妖精とお月さま
綺麗なもの、素敵なもの、優しいもの、楽しいもの。桜の木の妖精たちは、そういったものが出す小さな音色が大好きです。
ですから、お花の咲く季節は、みんな桜の花びらの色に染まります。
そんな風にして、季節の移ろいと共に、体の色を変えてゆくのです。
けれども、一人だけ透明になってしまった子がいました。
誰にも気づいてもらえなくなってしまいましたから、妖精の子は一人ぼっちになってしまいました。
『どうして、透明になってしまったのでしょうか?』
その答えは、お月さまが知っていました。
妖精の子と、お月さまが対話をする優しいお話です。
ですから、お花の咲く季節は、みんな桜の花びらの色に染まります。
そんな風にして、季節の移ろいと共に、体の色を変えてゆくのです。
けれども、一人だけ透明になってしまった子がいました。
誰にも気づいてもらえなくなってしまいましたから、妖精の子は一人ぼっちになってしまいました。
『どうして、透明になってしまったのでしょうか?』
その答えは、お月さまが知っていました。
妖精の子と、お月さまが対話をする優しいお話です。
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移ろいゆく季節
2025/09/09 08:10
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2025/09/11 07:11
(改)