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現実:歴史-先史時代の人類史

▶先史時代の人類史:先史時代の対象範囲は、定義に忠実ならば宇宙開闢以来の時間範囲が該当する。


注:以下にあるすべての年代表記は、人類学、考古学、遺伝学、地質学や言語学からあくまで推測されたものである。そのため、最新の研究によって変更される場合があるが当方は一切感知しない。



約138億年前 - 宇宙が生まれた。


先カンブリア時代(46億 - 5億4200万年前)

約46億年前 - 地球誕生。

約45億5000万年前 - 月が誕生。(ジャイアント・インパクト説)

約40億年前 - 原始海洋ができた。この頃、原始生命が誕生したと考えられている。

約38億年前 - 真正細菌バクテリア古細菌アーキアの出現

約32億年前 - 光合成をする生物が現れる。

約27億年前 - シアノバクテリアの大量発生により酸素の供給量が増加。

約24億 - 22億年前 - 現在分かっている最古の氷期 ヒューロニアン氷期

約22億2000年前 - マクガニン氷河時代、全球凍結

約20数億年前? - 大気中の酸素の増加。

   酸素は初期の生物の大量絶滅と酸素を効果的に利用した生物のさらなる進化を導いた。

約20億年前 - 現存する最古かつ最大の小惑星衝突フレデフォート・ドーム

約20億 - 19億年前 - 最初の超大陸(ヌーナ大陸)出現か?

約10億 - 7億年前 - ロディニア大陸誕生

約10億 - 6億年前 - この頃、多細胞生物が出現した。

約8億5000万年前頃 - この頃の1年は約435日。

約7億年前 - スターチアン氷河時代、全球凍結。

約6億5000年前 - マリノアン氷河時代、全球凍結。

約6億年前 - ゴンドワナ大陸がロディニア大陸から分裂。



古生代(約5億7000万 - 約2億5000万年前)

約5億4200万 - 5億3000万年前の間 - カンブリア爆発。

約4億6000万 - 4億3000万年前 - 一時的な氷河期(アンデス-サハラ氷期)。

約4億3000万年前頃 - 生物の大量絶滅(オルドビス紀末)。

           6000光年以内で起こった超新星爆発によるガンマ線バースト仮説。

約4億2000年万前 - 植物の上陸。

約3億6000万年前 - 生物の大量絶滅(デボン紀後期)寒冷化と海洋無酸素事変の発生。

約3億5920万年前 - 温暖期、氷河の消滅。この頃、大森林が各地に形成(石炭の元)。

        - 脊椎動物(両生類)の上陸。

約3億5000万 - 2億5000万年前 - 大規模な氷河時代だったとされる(カルー氷期)。

約3億年前 - 昆虫が拡大。ゴキブリもこの頃に出現。爬虫類の出現。

約2億5000万年前ごろ - ローレンシア大陸、バルティカ大陸、シベリア大陸などすべての大陸が次々と衝突したことによってパンゲア大陸が誕生した

約2億5000万年前 - 生物の大量絶滅(ペルム紀)



中生代(約2億5000万 - 約6500万年前)

約2億5000万年前 - 爬虫類から双弓類を経て進化した恐竜の出現。

約2億2000万年前 - 生物の大量絶滅(三畳紀末)。

約2億年前 - パンゲア大陸の分裂がはじまる。

約1億年前 恐竜の全盛時代。

約7,000万年前 - 岡部倫太郎、SERNに反抗するとタイムマシンで飛ばされる?

         北米に初期の霊長類が出現した。

約6,550万年前 - 生物の大量絶滅(白亜紀末)。この頃、恐竜が絶滅。アンモナイトも絶滅。



新生代(約6,500万年前 - 現代)

約4,500万年前 - インド亜大陸が北上を続け、ユーラシア大陸に衝突しテチス海が消滅。

約2,500万年前 - アルプス・ヒマラヤ地帯などで山脈の形成。

約2,000万年前 - 現存する最古の湖の形成。(バイカル湖,タンガニーカ湖)


