表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/36

「まささん、予約を入れる」の巻

(ドSなねねさんの韓国式マッサージ(拷問)から解放されたまささんは、妙にご機嫌な彼女に向かって、次回のデートに都合の良い日を尋ねるのでした)


「(心の声:アイタタタ……酷い目に遭った)ところでねねさん。来月あたり、お時間都合の良い日はありますか?」


「いきなりどーしたんですか? ひょとして、でぇとのお誘いですか?」


「平たく言えば」


「そーですねー、う~ん、特にこれといて良い日はないです」


「あらら、そうなんですか」


「でも、まさちゃんが『この日がいい』て決めてくれたら、出来るだけその日は空けるようにしておきますよ~」


「例えば、クリスマスイブでも?」


「例えば、クリスマスイブでも、です」


「じゃあ、その日、空けといてくれませんか? お気楽にデートしましょう」


「マジですか? うれしーです!」


「何か食べたいものあったら、当日までに考えておいて下さい。少しぐらい値が張っても構いませんよ(心の声:まあ、このの場合、日本人女性みたいに高いところ望まないからな。その点では楽でいいや)」


「わかりました。そしたら何か考えておきますね。ところで──」


「ところで?」


「まさちゃん、わたし、温泉行きたいです!」


「ああ、そういやさっき、そんな風なこと言ってましたっけ」


「どこかいいところ連れててください!」


「いいですよ。じゃあ、春になったら。それまでに、どこかいいところ見繕っておきます」


「楽しみです! とにかくお湯です! いかにも温泉ていた感じのお湯のところ、探しておいてください!」


「かしこまりました」


「そしたらわたし、また今日みたいに、まさちゃんをマッサジしてあげますから! 楽しみしておいて下さいね!」


「は、はは(心の声:それは勘弁)」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