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第2話:道具屋店主、スライムを見ただけで蒸発させるレベルになっていた

「最近この村、魔物被害ないな」

「全部“あの道具屋の店主”が見ただけで溶かしたらしいぞ」


とんでもない噂が村中に広まり、気づけば“伝説の隠れ勇者”として神格化される俺。


いや、俺はただ木の細工作ってただけなんだって!!


だが現実は非情だった。


「村の守備隊が全滅!? 魔王軍の偵察部隊が来てるって!?」


村の外れに出向くと、確かにそこには巨大な魔獣がいた。


が。


「……うん、あれ怖いから帰って寝る」


そうつぶやいて一歩下がっただけで——


魔獣が勝手に爆発した。


「えっ、怖がったら死んだんですけど!?!?!?」


木のお守りは静かに光り、勝手に装備が“恐怖の波動・MAX”モードに切り替わっていた。


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