約1000-500万年前 - アフリカで大地溝帯グレート・リフト・バレーの形成が始まる。

約1000万年前 - ヒト亜科がヒト族とゴリラ族に分岐したと推定。

約700万年前 - ヒト族はヒト亜族とチンパンジー亜族に分岐したと推定。


- ヒト科の動物が分岐したのは約700-500万年前と推定している。

アウストラロピテクス・アファレンシス以前の化石が長い間見つかっていなかったため400万年前までの期間はミッシング・リンクと呼ばれていた。 -


約600-400万年前:琵琶湖の形成。世界に現存する湖の中では3番目に古い湖と考えられている。

約500万年前:人類と類人猿が共通の祖先から別れた。

約400-200万年前:アウストラロピテクス(猿人)最初期の人類。一定の道具使用した。


旧石器時代・中石器時代(約260万 - 3万年前)

約250万年前 - 最古の類人猿と思われる化石発見。

       ホモ属人類の台頭。石器をようやくまともに作れるようになった。

約170-120万年前 - 原人、アフリカを脱出してユーラシアへと広がった。

         まさに文化的大革命、大躍進政策風であった。(意味深)

約50万年前:現生人類とネアンデルタール人の共通祖先が分岐。旧人。

約35万年前:ネアンデルタール人出現。

約30万-3万年前:ネアンデルタール人のムスティエ文化がヨーロッパで発生。

約25-20万年前:ホモ・サピエンスの出現。ミトコンドリア・イブの存在。

約12万年前:解剖学的に現代人と言えるホモ・サピエンス・サピエンスがアフリカで生まれる。

      初期のヒト属による火の利用

約7,5万-7万年前:トバ火山大噴火(トバ・カタストロフ理論)

      劇的な寒冷化はおよそ6000年間続いた。

      その為ヒトが衣服を着るようになったのではないかと推定。

      なおトバ事変の後まで生き残ったホモ属はネアンデルタール人と現生人類のみ。

      現世人類も、トバ事変の気候変動によって総人口が1万人にまで激減した。

約7万-5万年前:ホモ・サピエンス・サピエンスがアフリカからアジアに拡がる。(出アフリカ)

その後この人類の子孫に当たる集団は南インド,マレー諸島,オーストラリア,日本,中国,シベリア,

アラスカそして北アメリカ北西部まで広がった。

約4,5万年前:ロシアのドン川畔で遺跡を築く。

約4,2万年前:アボリジニーがオーストラリアに渡来する。(4,2〜4,5万年前)



後期旧石器時代:(約3万 - 約1万年前)

紀元前32,000年頃、グルジアの洞窟から世界最古の繊維を発見。

紀元前30,000年頃、オーリニャック文化がヨーロッパで発生。

          日本の立川ローム基底部(X層)で石斧発見。

紀元前28,000年頃、日本列島の旧石器時代人は、狩猟具(石槍)を発達させ、大小の哺乳動物を狩猟。

紀元前28,000-26,000年頃、フランスのヴェゼール渓谷で、トナカイの狩猟が行われた。

紀元前26,500年頃、アジアもしくはオーストラリアを経由して、人類がニューギニア島へ到達。

紀元前26,000-18,000年頃、ヨーロッパでグラヴェット文化が起り、銛、針、鋸が発明された。

紀元前24,000-22,000年頃、繊維の利用が広がり,籠や衣類,袋,籠,網やベビ-キャリ-などを製造。べっぴんさん?

