「まささん、持論を展開する」の巻
(席に着く早々、まささんの過激な持論が炸裂します)
ま「そもそもだな。誰かを裏切ると決めたのなら、裏切った相手から恨まれるのなんざ、端っから計算に入れておかなくちゃならないシロモンだ。裏切られた側によほどの理由がない限り、二度と好意的な反応をもらえないものと心底覚悟しておくべきだ」
A・B「ふんふん」
ま「なのにな。どういうわけかこの手の連中は、自分が裏切った相手に向かって、苦しい立場になったとたん、恥ずかしげもなくすり寄って来るわけだ。ありえんだろ? 自分を憎んでる相手が、なんで救いの手を差し伸べてくれるなんて思えるんだ? 普通に考えたらさ、これ幸いと『ザマァ!』されるのが当然だろ?」
A「ま、普通ならそうですわな」
ま「で、なんでそういう選択を擦るのかというと、その根底にあるのが他罰主義と自己評価過大だからだ。早い話が、『裏切らせたアンタが悪い。わたしは、ちっとも悪くない』と、『アイツがわたしを切り捨てる訳がない。だって、アイツはわたしを愛してるんだもの。フッ、チョロいわ』のふたつな訳だ。端から見りゃあ馬鹿げた考えなんだけど、奴らの脳内では、どういうわけかこれが絶対の正義として君臨してる。自分が手酷く裏切った旦那や日本が受け入れなかったら即座に逆ギレかますのは、こいつが理由さ。要するに、相手をベロベロに舐めきってるってわけだ」
B「理解」
ま「もともと日本人っつーのは裏切りが下手な民族なんだな。民族殲滅戦を経験してないからだと思う。ゲームの『ディプロマシー』なんかでもそうだけど、裏切りは、一度実行したからには裏切った相手を再起不能にしなくちゃいけない。なんとしてでもしなくちゃいけない。じゃないと、そいつがいつどこで仕返ししてくるかわかんないからね。なんせ、そいつにとって自分は、いわゆる不倶戴天の敵ってなわけだから。そして、そこまで深く考えずに気楽に裏切り楽しんでる連中は、当然だけどいつ落とし穴にはまっても仕方がない。自業自得と言えるがね」
A「あれっすよね。よくドラマなんかにある、自分を狙う殺し屋から『おまえを守るボディガードを始末したら、見逃してやるぜ』って言われて、大喜びでそれやっちゃう奴」
ま「目先の利益には敏感だけど、それに手を伸ばした時に何を代償に支払うかは極めて鈍感って奴だ。最近、韓国の経済や国際的地位が急降下してるのも、日本のオンナたちが『結婚出来ねーッ!』って叫んでるのも、根っこにあるのは同じ思想に違いないわな」




