジョージ・ギフィー(George Giffy)も
日曜日だけサンデーを売り出したが、ある10歳の少女の希望により、
毎日これを売るようになったという……とんだペド野郎である。
この他、つづりが「Sunday」(日曜日)から「Sundae」に変わったきっかけは、
バーナーズにガラス器を卸していたセールスマンがつづりを間違えたという説と、
「主の安息日」の名をデザートの販売名としたことに対するキリスト教徒の反発によるという説がある。
これも、ただのスペルミスなら即座に訂正するものですが、
どう考えてもクレーム対策にしか……
●一方、ニューヨーク州イサカでは、
1892年4月3日にユニテリアン派の牧師ジョン・M・スコット(John M. Scott)と
プラット&コルト薬局の所有者チェスター・C・プラット(Chester C. Platt)が
思いつきでアイスクリームにチェリーシロップをかけ、
更にサクランボのシロップ漬けをのせたという。
その日が日曜日だったことから、スコットとコルトはこれをチェリーサンデーと名付けた。
事実、印刷物に現れたサンデー最古の記録は、
同年同月5日付のイサカ・デイリー・ジャーナル紙に掲載されたチェリーサンデーの広告である。
プラット&コルト薬局はチェリーサンデーに続き、
ストロベリーサンデーとチョコレートサンデーも発売した。
プラット&コルト薬局のサンデーの人気は大変なものだったため、
チェスター・プラットは1894年までにアイスクリームサンデーを商標登録しようとした。
●他にもイリノイ州エヴァンストンでは、
全米でも最初(1890年)に宗教上の理由から
日曜日にソーダ水を販売することを禁じる条例を可決した自治体の一つだった。
合衆国の悪名高き禁酒法(1920年-1933年)に先駆けての事である。
元々アメリカ合衆国とは、ピューリタンが作ったといっても過言ではありません。
20世紀初頭の前後にはこういう人々が無視できないほどの勢力を持っており、
ついに法的に動いたというわけです。
最も強烈なエピソードを持っているのはキャリー・ネイションという女性で、
まさかりを持ってバーに押し入り、酒瓶を粉砕したことがあったとか。
BBA無茶すんな! ホント!!
ここで、ドイツのルター派牧師であり
反ナチ運動組織告白教会の指導者マルティン・ニーメラーの言葉に由来する詩を述べよう。
『ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は共産主義者ではなかったから
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった
私は社会民主主義ではなかったから
彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は労働組合員ではなかったから
そして、彼らが私を攻撃したとき 私のために声をあげる者は、
誰一人残っていなかった』
エヴァンストンの薬局や菓子屋では、
クリームソーダを日曜日に販売できなくなったため、
アイスクリームにシロップをかけただけの「ソーダ抜きのソーダ」を合法的に販売し、
これをサンデーソーダと呼んだ。
しかしこのデザートが月曜日も販売されたため、
地元の有力者がこのデザートを安息日と同じ名前で呼ぶことに反対し、
発音は同じのままでつづりが変えられたという。
●まとめ:
パフェはもともとフランスのお菓子パルフェ(Parfait)
というアイスクリームみたいな冷菓に、
ソースや生クリーム、フルーツなどを盛りつけたデザートです。
Parfaitは英語にするとPerfect、つまり「完璧」なデザートという意味なんです。
フランスではアイスケーキみたいなものにデザートを盛りつけたものを
パルフェと呼ぶことがあるそうで、
形は必ずしも日本のパフェと同じではありませんでした。
そんなパルフェがいつしか日本に伝わり、独特の進化を遂げて「パフェ」となったそうです。
つまりデザートクレープのようにフランス生まれの日本育ちなデザートなんですね。
一方、サンデーはアメリカ生まれです。
でも、なぜサンデーが生まれたのかは諸説あります。
1つはキリスト教徒が多いアメリカは日曜日を安息日として贅沢を禁止していました。
そんな中1880年代にクリームソーダが大流行したのですが、
教会から「クリームソーダは贅沢品である」と判断され
「ソーダ水にアイスクリームを浮かべたものは禁止」となってしまったそうです。
彼等にとってソーダ水にアイスクリームを混ぜたものは
人々を堕落させる悪魔の食べ物だったのでしょう。
まあ、とある共産主義者は「宗教は民衆のアヘンである」と、言ったそうだが。
あるお店の店主が、逆転というか天の邪鬼的な発想で、
「じゃあクリームソーダではなく、
アイスクリームにソーダ以外のモノをかけて出せば良いじゃん」と
「Ice Cream Sunday」と名付けて発売したところ爆発的なヒットになりました。
その後Sundayはあからさまだから、Sundaeに変えたと言う説があります。
この説にはソーダ水+アイスじゃなくて、
アイスクリームにチョコソースだけをのせて質素なデザートとして売り出した
なんて言うのもあるんですけど、
だいたいアイスに何かをかけて売ったらそれは爆発的に売れた、と言う説でした。
▼「パフェ(パルフェ)」と「サンデー」の違いは? :
「パフェ(パルフェ)」と「サンデー」の明確な違いは、
正直なところ生まれた場所と名前だけで、
生まれた経緯や定義などは諸説があり、実ははっきりしていない部分が多いのです。
【パフェは細長い入れ物、サンデーは丸い入れ物】、
【パフェは昼間のデザート、サンデーは夕方以降のデザート】、
【パフェは元々フルーツにアイスクリームをトッピングしたもの、
サンデーは元々アイスクリームにチョコレートソースをかけたもの】
などと言った説もありますが、ほとんど明確な違いはないと言えます。
なので「パフェ」と「パルフェ」、「サンデー」に明確な差はなく、呼び方は作り手次第。
例えばサンデーを背の高いガラス器に盛ると、
パフェ(アメリカンパフェ)になり、
またパフェとパルフェの区別はつかないと言えます。
・日本での2つの違い
パフェとサンデーの違いはあるのでしょうか?
比較的カジュアルでコンビニとかでも売っているのがサンデーの場合が多いようですね。
すごく簡単なのだと
プラスチックのカップにソフトクリームを入れて
チョコソースをかけるとサンデーと呼ばれますが、
これをパフェと呼ぶことはあまりありません。
逆にフルーツとか生クリームとかプリンとか、
具が盛りだくさんで豪華&お値段お高めなものがパフェと呼ばれたりします。
もちろんちょっと豪華バージョンのサンデーもありますけどね。
・英語圏での違い
英語圏ではサンデーというと器にアイスクリーム、その上に生クリーム、
そしてチョコソースがかかっていて、最後にナッツをかけたものが圧倒的に多いです。
あとはチョコソースがキャラメルソースだったり、ストロベリーソースだったりします。
フルーツはほとんどのっていません。
そしてフランスのお菓子のパルフェ的なものはオシャレなレストランに行けばありますが、
日本のパフェのようなものは今のところ見たことありません。