紀元前23,000年頃、鹿児島県姶良火山が大爆発。

          九州-関東地方直径2000キロにおよぶ卵形の地域に火山灰が降った。

          現在の鹿児島湾は姶良火山活動によってカルデラとなっている。

          なおこの頃を境になぜかナウマンゾウが日本列島から姿を消す。

紀元前23,000-21,000年頃、チェコ、モラヴィアのドルニ・ヴィエストニッツェ遺跡で粘土製の物体の表面に付着していた繊維を発見。

紀元前21,000年頃、イスラエルのガリラヤ湖岸での麦類の原始的な農耕らしき痕跡の発見。

紀元前18,000年頃、ヒトの移動、メキシコに到達する。

紀元前18,000-16,000年頃、最終氷期の最も寒い時期。

          海水面の高さが現在よりも約150メートル低かった。

          フランスでシャテルペロン文化が興る。

紀元前14,000-12,000年頃、フランス、ピレネー山脈のテュク・ドドゥベール洞窟にて、

          ヨーロッパバイソンを描いた洞窟壁画が発見された。

紀元前16,000-14,000年頃、沖縄県で旧石器時代終末or縄文時代草創期の人類の人骨発見。

紀元前15,000年頃、北スペイン・カンタブリア地方でかの『アルタミラ洞窟の壁画』が描かれた。

紀元前14,000年頃、縄文時代の始まり。縄文土器がつくられはじめる。

紀元前13000年-11000年頃、人類が北米大陸に到達。

紀元前12,800-10,800年頃、北アフリカ気候が湿潤期となった。

          後に乾燥してサハラ砂漠となるこの地域は、当時水が豊富かつ肥沃であり、

          このため帯水層で満たされていたのだったが近年……。

紀元前12,000年以上前、米国オレゴン州の洞窟でホモ・サピエンスがいたことを示す証拠発見。

      ミトコンドリアDNAから東アジアやシベリアの人と共通する特徴をもっているという。

紀元前12,000年頃、中国長江流域で陸稲稲作の開始(仙人洞・呂桶環遺跡)。

紀元前12,000年頃、イヌの家畜化。

紀元前11,000年頃、日本で縄文時代草創期、オオツノシカが絶滅。

         北東アジアで土器の製作が始まった。



 - 紀元前10千年紀は、西暦による紀元前10,000年から紀元前9001年までを指す千年紀である。現在からおよそ1万1000年〜1万2000年前に当たる。

 紀元前10千年紀は中石器時代や亜旧石器時代が始まる時期であり、完新世の最初のころである。雑穀や米の最初の形の耕作に基づく農業が、西南アジア(肥沃な三日月地帯)で起こった。

