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質屋・橘堂にてシリーズ

質屋・橘堂にて

路地裏の小さな質屋〈橘堂〉を切り盛りするのは、三十二歳の店主・橘梨花。
 おっとりとした口調ながら、父から受け継いだ確かな目利きで「品物が語る真実」を読み取る女性だ。

 ある日、若い青年が緑色の箱を抱えてやってくる。中にはギャランティもオーバーホール証明も揃ったロレックス・デイトナ――しかし時計は十一時五十五分を指したまま沈黙していた。

 やがて現れる幼馴染の刑事・佐久間。彼が持ち込んだ盗難品リストと、止まった時計の示す“ある時刻”が重なったとき、梨花の微笑みの裏で冷徹な推理が動き出す。

 「時計は嘘をつきませんからねえ」

 質草が語るのは、殺意が放たれた瞬間の真実。
 質屋探偵・橘梨花シリーズ、開幕の一編。
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