 世界人口はおよそ100万から1000万人の間で、その大半であった狩猟採集民は、南極大陸とジーランディア以外の全ての大陸に拡散した。

 最終氷期であるヴュルム氷期が終わり、現在まで続く間氷期が始まると、北部地域への再植民が行われた。


 ここから記載するのは現生人類ホモ・サピエンス・サピエンスの歴史である。 -



紀元前10,000年頃、最終氷期(一番最近の氷河期)が終わる。

         シベリアと北アメリカを結ぶベーリング地峡が水没した。

         氷河溶融により海面は急に上昇し、広範囲に及ぶ内陸の大洪水が起こった。

         ホモフローレシエンシスがなぜか絶滅。

         とうとう人類はホモサピエンスのみとなる。

         アナトリア南東部ギョベクリ・テペ遺跡(世界最古級の石造の宗教建築)。

         縄文時代早期。日本列島の温暖化・温潤化が進む。

         ハナイズミモリウシ,本州のヒグマ等が絶滅、本州以南では陸上大型動物消滅。

紀元前9,500年ごろ、この頃に小アジアで野生の草を収穫(必ずしも耕作していたとは限らない)をしていたという証拠がある。

紀元前9,000年頃、シリアのテル・アブ・フレイラ遺跡で最古級の農耕の跡(ライ麦)。



中石器時代

紀元前8,000年頃、人類の人口が推計500万人に達する。

紀元前8,300-7,300年頃、死海の北西部,古代オリエントのエリコで周囲を石壁で囲った集落が現れる。



新石器時代

紀元前6,000-5,000年頃、現代のイラク北部に当たるメソポタミア北域で農耕が本格的に始まる。

            栽培されたものはオオムギやコムギ。

            当初はビールやグルーアル(粥)、スープに、後にパンが作られた。

            エリコに円筒型石塔が築かれた。

紀元前5,300年頃、鬼界カルデラの破局的噴火により九州や四国の縄文人を死滅。

         その後1,000年ほど九州は無人の地だった。



青銅器時代

紀元前2,000年頃、農耕の普及により人類の人口が推計8700万人に達する。

紀元前1,700年頃、楔形文字が発明され、文字記録が始まる。

紀元前1,500年頃、ギリシア神話の神々と英雄たちの物語の時代。


鉄器時代

紀元前1,400年頃、現在のトルコ付近に住むヒッタイト人、鉄器を発明。

紀元前1,200年頃、トロイ戦争。ホメロスの「イリアド」「オデッセイ」などの叙事詩がこの後に書かれる。

         「前1200年のカタストロフ」

         災厄は古代エジプト、西アジア、アナトリア半島、クレタ島、ギリシャ本土を襲った。

紀元前1,000年頃、ストーンヘンジの建造が始まる。



そして、歌や物語のみが歴史を語り継ぐ神話の先史時代は終わり、そして文字による原史時代を経て、史料の残る歴史時代へと続いていく……



▶メソポタミア・エジプトでは紀元前3,500年ごろから青銅器時代がはじまった。



▼メソポタミアにおいては青銅器時代に入る前から都市が形成されていたが、青銅器時代に入るとさらに発展は加速し、ウル・ウルク・ラガシュなどといったシュメールの都市国家が栄え、紀元前2,350年頃にはアッカド王サルゴンがメソポタミアを最初に統一し、やがてウル第三王朝やバビロニア、カッシートなどの広域王朝が交代を繰り返すようになった。このほか、メソポタミア北部においてはアッシリアやミタンニなども建国された。


▼エジプトにおいても青銅器文明に入ると統一王朝が形成され、エジプト初期王朝時代を経てエジプト古王国が成立した。その後、エジプト第1中間期、エジプト中王国、エジプト第2中間期を経て、エジプト新王国期までがエジプトの青銅器時代である。


▼エーゲ海地方においては、紀元前3,000年頃から2,000年頃にわたって続いたキクラデス文明や、クレタ島に栄えたミノア文明(ミノス文明、クレタ文明)、ギリシア本土に栄えたミケーネ文明、小アジア西端のトロイア文明といった、エーゲ文明の名で総称される各文明が起こっていた。


▼オリエントにおいては、アナトリア高原にヒッタイトの現れる紀元前1,500年前後までが青銅器時代と考えられる。ただしこの時期のオリエントにおいて鉄器の製造技術を保持していたのはヒッタイトのみであり、ほかの諸国においては青銅器時代が継続していた。オリエント全域に鉄器が広がり青銅器時代が終焉するのは、紀元前1,200年ごろに海の民の襲撃によりヒッタイトが滅亡し、その技術がオリエント全域に流出した、いわゆる前1200年のカタストロフののちのことである。


▼インドにおいては紀元前2600年から紀元前1800年ごろにかけて、インダス川流域にモヘンジョ・ダロやハラッパーなどの諸都市によるインダス文明が栄えた。


▼ヨーロッパでは紀元前2300年〜紀元前1900年ごろのビーカー文化後期、紀元前1800年〜紀元前1600年ごろから始まったウーニェチツェ文化、紀元前1600年〜紀元前1200年ごろの墳墓文化(西部)およびトシュチニェツ文化(東部)、紀元前1300年ごろからの骨壺墓地文化(西部)およびルサチア文化(東部)などを経て、紀元前800年頃から青銅器時代から鉄器時代への移行期に入った。また、北ヨーロッパにおいては青銅器文化の時期はやや遅れ、紀元前1700年〜紀元前500年ごろに北欧青銅器時代を迎えた。


▼中国では、紀元前3100年頃から紀元前2700年頃にかけて甘粛省や青海省といった黄河最上流部に栄えた馬家窯文化において青銅の物品が発見されており、この時期に青銅器時代に移行したと考えられている。その後、黄河中下流域に栄えた龍山文化や二里頭文化を経て、紀元前1600年頃には二里岡文化に代表される中国最古の王朝である殷(商)が成立した。殷代の青銅器は、饕餮トウテツ文と呼ばれる複雑な文様が青銅器の表面に鋳造されていることで知られる。その後周代を経てから春秋時代(紀元前770年〜紀元前400年ごろ)までが青銅器時代に相当し、鼎に代表されるさまざまな特異な青銅器が生まれた。こうした青銅器の表面にはしばしば文字が鋳造されるか刻まれ、金文と呼ばれて貴重な資料となっている。

現実:歴史-先史時代(中石器時代、新石器時代)に続く

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